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言葉のキャッチボールの本当の意味とは
コミュニケーションを図るうえで
「言葉のキャッチボール」という
言葉をよく耳にします。
誰かに話しかけたら、
一般的で常識的な言葉が返ってくれば
言葉のキャッチボールが出来ていると
と考えている人が多いと思うんです。
確かに、間違いではないんですが
この状況を言葉のキャッチボールが
出来ていると思うのは危険です。
事実のやり取り、例えば
A:今何時ですか?
B:〇〇時です?
この場合は感情が介入しないので、
見えてるそのままを
言葉を使って伝えることが出来ます。
この事実に関しては、
言葉のキャッチボールは
そう難しいことはありません。
厄介なのは、「感情」を伝える時。
皆さんは、弱みを人に見せられなくて
本当は淋しいと思っているのに
つい怒りをぶつけてしまった
といった経験がありませんか?
人は、幼少期(5~6歳)位までに
本物の感情を相手にぶつけ
どんな反応や態度を自分に向けて
来るのかを何度も試します。
その反応や態度が自分の欲求を
満たすのかそうではないのかを
判断して、満たされなければ
本物の感情以外の感情をぶつけ
欲求が満たされる方法を見つけます。
その見つけた方法で
この先も生きていこうと
決めてしまうわけです。
大人になってもこの方法を
かたくなに守ろうと努力します。
感情については、
この幼少期に決めた方法があるので
言葉という道具を使っても
本物の感情は伝わらず、
何か足りてないという気持ちが
残ってしまうものです。
とすると、本当に
言葉のキャッチボールは
出来ていると言えるでしょうか。
本物の感情置き去りにしたまま
幼少期に成功した方法で
言葉のキャッチボールをしている
のかもしれません。
もちろん、本物の感情を
相手にぶつけてしまえば
相手との関係性はうまく
いかないでしょう。
だからこそ、周りとの関係を
保つためにも、「本音」と「建て前」
があるとも言えます。
そこで、いちばん大切なのは
自分自身が本物の感情を認識して
認めているのかなのです。
「本音」と「建て前」が
悪いのではなくそれを自覚して
本音の部分を否定せずに
大事にすることが大切です。
しかも、相手にも「本音」と
「建て前」があるということを
忘れてはいけません。
相手の「本音」の部分を想像し、
労わることも重要です。
それが、本当の意味での
「言葉のキャッチボール」に
なるのではないでしょうか。
あなたは、自分の本音を
優しく抱きしめていますか?
相手の本音を大切にしていますか?
いちど考えてみてください。
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ここからはお知らせです。
「色彩メンタルトレーニング基礎講座」
の開講が決定しました。
この講座は、
自己認知と行動パターンに視点を向け
自分が今何を感じ、何に反応して
どんな行動パターンなのかを知り、
現在抱えている悩みや問題の解決を
探る講座となります。
講座の詳細
1回2時間 全3回
開講日程
12月8日(金) 18時~
月1回の開講を予定しています。
(2回目以降はその都度ご都合を伺い決定します)
場所
伊那市内・箕輪町内
受講人数によって場所を決定します。
開催場所が決まり次第ご連絡いたします。
受講料
1講座 15,000円
その都度受講の際にお支払いいただきます。
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お申し込みはこちらから↓
https://ssl.form-mailer.jp/fms/e1666d57801455
人との関係性を築くには「探求心」が必要
最近、地域の学校に探求の授業の
お手伝いに行くことが増えています。
「探求」何かを探し求めることで
よく探求心という言葉なら
よく耳にしますよね。
学校でも、私たちのような
地域で働く大人たちや
様々なツールを使って「探求」を
深める授業を進めています。
そのひとつで、
OODA(ウーダ)ループという
意思決定プロセスに準じて
「探求学習」を進めている
学校もあります。
その探求学習をお手伝いしていて
