ブログ
無理に仲良くしなくてもいい、親との関係の整え方
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
この仕事をしていると
人間関係に悩んでいる人の
多くは、家族関係に問題が
あることが多くあります。
特に、両親との関係が
周囲との人間関係に
影響を及ぼすことが
多いように思います。
例えば、大きな声で怒られる
ことや、激しい夫婦喧嘩を
見聞きしていれば、大声で
テンションが高い人は苦手
に感じてしまう可能性が
あります。
と言ったように、両親の
言動が大人になった時に
対人関係に大きく関わって
いるように思います。
だからと言って、あんに
両親との関係を改善する
ということではありません。
たとえ親子と言えど、相性が
合わないこともあります。
交流分析では、先祖代々
受け継がれている
「人生脚本」という刷り込み
のようなものがあって
無意識にその脚本を忠実に
守り暮らしています。
しかも、時代に合わせて
書き換えられた脚本でなければ
時代錯誤の脚本で生きづらさを
感じてしまうものです。
そうなんです、両親も
そのまた両親から渡された
「脚本」を疑うことなく
守ってきたのかもしれません。
自分の両親も、その脚本に
もがき苦しんで生きて来た
可能性もあるということです。
私の場合、高齢の両親に
今更、脚本を書き換えて
もらおうとは思ってなくて
自分の両親が引き継いだ
「脚本」を想像して、今まで
どんな生き方をしてきたのかに
想いを巡らせて、今の言動に
繋がっていると理解しています。
だから、昔に比べたら両親との
関係は良好だと思います。
それでも、両親の言動によって
自分自身の心が乱れたり
傷つくという人もいるでしょう。
そういった場合は無理に
仲良くなろうとは考えず
両親の言動は祖父母から
受け継いだ「脚本」なんだと
思うことで、「しょうかない」
と割り切ることができる
かもしれません。
割り切ることができれば
自分の両親から受け継がれた
「人生脚本」を客観的に見る
ことができて、大切な個所は残し
不必要な個所は消して
自分色の「脚本」に書き換え
られるはずです。
両親とべったり仲良くなる
必要なんてなくて、いい距離感
を保つことで、自分が思う
いい関係になれば
いいんじゃないでしょうか。
お盆休みは、両親が受け継いだ
「人生脚本」を知るいい機会。
どんな子ども時代を過ごして
きたのか聞いてみては
いかがでしょうか。
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誰かの気分に振り回されないで
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
誰かに傷つく言葉を
投げかけられたとき
「私が悪いのかな」
「何かしたのかも」
と自分を責めてしまうこと
ありませんか?
でも、その傷つく言葉の
理由が「あなたの価値」や
「人間性」の問題ではない
可能性があるということを
心にとめておいて欲しいのです。
誹謗中傷するする人の多くは
心のどこかに「不安」や
「自己否定感」を抱えて
いるものです。
例えば、
・自分は認められてない
・自信が持てない
・不満やストレスが多い
などの心の痛みや不安を
誰かを攻撃することで一時的に
和らげようとする行動なのです。
つまり、あなたを攻撃して
くる人は、あなたを見ている
ようで、実は無意識に自分の
内面と戦っているのです。
かと言って、「なぜ自分なの?」
と思う方もいると思います。
その理由は、あなたの人間性
ではなく、あなたの反応が
その人にとって期待通りの
ものだったからです。
例えば、何か言われるかもと
おどおどしたり、ビクビク
していると、その反応こそが
そういった人たちの大好物
なのです。
少し距離を置いて、よく
観察してみてください。
誹謗中傷する人は、そういう
反応をする人をターゲットに
していることが多いです。
そんな、残念な人に
自分の大切な心や時間を
奪われていると考えたら
どうでしょう、とても
もったいないと思いませんか。
人は、自分の危険をいち早く
察知するために、アンテナを
立てています。
だからこそ、一度嫌な思いを
するとそこに注意を払います。
そうなると、傷つける相手や
言葉、態度がやたらと
気になってしまいます。
そうすると、自分を大切に
思ってくれる人の言葉や
態度に目が向かなくなって
自分の価値が低いと
思い込んでしまいます。
そうならないためにも
自分を傷つける言葉や態度を
浴びたときほど、自分を
大切にしてくれている人の
言葉や態度を思い出したり
実際に会いに行ってみては
いかがでしょうか。
そして、自分を傷つける相手
とは、一定の距離を置くことや
放たれた言葉や態度を
真に受けないようにしましょう。
誰かの気分に振り回されない
ように、自分を大切に想って
くれる人たちとの時間を
