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褒めるって難しくないですか?
褒めるって難しくないですか?
なかには上手な人もいると思います。
褒められて素直に嬉しいと思う時と素直に喜べない時ってありませんか?
嬉しくない時と嬉しい時の違いは何だろう?
思い起こしてみると、嬉しくない時は褒められたことが私にとってどうでもいいことだったり
コンプレックスに感じていることなんです。
じゃあ、嬉しい時はというと、頑張ってやってきたことだったり意識して気を付けていることなんです。
それって、褒めてもらえてというよりは、自分がやってきたことを認めてもらえたと思うから嬉しいんです。
もちろん、こんな風に感じてしまうのは私の勝手なので、
今は、私のことを褒めてくれた行為に対してはありがとうと感謝の気持ちを伝えています。
もちろん褒めてもらうことに素直に喜びを感じる人もいると思います。
つまり世の中には褒めてもらうことに喜びを感じる人と、
認めてもらえることに喜びを感じる人がいるんじゃないかと思うんです。
この違いは育ってきた環境だったり、子供のころからかけられた言葉が大きく影響していて、
どちらが正しいということではなく人それぞれ受け止め方の違いなのです。
相手がどんな言葉を望んでいるのか、どんな言葉で喜んでくれるのかを
考えてみると言葉をかける方もかけられた方も気持ちがいいはず。
あなたの身近にいる人はどちらのタイプ?
褒める行為はプラスの行動なので、
褒める側も、受け止める側にもプラスにならないともったいないです。
まずは相手がどういうタイプなのかを知ることから始めてみてはどうでしょう。
また、褒められ慣れてない人は素直に受け止めることに意識を向けてみてはいかがでしょう。
意識しているうちに褒め言葉に慣れて
褒めることが自然とできるようになりますよ。
せっかくのプラスの行為を効果半減にしないように意識してみてはいかがでしょうか。
感情のコントロールをする前に
「感情のコントロール」は多くの方がご存じの通りとっても難しい作業です。
感情のコントロールを我慢すること、否定することと捉えている人もいるかもしれません。
例えば、
怒りっぽい人が感情をコントロールしようと、
「怒っちゃダメ」と言い聞かせて、怒らないように我慢する。
一時的には、我慢することで怒りの感情を抑制することができるかもしれませんが
我慢することでストレスが溜まり、限界を超えると大爆発して大ごとになってしまいます。
我慢をする、感情そのものを否定するやり方にはどうしても限界があります。
そこで、コントロールしようと思う前にやらなければならないことがあるんです。
それは、
自分の感情を理解することなんです。
ここが意外と難しくて、どうしても怒りや妬みなどのマイナスの感情は
いいものではないので、無意識に悪いことと判断してしまい
視点が「ダメだ」に向いてそれを何とかしようとしてしまうのです。
そもそも感情は脳の反応なので反応したものを消し去ったり
なかったことにはできないのです。
感情は、喜怒哀楽で表現されますがもっともっと複雑で難解なものなんです。
感情は無意識に反応として出るものなので、毎日何かしら行動することで反応として湧き上がってきます。
日記をつけるように、今どんな感情なのか自分に問いかけメモすることで日々どんな感情が動いているのか
どんなことにどう反応しているかがわかるようになります。
プラスの感情は基本的に害があるものではないので、素直に受けとめることもそう難しくはないですが
マイナスの感情はなかなか向き合うのが難しいはずです。
まずはマイナスの感情に焦点を当てて、書き出してみてください。
マイナスの感情の例として
怒り、イラつく、屈辱、恐れ、不安、焦り、軽蔑、無力感(やる気なさ)、動揺、後悔、恥ずかしい、悲しい
切ない、情けない、罪悪感、敵意などがあります。
ごく一部ですが参考に。
感情のコントロールをする前に、自分はどんな反応(感情)なのかをありのまま理解することを
意識してみてください。
実は、この作業が感情のコントロールに大きく影響するので、
意識することで案外コントロールに繋がったというケースも多々あります。
感情に振り回されて疲れてしまう人は是非試してみてください。
「ネガティブ」と上手に付き合うコツ 2
ネガティブが心を防衛するためには必要なものというのは前の記事でお話しました。
過去記事はこちらから
人は生まれてからの体験を無意識の中に保管していきます。
もちろん、ポジティブもネガティブも同時に保管します。
その保管した記憶の中でも防衛になるネガティブはいち早く思い出す必要があります。
ネガティブな自分をどうにか変えたいと思う人も多いと思いますが、いち早く思い出す必要があるものなので
どうしても先にネガティブにたどり着いてしまうのです。
あなたのまわりにポジティブな人もいるでしょう、その人は決してポジティブな感情だけで生きているのではなく
最初にたどり着くネガティブな感情の処理が上手な人なんだと思います。
ネガティブとポジティブは混在していて、だだネガティブの処理がうまくいっているかの差なので
ネガティブな人がポジティブな人に切り替わるわけではないんです。
記憶された体験の中には古くて今の状態には合わないものもしっかり保管されているので
定期的に整理をする必要があるのです。
言葉だけだと伝わらないですよね。
では、鍵のついた宝箱をイメージしてみてください。
頭の中にはいくつもの宝箱があって、その一つ一つにはその時に体験した出来事や感じたことがしまわれています。
その宝箱を開けるには鍵が必要で、その鍵となるのが視覚や嗅覚でその時に見たもの、嗅いだ匂いでその宝箱を開けるのです。
皆さん、「あっ!この匂い懐かしい」と昔の情景を思いだしたことはありませんか?