気づいたことがあるんです。
人との関係性を築き続けていくことは
まさに「探求学習」と同じ。
先程の「OODA(ウーダ)ループ」は
観察(observe)
方向づけ・仮説構築(orient)
選択(decide)
行動(act)
を繰り返すプロセスです。
このプロセスを人との関係性に
置き換えてみると
観察➩道具(言葉、表情)選び
➩接し方を決める➩話すといった
感じになると思うんです。
前回の記事でも、
人との関係性を築くのは
とても面倒で時間がかかるもの
しかも、生きる上での悩みの
ほとんどが人間関係です。
その面倒で時間がかかって
悩みのほどんどを占めている
人との関わりを築いていくのには
ひと工夫が必要です。
そのひと工夫に
先程の「OODA(ウーダ)」の
プロセスを繰り返してみるのも
効果が高いと考えます。
人との関係性を築くには
これという正解やマニュアルは
存在しません。
まさに「探求」なんです。
もし、人との関係性に悩んでいる
のなら、悩むことをやめて
探求なんだと捉えることが
改善の第1歩になる
のではないでしょうか。
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先月からお話していた
新講座や新メニュー
それに伴う料金変更など
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第1期生の募集は年内を考えています。
こちらは詳細が決まり次第
お知らせします。
「話が通じない」と感じたときの対処法
ほとんどの人が、人と関わる中で
考えていることや、思いが伝わらない
という経験があるはずです。
そんな時は、もどかしさや苛立ちを
感じてしまいますよね。
知り合い程度の関係なら、距離を置く
ことも可能ですが、関係性が深い
場合はそう簡単ではありません。
特に、社内での人との関わりの場合
年齢も違えば、育った環境も違う
人々が集まり会社や組織の方針に従って
労働をするという環境です。
しかも、多様性を受け入れることに
舵を切り始めた世の中ですので
もっと自分との違いを感じる
ことも多いのではないでしょうか。
人はそれぞれ価値観や考え方が
違う生き物で「違う」ことを
前提に考えなければ
人との関わりは難しくなります。
例えば、同じ組織で働いていれば
「普通はこうするだろう」と
組織内での常識が存在します。
この状況になると「違う」という
認識をするのが難しくなってしまいます。
この「違い」に目を向けなければ
相手に何か伝えようと思っても
なかなか伝わらなくなってしまいます。
「この人話が通じない」と感じた時
実は、この「違い」に目が向かず
「こうするのが常識」
「普通はこう考える」など
違いを受け入れることが阻害されて
いる可能性が高いと言えます。
お互いに「違い」を受け入れ
相手をじっくり観察して
何を考え、どんな言葉を頻繁に
使っているのか、どんな言葉や態度に
反応を示すのかを知ることが
いちばんの近道です。
「話が通じない」と相手に怒りを
ぶつけても一歩も進みません。
かえって職場の雰囲気も悪化して
他のトラブルを引き起こす要因にも
なりかねません。
そもそも、人との関係性を築くのは
とても時間がかかり面倒なことです。
面倒だからと言って細かいことを
疎かにしてしまえば、関係性を築く
ことは到底難しいです。
特に会社組織の中では
相手を理解することよりも
相手を認知することの方が
重要になります。
理解は相手を自分のことのように
感じ相手と同じ感覚になる事で
認知とは、事実のみを受け取る
言わば情報収集に近いものです。
理解をしようと思っても
数年はかかります。
まずは、情報収集に意識を傾け
認知を深めることで
伝えたいことが伝わる方法を
見つけ出すことが先決です。
認知を深めることが
職場の雰囲気を改善することに
つながり、伝えたいことが
伝わりやすい状況を生み出す
ことになります。
「話が通じない」と
感じる時には相手を知ること
から始めてみてはいかがでしょう。
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人との関係を築くことは面倒だけど必要なこと
「人は鏡」という言葉を
耳にしたことがありませんか?
