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定年後を楽しむために―今から“知る・試す”をはじめよう
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
「定年退職」という言葉が
現実味を帯びてくるのが
50代半ばではないでしょうか。
男女問わず、この年齢になると
会社では責任のある立場の人
も多く、忙しい日々を過ごし、
家庭では、徐々に親の役割が
落ち着いてくる頃です。
そんな中でも、ふと定年後の
ことが頭をよぎった時
不安に思うことはありませんか。
・やりたいことや分からない
・健康面の不安
・収入の不安
今まで、仕事と家庭の両立で
忙しい日々で、外に目を向ける
余裕もなく、いつの間にか
もうすぐ定年を迎えるなんて
よくある話です。
しかも、何も準備をいていない
状態で定年を迎えた人の多くは
数か月は自由を楽めますが
その後は、時間を持て余し
鬱々とした時間を過ごすことも
少なくありません。
そうならないためには
早めの準備が大切です。
「やりたいことが分からない」
という人は、やりたいことに
まだ出会っていないだけです。
やりたいことは誰かが見つけて
くれるわけでもなく、自分で
見つけなければなりません。
まずは、様々なことを知る
ことが先決です。
興味があることだけではなく
今まで興味がなかったことにも
目を向けて、まずは経験して
「知る」ことが重要です。
やってみて、やっぱり興味が
持てないと思ったのなら
早々に手を引き、新しいことを
スタートさせましょう。
それを繰り返しているうちに
本当に自分が何をやりたいのか
少しずつ分かってくるはずです。
やりたいことをみつけるにも
時間と労力が必要なので
早い段階からの準備が
必要不可欠というわけです。
収入の面においても、年金
だけでは生活に不安がある人も
少なくないでしょう。
今の会社に再雇用してもらう
という選択肢もありますが
同じ会社で働くのは嫌だと思って
いる人も多いと思います。
定年後に仕事をするなら
好きなことや得意なことで
人に喜ばれ、自分も嬉しいと
思える仕事が出来たら
いいと思いませんか。
仕事にしても、趣味にしても
今は、様々なイベントや
学びの場が増えています。
定年後の生活を楽しむためにも
ほんの少しの行動が、驚くほどの
実感をもたらしてくれるはずです。
皆さんは、やりたいことに
出合えてますか?
まだ出合えていない人は
情報誌やSNSなどでイベントや
学びの機会を探してみませんか。
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自分の感情を知るセッションや
教室、講座を提供しています。
ご興味のある方は
このHPの
セッション・教室・各種講座
をご覧ください。
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違いは出会いのチャンス―価値観の化学反応
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
私たちは、無意識に自分が
考えてることや、思って
いることが相手も同じだと
思ってしまいがちです。
例えば、
「普通は」「常識では」という
言葉で、自分の価値観で
相手を判断したり、思い込む
ことがありませんか。
前回の記事でも触れましたが
年代が違えば、受ける教育だって
ずいぶんと違っています。
それだけではなく、育った
環境が違えば、使い慣れた
言語や表情だってそれぞれ
違うものです。
さらに、同じ家族でも
両親はそれぞれ育ってきた
背景もあるので、自分とは
違った価値観を持っている
はずです。
これは、私の家族の話ですが
戦前~戦中に生まれ、
戦後の混乱期に幼少時代を
過ごしてきた両親は
豊かな時代を過ごしてきた
私とは真逆の価値観を
持っています。
理解し合う…というより
認め合うの方がしっくりくる
表現ですが、その認め合う
までにはそうとうな時間が
かかりました。
若いころは、自分の価値観を
わかって欲しくて、たくさん
喧嘩もしたし、言い合いばかり
していましたが、分からない
ことばかりで、険悪な関係
が続いていました。
40代になって、心理学を
学ぶことで、両親の育ってきた
背景とその時にどんな気持ちで
暮らしてきたのかを想像する
ようになって、ようやく
少し両親の価値観を認める
ことが出来たと思います。
戦後の物がない時代、学校へ
行くことすらままならない
暮らしを強いられてきた
両親がどんな思いをして
いたのか計り知れません。
そう、豊かでなんでも
手に入る時代を過ごしてきた
私たちとは違って当たり前。
「違う」ということを
認めることが出来たら
両親との会話も増えて
昔のことを聞くことも多く
なりました。
私の場合、「違い」を認める
ことで、両親がどんな暮らし
をして、どんな感情を抱いて
今があるのかに興味が沸き
ことあるごとに「どうだったの」
と聞くようになりました。
そうなんです。
「違う」ということが
分かれば、そこに疑問がわき
相手に尋ねることが出来ます。
そして、相手が話してくれた
ことを自分のはかりにかけず
そのままを「違うんだな」
と受け取り「違う」ことを
面白がってみませんか。
「違い」を否定せず受け止め
れば、お互いの価値観が
化学反応を起こし、思っても
もないことに出会える
かもしれません。
皆さん、「違い」を楽しんでますか?