普段は無意識の奥底にしまわれていて思い出さないことも、色や風景、匂いなどで思い出した経験があるのではないでしょうか。
その視覚や嗅覚を上手に使って宝箱を開け、その中身を今の自分に合うものだけ残してあとのものを整理します。
例えば、小学校の時に意地悪をされて嫌な思いをしたとします。
その時の出来事が宝箱に入っているとして、その時目にした色やにおいなどが鍵となります。
私が扱うのは色彩なので、色のイメージで宝箱を開ける感じです。
そして、中身を見て今の自分に照らし合わせて防衛としては役に立たなくなったものを捨て去るのです。
もちろんポジティブなものは残します。
そうやって、定期的に必要なものと必要なくなったものを整理することで必要以上にネガティブな感情に振り回されず
危険なものからは守られるといった具合になるのです。
色彩メンタルトレーニングはその作業を時間をかけてやっていきます。
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
承認欲求について考えてみました
承認欲求をWikipediaで調べると、
「他者から認められたい」「自分を価値のある人間として認めたい」という
願望であり、「尊敬。自尊の欲求」とも呼ばれる。
と出ています。
誰しもが「人から認められたい」「自分を価値ある人間だと思いたい」という気持ちを
持っていて、その承認欲求を満たす行為は決して悪いことではありません。
だだ、それが過剰に働いてしまうと相手が不快に感じてしまうのもまた事実です。
承認欲求を満たす行為として、「褒められる」「認められる」「慰めてもらう」などの
プラスの行動で満たされます。
承認欲求が満たされない場合、「悪口を言う」「けなす」「怒る」などのマイナスの行動
をプラスの行動の代替えとして使ってしまいます。
本当はプラスの行動で満たす方がいいに決まってますが、「満たす」というミッションを
遂行するために一時的に承認欲求を満たすことが出来る、代替えとなるマイナスの行動を欲してしまうのです。
マイナスの行動で満たそうとしても、満たした気になっているだけで全く満たされてはいないので、
また更にマイナスの行動をしてしまうのです。
冷静に考えることが出来る時には、プラスの行動がとれるでしょう、しかし気持ちに余裕のない時や
話を聞いてもらえなかったり、認めてもらえないことがづづく時には瞬間的にでも満たしてくれるマイナスの行動を代わりに
使ってしまうのです。
大人になると褒められたり、認めてもらっていることがわかる言葉をかけてもらえることが
少なくなるので、代替えを使うことが増えてしまうのです。
想像してみてください、
相手を褒めたり、認めたりするのはなかなか難しいと思いませんか?
半面、人の悪口を口にしたり、怒りを相手にぶつけるのは意外とあっさりできちゃいませんか?
ほかの人も同じで、
残念ながらマイナスの行動はたやすくできてしまうものです。
だからこそ、承認欲求を満たされてない時に限ってマイナスの行動をしてしまうという悪循環を生むんです。
じゃあどうすればいいのか!
人の悪口を言ってしまいそうなときや、相手を否定してしまいそうなときは
自分の承認欲求が足りてるのか見つめ直して、足りてないと思う時ほど
相手のいいところ見つけて認めたり、困ってる人がいたら手を差し伸べて
相手に喜んでもらえたら自分の承認欲求も満たされるんです。
そうです、認めてもらいたい、褒められたいと思ったらまず先に自分から
相手にプラスの行動をすることを意識してみてください。
代替えのマイナスの行動が減って、相手からもプラスの行動を受け取る機会が増えて
承認欲求が満たされ、心が安定してきます。
タイプによってチョイスする言葉や話す癖が違う
会社の中で指導する立場の人やチームでお仕事をする人から、「思っていることが伝わっていない」
「伝えたはずのことが出来ていない」という話をよく耳にします。
そういった時は、ほとんどの人が腹を立てたりイライラして相手に感情をぶつけてしまいがちです。
感情的に怒りの気持ちをぶつけたり、注意してもほとんどが嫌な気持ちのまま解決すらできないことが多いように思います。
色彩メンタルトレーニングでは、人には「5つの性格」が備わっていてそのバランスで生きていると考えていて、
その5つを数値化して折れ線グラフで見える化するんですが、その数値が高いところが性格の特徴として捉えます。
5つの性格によってそれぞれ使いなれている言語や話すスピード、間合いの取り方があって同じ日本語で話してる
はずが外国語を話してるかのように伝わらないんです。
言葉の行き違いで起きるトラブルを避けて効率よく仕事を進めるためにも、相手がどういう言葉をよく使っているのか
どんなスピードで話をしてるのかを観察して、伝えたいことがある場合に相手のよく使う言語だったり話すリズムに合わせて
話すことで、今まで伝わらなかったことも意外と伝わるようになってきます。
相手になかなか伝わらないと思ってる時には相手のことを観察して相手の癖に少し合わせることで日々の問題が少し改善
すると思います。
感情をコントロールするのはとても難しく意識したからと言ってすぐにできるわけではありませんが、
相手に合わせることを損だと感じる時は、不愉快な思いをする時間が少なくなると思ったら自分のためにもなると考えてみては
いかがでしょうか。