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承認欲求について考えてみました
承認欲求をWikipediaで調べると、
「他者から認められたい」「自分を価値のある人間として認めたい」という
願望であり、「尊敬。自尊の欲求」とも呼ばれる。
と出ています。
誰しもが「人から認められたい」「自分を価値ある人間だと思いたい」という気持ちを
持っていて、その承認欲求を満たす行為は決して悪いことではありません。
だだ、それが過剰に働いてしまうと相手が不快に感じてしまうのもまた事実です。
承認欲求を満たす行為として、「褒められる」「認められる」「慰めてもらう」などの
プラスの行動で満たされます。
承認欲求が満たされない場合、「悪口を言う」「けなす」「怒る」などのマイナスの行動
をプラスの行動の代替えとして使ってしまいます。
本当はプラスの行動で満たす方がいいに決まってますが、「満たす」というミッションを
遂行するために一時的に承認欲求を満たすことが出来る、代替えとなるマイナスの行動を欲してしまうのです。
マイナスの行動で満たそうとしても、満たした気になっているだけで全く満たされてはいないので、
また更にマイナスの行動をしてしまうのです。
冷静に考えることが出来る時には、プラスの行動がとれるでしょう、しかし気持ちに余裕のない時や
話を聞いてもらえなかったり、認めてもらえないことがづづく時には瞬間的にでも満たしてくれるマイナスの行動を代わりに
使ってしまうのです。
大人になると褒められたり、認めてもらっていることがわかる言葉をかけてもらえることが
少なくなるので、代替えを使うことが増えてしまうのです。
想像してみてください、
相手を褒めたり、認めたりするのはなかなか難しいと思いませんか?
半面、人の悪口を口にしたり、怒りを相手にぶつけるのは意外とあっさりできちゃいませんか?
ほかの人も同じで、
残念ながらマイナスの行動はたやすくできてしまうものです。
だからこそ、承認欲求を満たされてない時に限ってマイナスの行動をしてしまうという悪循環を生むんです。
じゃあどうすればいいのか!
人の悪口を言ってしまいそうなときや、相手を否定してしまいそうなときは
自分の承認欲求が足りてるのか見つめ直して、足りてないと思う時ほど
相手のいいところ見つけて認めたり、困ってる人がいたら手を差し伸べて
相手に喜んでもらえたら自分の承認欲求も満たされるんです。
そうです、認めてもらいたい、褒められたいと思ったらまず先に自分から
相手にプラスの行動をすることを意識してみてください。
代替えのマイナスの行動が減って、相手からもプラスの行動を受け取る機会が増えて
承認欲求が満たされ、心が安定してきます。
タイプによってチョイスする言葉や話す癖が違う
会社の中で指導する立場の人やチームでお仕事をする人から、「思っていることが伝わっていない」
「伝えたはずのことが出来ていない」という話をよく耳にします。
そういった時は、ほとんどの人が腹を立てたりイライラして相手に感情をぶつけてしまいがちです。
感情的に怒りの気持ちをぶつけたり、注意してもほとんどが嫌な気持ちのまま解決すらできないことが多いように思います。
色彩メンタルトレーニングでは、人には「5つの性格」が備わっていてそのバランスで生きていると考えていて、
その5つを数値化して折れ線グラフで見える化するんですが、その数値が高いところが性格の特徴として捉えます。
5つの性格によってそれぞれ使いなれている言語や話すスピード、間合いの取り方があって同じ日本語で話してる
はずが外国語を話してるかのように伝わらないんです。
言葉の行き違いで起きるトラブルを避けて効率よく仕事を進めるためにも、相手がどういう言葉をよく使っているのか
どんなスピードで話をしてるのかを観察して、伝えたいことがある場合に相手のよく使う言語だったり話すリズムに合わせて
話すことで、今まで伝わらなかったことも意外と伝わるようになってきます。
相手になかなか伝わらないと思ってる時には相手のことを観察して相手の癖に少し合わせることで日々の問題が少し改善
すると思います。
感情をコントロールするのはとても難しく意識したからと言ってすぐにできるわけではありませんが、
相手に合わせることを損だと感じる時は、不愉快な思いをする時間が少なくなると思ったら自分のためにもなると考えてみては
いかがでしょうか。
嫌いな相手とどう付き合う?