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モヤモヤを言葉にするだけで、心が軽くなる
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
なんとなくモヤモヤする。
心が落ち着かないけれど
うまく言葉にできない。
そんな経験、ありませんか?
40代・50代になると
家族や仕事、体調の変化など
いろんな出来事が重なります。
それに伴って気持ちも揺れ
やすくなるのですが、不思議と
「じゃあ何が嫌なの?」
「どうしてつらいの?」と
聞かれると、言葉にできなくて
困ることが多いと思うんです。
小さな“もやもや”は誰にでも
あります。例えば
・朝起きたときに、理由もなく
気分が重たい
・誰かの何気ない一言に
妙にイラッとしてしまう
こうした小さな感情は
そのままにしておくと
積み重なって「漠然とした不安」
に育ってしまいます。
言葉にすることは、気持ちを
「見える化」すること。
見えるようになれば、
「私は寂しさを感じていたんだ」
「ただ疲れていただけなんだ」
と気づけるだけで、
心は少し軽くなります。
大事なのは、完璧に言おうと
しないこと。
小さな気持ちでもいいから
言葉にするクセをつけることが、
自分を大切にする第一歩です。
言語化をしやすくするには
自分の中にある
“言葉の引き出し”
を少しずつ増やすことも
役立ちます。
そのためにおすすめなのは
年齢や立場の違う人と
おしゃべりすること。
会話の中で
「そんな言い方があるんだ」
「自分とは違う見方だな」と
新しい表現や言葉に出会えるんです。
もし人と話すのが苦手なら
本や映画、エッセイの中から
「自分の気持ちに近い言葉」
を探してみてもかまいません。
インプットも
立派な“言葉の栄養”になります。
ただ、インプットだけでは
自分の言葉として出せない
こともあります。
そんなときは、次のような
小さなことから始めてみませんか?