大切にしてくださいね。
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信頼関係は「心をちょっと開くこと」から始まる
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
今の世の中は、相手のことを
根掘り葉掘り聞くことは
タブーとされています。
ひと昔前は、おせっかいな
おばちゃんやおじさんがいて
嫌でも根掘り葉掘り聞かれて
嫌でも自己開示をする
機会がありました。
それが、今はコンプライアンス
な観点では、根掘り葉掘り
聞くことは良くないこと。
それに関しては、概ね賛成です。
しかし、一方では
自己開示の機会が無くなり
さらに自ら自己開示する
ことは難しくなっている
可能性も否めません。
誰かを信用するには、
ある程度「相手のことを知る」
ことが必要不可欠です。
しかし、今のご時世自ら相手に
根掘り葉掘り聞くことは
なかなかハードルが高いです。
相手がある程度自己開示を
してくれたら、そこはクリア
できる問題だと思います。
この問題は、相手だけでなく
自分自身にも言えること。
誰かに信用して貰いたければ
ある程度の自己開示をする
必要かあるということです。
人によっては、自己開示が
苦手という人もいるでしょう。
でも、何から何まで開示する
ということではないんです。
自分自身を守るためにも
自己理解を進めたうえで
何を話すのか、何を伏せるのか
を判断することが重要です。
確かに、自己開示するには
リスクも伴います。
だからこそ、自分自身で
考え判断するしか方法が
無いのです。
私自身は、自己開示することに
あまり抵抗はありませんが
それでも、伏せている部分も
無いわけではありません。
私の自己開示のポイントは
人となりを知ってもらうために
・体験や経験
・その時の感情
・考えや想い
と言ったことを大切に、言える
範囲を自分で決めています。
気を付けなければならないのは
自己開示=欲求ぶつける
ことではないのです。
そこをはき違えている人も
少なくありません。
自己開示とは、自分が安心できる
コミュニケーションを取るには
欲求ではなく自分自身の情報を
どれだけ相手に渡せるかが
重要になります。
信用されてるか不安を感じたら
自己開示に視点を向けて
大切な情報を渡せているかを
考えてみてはいかがでしょうか
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受け取り方が変わると、職場の空気も変わる
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
私たち人間にとって、感情は
なくてはならないものです。
でもその感情をうまく扱えないと、
他者とのコミュニケーションに
すれ違いが生まれてしまいます。
特に職場では、この「感情」が
邪魔になることも多くあります。
たとえば、誰かの言葉や態度に
傷ついたとき、その出来事
そのものよりも、自分の
“今の心の状態”が影響していた、
という経験はないでしょうか?
人は、何かを見聞きしたとき、
それを「そのまま」受け取って
いるように思っていても、
実は無意識に“感情”という
フィルターを通して受け取っています。
たとえば、自分が落ち込んでいる
ときは、普段なら気にも留めない
一言に深く傷ついたり、相手の
表情に過敏に反応してしまうこと
もあります。
逆に、自分がご機嫌な時には、
同じ言葉でもさらりと受け流せ
たりしますよね。
つまり、同じ出来事でも、自分の
感情のあり方次第で、まったく
違った受け止め方になるのです。
だからこそ大切なのは、
「今、目の前で起きていること」と
「自分のご機嫌」を切り離して
考えることです。
しかもこの“感情のフィルター”は
人によって異なります。
性格や価値観、育ってきた環境など
さまざまな要素によって形成される
ものだからです。
職場という場所は、性格も価値観も
さらには、年代も異なる人たちが
集まるところ。そんな中で
「自分だったらこう思う」
「こうするべきだ」
といった価値観だけで相手の言動を
受け取ってしまうと、誤解や
すれ違いが生まれてしまいます。
相手の言葉や態度を、
感情的なフィルターを通して捉えて
しまえば、相手にそのつもりが
なくても、自分が勝手に傷ついて
しまうこともあります。
だからこそ、「相手と自分は違う」
という視点を持つことがとても
大事です。それだけでも、
コミュニケーションの質は少し
ずつ変わってきます。
ここまで読むと、
「感情は邪魔なもの」と感じた方
もいるかもしれません。
でも、感情は決して悪者ではありません。
私たちは、感情があるからこそ
人間らしく生きることができます。
そして仕事においても、感情は
大切なエネルギーの源です。
その時感じたことは、
自分の心の声。
だからこそ、湧き上がった感情を
