ブログ
問題が解決しない本当の理由とは
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
「何で私ばかりがこんな
思いをするんだろう」
「あの人さえいなければ」
そんなふうに思ったことは
誰にでもあるのでは
ないでしょうか。
人間関係のトラブルや
家庭内のすれ違いなどが
起きると、つい原因を外に
探したくなるのが人間の
自然な反応です。
でも、実はその“問題”の
本当の答えは自分の中に
あることがほとんどです。
例えば、職場で同僚と
うまくいかない時は
「相手が意地悪」だとか
「相手が自分勝手」とかと
感じるかもしれません。
でも、その裏には
「自分を認めて欲しい」
「もっとわかって欲しい」
という自分自身の声が
隠れていることがあります。
同じ出来事があっても
人によって受け止め方は
様々です。
つまり、“問題”とは出来事
そのものではなく、自分が
どう感じ、どう解釈したか
によって生まれるものです。
何かうまくいかない時は
誰かのせいにする前に
「自分は本当は何を
望んでいるんだろう?」
「なぜこんなにイライラ
するのだろう?」と
自分に問いかけてみてください。
すると、
「もっと認めて欲しい」
「安心したい」
「自分らしくいたい」
そんな“本音”が見えてくる
かもしれません。
その本音を大事に
すればするほど、
「じゃあ、どうすれば
いいのだろう?」という
建設的な視点が生まれてきます。
もちろん、何もかもが
自分のせいだと責める
必要はありません。
でも、「自分の反応」や
「自分の本当の感情」に
目を向けることは
これからの生き方にとても
大きなヒントになります。
自分の中にある違和感に
気づき、それを認め
今の自分から少しだけ
抜け出すことで、問題の
“本当の意味”が見えてくる
こともあるのです。
誰かのせいにしているうちは
ずっと「被害者」の立場の
ままで、他の誰かに自分の
人生の主導権を預けて
自分の人生なのに、自力で
歩むことはできません。
でも、自分の中にある答えに
気づいた瞬間から、私たちは
「人生の主導権」を取り戻す
ことができるのです。
問題の答えは、外ではなく
自分の中にある。
そう思えたとき、人生は
少しだけ優しく、自由に
なるのではないでしょうか。
あなたは、自分の本当の
気持ちに気づいていますか?
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「まだまだ!」と思えたら、人生はもっと面白くなる
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
この仕事をしていると、
驚きの光景に遭遇することが
しばしばあります。
気づきの瞬間や、変化を自覚
した時の表情や言葉は
子どもが新しいおもちゃを
手にした時に見せる表情に
よく似ています。
目をキラキラ輝かせて
満面の笑みで「見つけた❢」
と言った感じです。
私の教室に通われてる
生徒さん達は決して若く
はなく、60代後半の方も
いらっしゃいます。
通い始めの頃は、
自分の年齢では自分を変える
ことは無理なんじゃないかと
心配されている方がほとんど。
数か月も経てば、その心配は
驚きに変わります。
思いもよらない自分に出会い
時には困惑しながらも
自分の軸をしっかりと
積み重ねていきます。
変えると言っても
性格そのものではなく
無意識の中に蓄積された
経験からくる感情を見える化
しながら、要るものと
要らないものを区別して
大切なものは残し
そうでないものは手放す
と言った作業をコツコツと
積み重ねていくのです。
それを数か月繰り返すと
性格そのものは大きく
変化しなくても、考え方や
受け止め方が変化するので
周囲には性格が変わった
かのように見えるのです。
そして、周りの人達の
自分に向ける対応が
少しずつ変化します。
その相手の変化がまた
自分に影響してより良い
関係性になっていきます。
発見→計画→実行
→検証→改善を繰り返すこと
なので、実はいくつになっても
できることなのです。
ただ、重要なのは
「変わりたい」という意思と
「あきらめない」という
気持ちが大切です。
それを、実践し証明して
くれているのが、今の
生徒さん達なのです。
しかも、60代後半の方も
皆さんと同じ期間、むしろ
早いと言ってもいいくらいです。
と言ったように、
幾つになっても、自分を
成長させることはできる
ということなのです。
このブログを読んで
くれている皆さんは
自分の年齢を見て
もうこんな年だからと
あきらめていませんか?
あきらめてしまえば
今の状況は何も変わりません。
幾つになっても変われる
ということを信じて
みてください。
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「環境」が人格をつくる?