単語だけ書く
「イライラ」「ほっとした」
など一言メモでOK。
一日一言ルール
その日の気分を一言だけ
ノートやスマホに残す。
誰にも見せない前提にする
自分だけのメモだと思えば気が楽。
小さな一歩でも、繰り返すことで
「言葉にするクセ」
が自然に身についていきます。
気持ちを言葉にすることは
自分を大切にすること。
今日の「なんとなく」を
一言だけでも書いてみる。
それだけで心は少しずつ軽くなり
積み重なる不安も和らいでいきます。
今日の気分を
一言で表すとしたら…
どんな言葉になりますか
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採用ミスマッチを防ぐ“体験型採用”
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
最近、お仕事…と言っても
職場体験支援コーディネーター
としてのお仕事に携わっていて
経営者の方から「人材確保」が
難しいという声を多く聞きます。
今の採用のシステムだと
履歴書やエントリーシート
に書かれている内容を見て
短時間での面接で採用を決める
と言った方法が主流です。
この方法だと、応募者の
人と成りまで見抜くのは
なかなか難しいものです。
だから、入社後に
「仕事が合わない」
「社内の人と馴染めない」
などの問題が発生して
退職ということになって
しまうことも多くあります。
人材育成には膨大な時間と
コストがかかり、短期間で
退職されてしまえば、それが
水の泡になってしまいます。
もちろん、応募者にとっても
せっかく入社できても
数か月も経たないうちに
身も心もダメージを受けて
ボロボロになるケースも
少なくはありません。
それを防ぐためにも
取り組んで欲しいのは
インターンシップ制度です。
私の暮らしている地域でも
企業と学校を繋ぐ取り組みが
増えてきています。
その取り組みの中にも
インターンシップ制度が
組み込まれています。
インターンシップ制度なら
応募者の人と成りを数日かけて
知ることができます。
そうすれば、入社後に仕事が
合わないだとか、人に馴染めない
という問題はある程度回避できる
のではないでしょうか。
とある経営者は、新卒採用は
せずに、知人の紹介や
「ヘッドハンティングで人材の
確保をしている」と仰っていました。
少子化で若い働き手はどんどん
減少していきます。
だからこそ、効率のいい
人材の確保が大切です。
インターンシップ制度は
理にかなった制度です。
本業のメンタルトレーナーの
視点からも、企業と人材の
マッチングは重要要素で
人間関係のトラブルも少しは
解消できると思っています。
そのためにも、
職場体験支援コーディネーター
の仕事で、サポート出来れば
と思っています。
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もう“モチベーション”だけでは若者は定着しない
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
つい最近、大きな企業でも
若手社員の退職が多くなって
いるという話を耳にしました。
ひと昔前は、高校や大学を卒業
したら、安定した企業に就職して
働くというスタイルが主に
なっている時代でした。
今の高校生に聞くと、職業で
企業を決めるのではなく
働きやすさや人で就職する
企業を選んでいるようです。
学生時代に出会った人や情報を
もとに就職先を選ぶ時代。
しかも、賃金の高さよりも
人間関係の良さが選ぶ基準。
昭和や平成の時代の賃金が
高く、長く働ける安定した
会社に就職しようと考えている
学生はほとんどいません。
そもそも、ひとつの会社で
長く勤めようという価値観
すら持ち合わせていません。
数年前からそういった若者が
社会へと流れてきています。
だからこそ、自分にとって
メリットがないと感じたり
人間関係のトラブルがあれば
いとも簡単にやめてしまいます。
また、企業側も人手不足や
人材不足で再就職するハードル
も昔ほど厳しくはないのかも
しれません。
さらに、学生のうちに起業
したり、就職して数年後には
独立起業するといったケースも
増えているように感じます。
そう考えると、30代後半から
上の世代は、環境が変わり
家族ができたり、体力や気力
の問題で退職することが
難しくもなります。
その結果、企業で働く人の
高齢化が進み、企業力の
低下になりかねません。
それを防ぐためには、
企業で働く人たちの意識改革が
重要なポイントになるはずです。
その改革を進めるために
多くの人は、仕事への
モチベーションを高めるには
どうすればいいのかを考える
のではないでしょうか。
しかし、仕事のモチベーション
を高めるのはとても難しいこと。
それよりも大切なのは、
社員が自分らしく幸せを感じる
ことのできる職場環境を
整えることが重要です。
若者たちが「この人と一緒に
働いていたい」と思う人が
多ければ、若者の退職は減少
するのではないでしょうか。
せめて、学生たちと関わりを
持てる、役職者や人事の方々は
「この人と働きたい」と
思わせる人間力を高める
必要があります。
そのためには、まずは
①自利と利他のバランス
②自分も相手もOKという思考
このふたつを意識してみては
いかがでしょうか
このふたつが身に着ける
ことが、人間力を高める
第一歩になるはずです。
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