むやみに否定する必要はありません。
ただし、大切なのは
「その感情に振り回されない」
ことです。
自分の心の声(=感情)を
大切にしながら、
「相手は自分とは違う存在」
と意識を向けてみましょう。
そのまま感情をぶつけるのではなく
ひと呼吸おいて「事実」に目を
向けてみる。
それだけで、気持ちの受け止め方が
変わり、相手との対話もしやすく
なります。
職場での人間関係に悩んだときは、
ぜひ自分にこう問いかけてみてください。
「私、今、感情のフィルターかかってない?」
もしかすると、これまで見えな
かった相手の思いや背景に、
ふと気づけるかもしれません。
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そしてこの度、ご縁を頂き
経営者の方やリーダーの方
に向けてワークショップを
開催することになりました。
「色グラム
@チームビルディング」
日程 6月27日(金)18:30~
場所 すまいテラスいな
参加費 4,000円(学生無料)
ご参加お待ちしています。
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自分を知ることで、親子関係は変えられる
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
毎週月曜日はクリニックで
ワークを実施していますが
クリニックだけには限らず
教室や個人セッションで
家族との関係性についての
ご相談が多くあります。
人間関係というと、職場や
友人との関係性に目が向きがち
ですが、家族との関係も
人間関係です。
私の経験値ではありますが
人間関係がうまくいかない人の
お話しを聴くと、ご家族との
関係性が悪い傾向があります。
実は、人間関係で最も難しい
と言われているのが
家族関係ともいわれています。
その中でも親子の関係はとても
難しいと思います。
なぜ、難しいのか…
それは、基本的には感情が
優位な関係性だからです。
例えば、親の立場なら
自分の子どもはなんとしても
守りたいという感情。
子どもの立場なら
両親に認めてもらいたい
褒めて欲しいという感情。
と言ったように、
感情が優位に働く関係性なので
理性的な思考を動かすことが
そもそも困難なのです。
また、脳のしくみでは
感情が優位なときには、思考は
鈍くなると言われていて、両方
同時には動かせないものです。
だからこそ、親子の関係性を
改善するには、時間と労力が
必要になります。
もし、親子との関係性を
改善したいと思うのであれば
まずは。自己理解が何よりも
重要です。
親の立場であれば
自分がどんな言葉や表情で
子どもに接しているのか
または接してきたのか。
自分が子どもの頃に
親から繰り返し言われたこと。
子どもの立場であれば、
子どもの頃に親から
繰り返し言われたこと。
そして、その影響下で自分が
今、どんな言葉を使い
どんな表情をしているのか。
言葉や態度は、繰り返し
浴びれば、浴びた側も
その言葉や態度は使いやすい
ものとなり、無意識に
浴びていた言葉や態度で
人に接することになります。
「両親に似ているねー」と
言われるのは、顔だけではなく
使う言葉や表情が引き継がれて
いる可能性も否めません。
知らず知らず、受け継がれた
ものは、よほど意識しないと
気がつくことはありません。
無自覚に言葉や表情が
相手の情報となってしまうのです。
その情報を元に、意図しない
自分像が相手に伝わり
誤解が生じるものです。
親子の関係においても
今、無意識に発している言葉、
表情が、親子間の関係を
良くない方向の導いている
のかもしれません。
度々記事にも書きましたが
言語、表情、仕草などは
相手とのコミュニケーションを
図るための道具です。
自分自身が、普段無意識に
使っている言葉、表情、仕草に
目を向けてみてください。
私の家庭では、「ありがとう」
という言葉をあまり聞いた
ことがありませんでした。
なので、いざ自分が言葉に
しようと思うと、恥ずかしさや
照れくささがあって
言いにくい言葉でした。
でも、心理学を学んだ時に
「ありがとう」という言葉を
1日10回言うという課題を
言い渡され、割と必死に
「ありがとう」という言葉を
使っていました。
それから10年以上経ちますが
今の家族の関係は、たまには
喧嘩もしますが、基本的には
笑いが絶えない関係を
保てています。
お互いの性格はさほど
変化はありませんが
柔らかい言葉や表情が
使いやすい道具に切り替わった
と思っています。
もし、人間関係でお困りの方は
まず、自分の道具(言葉、表情、仕草)
に目を向けてみてください。
自分に不足している言葉や
表情が分かれば、後は
使う努力をして、自分のもの
にするだけです。
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