人は自分を映しだす鏡だと
思っている人の方が多いと思います。
それも間違いではないんですが
自分のことを確認するために
相手が必要になっているとも
言われています。
もっと言うと、
人は自分の課題を映し出して
くれる大事な存在ともいえます。
だからこそ、生きていくうえで
人との関係性を断つこと
不可能で、関わることを
避けることは難しいのです。
また、誰しもが承認欲求を
持っています。
この承認欲求を満たすという
面でも、人との関わりは
切り離せません。
ということで、どんなに面倒だと
思ったとしても、人との関わりを
持たずに生活することは
とうてい無理な話というわけです。
人との関わりを避けられない
としたら、自分も相手も幸せになる
やり方を見つけた方が賢明です。
では、なぜ人との関係は
面倒だと感じるのでしょう。
それは、価値観や考え方が
「違う」ということが
いちばんの理由です。
自分と全く同じ価値観や考え
だったら楽かもしれませんが、
長い時間を一緒に過ごす家族でさえ
同じ価値観や考え方でいるのは
とても難しいことです。
だからこそ、人は他人と
分かり合うために言葉や表情、
仕草など様々な道具を使って
コミュニケーションを図ります。
自分がどんな道具で他の人と
コミュニケーションを
取っているのか、相手がどんな
道具を使って人と
コミュニケーションを取っている
のかを知ることが先決です。
その「違い」を認識することが
人との関係性を築くのに
重要なポイントになるはずです。
そして、相手に対して
自分の価値観や考えに
賛同してくれることを
過剰に期待をしていないか
振り返ってみてください。
その期待を持っていると
賛同してもらえない時の
ダメージはかなり強く
苛立ちや憤りを感じてしまいます。
なので、過剰に期待することは
やめて、自分も相手もOKという
立場になるようにトライ&エラーを
繰り返すことが必要です。
その立場を維持できれば
人との関係に振り回されることも
少なくなるはずです。
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性格変えずに別人みたいになる方法
対人関係のトラブルが起きたとき、
人は、相手や自分の「性格」に
フォーカスしてしまいます。
相手に対して、
「あの性格を何とかしてほしい」
自分に対して、
「こんな性格じゃなかったら」
など、自分や相手の性格が原因で
この状況になっているんだと
思いがちですが、
性格を変えることは難しいですよね。
この「性格」に視点を置いている
うちは、対人関係はいつまで経っても
改善はされません。
さて、この「性格」ですが、
生まれてから今までの
楽しいこと、悲しいこと、腹立たしいこと、
たくさんの経験で形成されています。
それを変えるということは
今までの自分の行動や思想を
自分自身で否定するようなものです。
だからこそ、「性格」を変える
ことは難しいのです。
大抵の人は「性格」を変えようと
「我慢」というやり方で
心とは裏腹な言葉を使ったり
行動をとってしまいます。
しかも、その「我慢」は
そう長くは続きません。
限界が来れば感情が爆発して
最悪な結果になってしまいます。
そうならないためにも
「性格」に視点を置くのではなく
「道具」に目をむけましょう。
この「道具」とは、
「言葉」「表情」「仕草(態度)」です。
今、どのような「道具」を
どんな使い方をしていますか?
例えば、
切れ味の悪い錆びたナイフのように
何を切ろうとしてもきれいには切れません。
毎日、愚痴や文句を言っている人は
この切れ味の悪いナイフを使って
いるようなものです。
まずはその切れ味が悪くなったナイフを
きれいに研がなくてはなりません。
といったように、
私たちがコミュニケーションの道具
として使っている「言葉」や「表情」
そして、「仕草(態度)というものも
磨いていかないといけません。
そして、その「道具」を
磨いているうちに、
周りの人たちが反応してくれるようになり
そのフィードバックがさらに
「道具」に磨きがかかります。
この状態が、性格を変えなくても
「別人」のようになれる所以なのです。
しかも、それを繰り返していれば
自分でも気が付かないうちに
「性格」をも変わってくる
可能性が高いのです。
まずは「道具」に目を向けることで
人との関係をより良好に
トラブルに悩まされない生き方を
してみませんか。
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