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2024-05-09 20:02:00

家族や身近な関係こそ意識したほうがいいこと

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家族や仕事仲間という
身近な存在になると
つい「同じ考え」のはずと
思い込んでしまいがち。

 

家族なんだから
仲間なんだから
「普通こう考えるのが当然」
などと、自分と同じはずと
思っちゃいますよね。

 

実は、これがトラブルの元。

 

同じだと思っていたはずが
違うことに気づくと
心がざわついて「何で?」
と疑問を感じます。

 

私がこう思っているから
あなたもこう思うのが当然。

もう少しわかりやすくすると
あなたのためにしてあげたのに
お礼を言うのは当然でしょ。

 

自分は、誰かに
何かしてもらったら
「ありがとう」って
言ってるのに、してあげても
ありがとうの言葉もない
「何で?」と怒る。

 

と言った感じ。
伝わってるかな~

 

ここで、重要なのは
「同じ」にするのではなく
「違う」ことを認めること。

 

学び続けている心理学でも
度々この話題が上がり
近い関係こそ「離別感」が
必要なんだと感じてます。

 

「離別感」とは
まさに、前回の記事で触れた
「自分のご機嫌は自分で」が
離別感覚なんです。

 

自分はこうしているのに
相手はしてくれないなど
相手の言動で気持ちが
右往左往してしまう人は
離別感を持ってない人。

 

逆に、
自分はこうしているけど
相手は違っていても
まあいいんじゃないと
割り切れるのは
離別感を持っている人。

 

さあ、あなたはどっち?

 

ある意味、
私は私、人は人ということを
心の底に持っていると
違うことに過剰に反応
しなくなると思うんです。

 

なんか、人は人と聞くと
冷たい感じや身勝手に
思う人もいるでしょう。

 

「離別感」を持つことは
何も相手に共感したり
優しい気持ちになることを
やめることではありません。

 

違うということを認めて
自分とは違う考え方だけど
それもいいねと共感する
気持ちを持てばいいんです。

 

相手から思った返しが
無かったとしても
まあいっかと思えるか
どうかなんです。

 

家族や身近な人でも
別々の人格なんです。

 

「普通は〇〇だよね~」
と言ってしまう人は
「私は〇〇だと思ってるけど
あなたは〇〇って思うのね」
に切り替えてみては。

 

それが本当の
「思いやり」
なのではないでしょうか。