少し前のブログ記事でも書きましたが、
10歳までに価値観や考え方はほぼ確定してしまいます。
過去の記事はこちら
その10歳までの間に好きや嫌いの感情の部分、判断基準みたいなものが
ある程度決まってしまいます。
その子供のころに決まってしまった感情を大人になってから変えようと
思ってもなかなか難しいです。
多くの人は「嫌い」という感情を消そうと、「こんな風に思ってはいけない」と
感情を抑えようと頑張ってしまいます。
一度、嫌だと感じた人を簡単には好きにはなれないし、
その人と関わりを持つだけでも、腹が立ったり嫌な思いをすることが多いでしょう。
いくら感情を抑制しようとしても一度生まれた感情はどうすることもできないので、
抑制しては溢れての繰り返しで堂々巡りになります。
どうせ消せない感情なので、まずは「嫌い」ということを認めて
今の事実、何のために働いてるのか(お金のため?やりがい?)などに意識を向けましょう。
そうすることで、人間に備わっている理性の部分が育って感情に振り回されることは
少なくなります。
ただ、この感情と理性の関係性は、子供のころから自分なりに作り直したりして
一生懸命築いてきたものなので、簡単には変えることもできません。
だからこそ、焦らずコツコツとトライ&エラーを繰り返しながら、少しづつ、少しづつ
今までの自分の大切なところは残して今のやり方にアップデートしていく、
そんな風にイメージすると感情に振り回されストレスを抱えることも少しづつ減っていきます。
くれぐれも焦らず、ゆっくり休み休みやっていくことが続けるコツです。
幸せホルモンをイメージするコツ
まずは、幸せホルモンを簡単に説明すると、
オキシトシンは人や動物(ペット)とのスキンシップで分泌するホルモンで、
自分一人ではどうにもならないホルモンです。
オキシトシンが十分に分泌する事でストレスが軽減され人に対して優しい気持ちになれます。
一方、セロトニンは食事(チーズや豆腐など)、陽の光を浴びる、
リズミカルな運動などで分泌するホルモンで、
自分が意識するだけで分泌を促すことが出来るホルモンです。
そして、オキシトシンはセロトニンが分泌される神経に刺激を与え
セロトニンの分泌を活性化するとも言われています。
オキシトシンの分泌を促すことで相乗効果になるのです。
さて、肝心のコツです。
皆さん「バケツ」をイメージしてください。
なぜバケツなの?
ですよね~
わたし、分泌というとイメージしにくくて
分泌したホルモンを溜めるものをイメージしたら何となく理解が出来たんです。
そのバケツには「嬉しい」「楽しい」などの幸福感(セロトニンとオキシトシン)が注がれます。
バケツの中身がいっぱいになる事で幸せな気持ちになって、人にやさしくできたり
細かいストレスをはねのける力になるんだと思います。
ただ、そのバケツは大きなストレス(怒り・悲しみ・嫌悪)などで穴が開いてしまうことがあるのです。
そこからせっかく溜めた幸福感がこぼれ落ち、人にやさしくできなかったり、すぐイライラしたりと
ストレスに耐え切れなくなってしまいます。
また、忙しかったり、心に余裕がなかったりすると
バケツに注がれる量も少なくなってなかなか溜まらないという悪循環になってしまいます。
幸せのバケツをイメージしながら、穴が空いてたら修復(休養を取る)して、
たんぱく質などセロトニンの生成に有効な食事をとり、陽の光をたくさん浴び、リズミカル運動を心掛け
信頼している相手とのおしゃべりやスキンシップ、ペットと戯れて、「幸せのバケツ」に
幸福感を注いで、少しずつ溜まってきたら誰かにやさしくしたり
(ありがとうを言うだけもいいんです。)
人を励ましたり、やさしくすることは相手のためだけではなく、
自分のバケツを幸せホルモンでいっぱいにするためでもあるんです。
幸せのバケツをイメージするだけで自分の心を客観的に見ることが出来るんです。
バケツを満タンにしてストレスをはねのける心を作りましょう。
気が向いたときに試してみてください。
「ネガティブ」と上手に付き合うコツ 1
ネガティブはダメだと思っている人、ネガティブな自分を好きになれない。
ネガティブな感情や思考はよくないと思っている人は少なくないと思います。
ネガティブな感情や思考を消そうと思ってかなりの労力を費やしてもなかなか消えるものではなくて、
それでもネガティブな感情や思考は楽ではないので
さらに頑張って消そうとする。
でもね、消えないんです。
なぜかというと、人間にとってネガティブも重要な役割があるからです。
今まで生きてきて悲しいことや不愉快なことも経験してきたはずでその時の思いは
二度と味わいたくはないでしょう。
素早く悲しいことや不愉快なことになりそうなことに気づくために、
ネガティブな感情や思考が必要というわけです。
いわば、ネガティブは自分を防衛するためのもので、人間にとって必要不可欠。
だからこそ、消えないんです。
消えないものなので、消すことに力を注ぐのではなくネガティブと上手に付き合って
ポジティブとのバランスを保つことが必要なんです。
「ネガティブと上手に付き合うコツ」は、
まず、ネガティブは消えないことを自覚することなんです。
そうすることがネガティブと上手に付き合う第一歩。
ネガティブはダメではなく、自分を守ってくれているものとして大事にして
ネガティブを消すことではなく、自分のネガティブはどんな経験から生まれたのか
思い出して、その経験を「よく頑張った」と労ってください。
少しづつですが、ネガティブな自分でもいいじゃんと思えるようになってきます。
そうなってきたら、第二段階です。
第二段階についてはまた記事にします。