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
先日、お世話になっている方と
ランチをする機会を頂きました。
その方は、10年近く
お世話になっている方で
お話しするたびに
勉強させてもらっています。
その時に、
「環境が人格を形成する」
ということが話題になりました。
今日は、このことについて
考えてみました。
人格形成は幼少期に親から
受けた愛情が大きな関わりが
あるという話は
よく耳にしますよね。
最近の研究では、親だけ
ではなく、幼少期に関わる
大人が人格形成に影響を
及ぼすと言われています。
ですので、家庭環境、
学校、塾などで関わる大人
からかなりの影響を受けて
人格が形成されるのです。
自分が暮らしてきた環境で
経験したこと、その時に
感じたことが、無意識に
蓄積されて、価値観や
考え方のベースになるのです。
今、悩みを抱えている人や
同じ様なトラブルに
巻き込まれてしまう人、
もしくは、自らトラブルを
巻き起こしてしまう人は
育ってきた環境が、影響して
いるケースが多くみられます。
この話をすると、ひとり親の
家庭、複雑な環境をイメージ
する方が多いと思いますが
それがすべてではありません。
意外と、両親がそろっている
環境でも、主観的なご両親
の下で育った方は、人間関係
のトラブル抱える方が
多くいらっしゃいます。
例えば、子どもを無意識に
支配してしまったり、
いい母親、いい父親で
ありたいという主観的な
思想で子どもに接すれば
子どもは窮屈です。
もちろん、悪いことは
叱らなければなりません。
自分の欲求を満たすための
行為ではないことが大切です。
どういうことかというと
仕事で嫌なことがあって
機嫌が悪いまま家に帰り
普段ならどうってことない
ところで怒りをぶつけて
しまうといった感じです。
子どものために取る行動が
裏を返せば、周囲から
いい親に見られたいといった
欲求からの行動であれば
子どもの人格形成に悪影響に
なる可能性があります。
と言ったように、
どんなに子どもに愛情を
注いだつもりでも、無意識の
承認欲求に支配されていれば
せっかくの子どもに対する
愛情も半減してしまいます。
また、両親以外でも
子どもに関わる機会がある
大人も同じです。
自分の主観的な考えや
承認欲求を満たすための
言動だとしたら、関わる
子ども達の人格形成に
悪影響を及ぼす可能性も。
今、子育て真っ最中の
お父さん、お母さんは
もちろんですが、子ども
に関わることの多い人は
関わる際に、一度、自分の
ご機嫌がどうなのかを
考えてみてください。
関わる前の出来事で
機嫌を損ねていたら
それが目の前の子ども達に
影響しないように
気を付けてみてください。
また、ご自身が暮らしてきた
環境で形成された人格で
生きづらさを感じている人は
その生きづらさを解消する
方法も存在します。
その話は、またの機会に。
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欲求に振り回されない生き方
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
前回のブログでは
「認められたい」という欲求と
どう向き合うかという
お話しをしましたが
今回も欲求についてです。
私たちは、様々な欲求に
突き動かされて生きています。
人が行動を起こすのに
欲求はとても重要です。
しかし、欲求が強すぎると
感情に振り回されて
心が乱れてしまいます。
「他者に認められたい」
という欲求は特に厄介です。
他者に認められたいという
欲求があるのは当たり前。
認めてもらえれば、当然
嬉しい気持ちになり、
幸福感や達成感などの
ポジティブな感情が沸いて
やる気にもつながるでしょう。
しかし、相手から自分が望む
対応が返ってこなければ
憤りや虚しさなどの
ネガティブな感情が心を
支配してしまいます。
そのほとんどが、無意識の
行動なので、知らず知らずに
認めてもらいたいという
欲求を満たすために
それもまた無意識に
求め続けてしまいます。
私にも経験があります。
私の家は、暗黙の了解で
母が1階、私が2階の掃除を
することが決まっていて
ある日、良かれと思って
2階の掃除のついでに
1階の掃除をして、母に
「ついでに1階の掃除したよ」
と伝えたところ、母からは
「頼んでもいないのに」と
返ってきました。
この時の私は、
感謝されたい欲求があって
母からの言葉はその欲求を
満たしてくれるものではなく
逆に否定されたとイラっと
してしまったのです。
その時思ったのは、
感謝されたいという私の
勝手な欲求で、それを知らない
母は自分のテリトリーを
侵された感覚だったの
かもしれません。
そう考えると、その時の
私のベストな行動は
「何も伝えずにおく」
勝手に自分が好きで掃除
しているのだから、感謝
されなくても大丈夫。
と収めておくことです。
それを実践していたら、
しばらくして、家族との
会話の中で、「お姉ちゃんが
いつも掃除してくれている
からキレイだよね」と
話しているところを聞いて
嬉しくなりました。
と言ったように
自分の欲求を満たすために
その時にわざわざ報告
しなくても、時間が経てば
その欲求は自然と満たされる
ということが起きたのです。
自分の欲求を満たすために
自ら相手に要求するときは
その欲求は満たされず
相手に委ねれば、いずれ
その欲求も満たされる
というわけです。
皆さんも、自分の本当の欲求に
気づかず、無意識に相手に
欲求して、それがか叶わず
ネガティブな感情を抱き
さらに相手に要求するという
悪循環になっていることが
ありませんか?
まずは、自分の本当の欲求が
何なのかに気づくことが
とても大切です。
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「認められたい」を手放せば、未来が変わる
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
誰しもが、誰かに認められ
たり、必要とされたら
嬉しいですよね。
そして、多くの人は
認められ、必要とされたくて
努力して自分磨きにいそしむ
人も多いのではないでしょうか。
また、一生懸命に努力をした
ところを認められたり、
必要とされたいと思うもの。
しかし、案外その努力は
すぐには認めてもらえない
ものなのです。
自分を磨くということは
とても時間がかかり
大変な労力も必要です。
しかも、頑張って努力している
最中は特に、誰かに
認められたい、必要とされたい
欲求が強くなります。
誰かに認められたり
必要とされることで
今の努力が報われて継続する
モチベーションにもつながる
のかもしれません。
しかし、残念ながら
自分磨きの理由が
誰かに認められるため
誰かに必要とされるため
と思っている時期は
認められないし、必要と
されることも少ないのです。
毎日コツコツと実践し
意識しなくても無意識に
行動している状態になれば
それを認められたり
そのスキルが誰かに必要と
されるものなのです。
しかも、もうその領域になれば
そのことを誰かに認められたい
とか、必要とされたいといった
欲求すら忘れてしまうほど
日常の当たり前になって
いるものです。
意識しないとできない
というレベルでは
誰かに認められることも
誰かに必要とされることも
とても難しいのです。
時には、数年の歳月が
必要な場合もあります。
今一生懸命、自分磨きに
取り組んでいる人は
数年後、誰かに認められ
必要とされているイメージを
しっかり描き、それを実現する
ために今ある欲求は脇に
おいて取り組みましょう。
その欲求を忘れた頃に
思いがけない「ギフト」
が舞い込んでくるかも。
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