ブログ

2024-07-31 02:53:00

本当の意味での親離れ子離れとは

29438885_s.jpg

年頃になれば、親元を離れ
自分自身の力での生活や

結婚をして新たな家族を
持つことが、親離れすること
だと思っている人が殆ど
ではないでしょうか。

 

経済的に自立をしたから
と言って、親離れ
子離れができたという
ことにはなりません。

 

子どもの立場ならば
いくつになっても親は親だし
親の立場ならば、いくつに
なっても子どもは子ども。

 

私の場合は、子どもが
いないので、親の立場では
語れませんので、子どもの
立場でならお話できるかなと。

 

私が親離れできたと
実感できたのは
ほんの10年ちょっと前。

 

それまでの私は、
ことあるごとにうまく
いかない自分を「親のせい」
にしていたと思います。

 

例えば、仕事が思うように
進まないのも、親が認めて
くれていないから…だとかね。

 

親の言動ひとつひとつに
過剰に反応して、反発し
喧嘩やもやもやが残る
なんてことが日常でした。

 

今は、すべてが完璧とは
いかないこともありますが
その頃に比べたら
親の言動で大きく左右される
ことは、ほぼなくなりました。

 

さて、私が思う親離れとは!

 

私を含めて、子どもは
いくつになっても親は親。
どうしても、お父さん、
お母さんという存在で
ひとりの人として見ることが
難しいのかもしれません。

 

でも、父も母もひとりの人
として生きてきたはずです。

 

うちの両親は80歳を超えて
いるので、戦時中に生まれ
戦後の混乱の時期を
苦労しながら乗り越えて
今があります。

 

その時代は、学業よりも
その日食べていくことで
精一杯だったという
話を聞くと、なんの障害もなく
学校に通っていた私とは
明らかに違う価値観を
持っているのも当然なんです。

 

私の親離れのきっかけは
自分の両親の歴史を
聴くことでした。

 

どんな環境で生きてきたのか
どんな状況でどんな気持ちで
過ごしてきたのかを
知ることで、今の両親の
言動が府に落ちました。

 

そうすると、
「ああ、二人の生きてきた
状況なら仕方ないよね」と
殆どのことは割り切ることが
出来るようになりました。

 

親の言動に左右されて
心が乱れることが多い人は
一度、ご両親の歴史を辿って
みてはいかがでしょう。

 

そして、それでも
父親、母親という見方しか
できない時は、呼び方を
変えてみてください。

 

せめて、両親以外と話す
時くらいは「〇〇さん」と
言い方を変えてみてください。

 

少しづつですが
両親に対する気持ちが
変化するはずです。

 

~~~~~~~~~~~~~
ここからはお知らせです。

私たち「整え・Labo」は
世代を超えて語り合う
場を提供しています。

 

今回は、
「お困りごとお話し会」
を企画しました。

 

起業を予定している人や
起業したばかりな人を
対象にしたお話会。

お茶会形式なので、
スイーツと飲み物付き。

 

開催日
8月5日(月)
8月31日(土)
(申し込みの際に
どちらかの日にちをお選びください)

開催時間
13:30~15:30

参加費
1500円(飲み物&スイーツ付き)

場所
夢まちLabo(箕輪町)

お困りごとお話し会.jpg

 

こんな人におすすめ❕
・HPを自分で作りたい
・SNSの使い方が分からない
・不安な気持ちを抱えている

 

自営業をしている人は
孤独になりがちです。
独りで考えているより
同じ立場の人と話すことで
随分救われます。

 

美味しいスイーツを囲んで
ざっくばらんに
お話ししませんか。

 

お申し込みはこちらから↓
申し込みフォーム

 

お困りごとお話し会.png

 8月5日の申し込みは
締め切らせていただきました。

 

8月31日は、まだまだ
募集していますので
お早めにお申し込みください。

 

 

 

 

ご参加お待ちしています。

 

 

 

 

 

 

2024-04-14 19:32:00

人間関係の中でいちばん難しいのは家族

28847322_s.jpg

人間関係と聞くと
働く場所での関係性やママ友など
いくつか思い当たるのでは
ないでしょうか。

 

でも、いちばん難しいのが
「家族との関係性」と
言われています。

 

なぜなら、
家族だからわかってくれる
家族だから気を遣いたくない
といった気持ちがあるからです。

 

しかも、家族の関係では
どうしても感情が優位になり
冷静な対応が難しくなるので
感情的になってしまうのです。

 

しかも、それぞれの立場、
夫の立場、妻の立場
父親、母親の立場
長男、長女の立場
などの立場での集まりです。

 

男性であることや
女性であることも
少なからず関係があります。
 

 

私の場合、
未婚で子どももいないので
私自身が子どもの立場です。

昔の私は、親に対して
ああして欲しい
普通親ならこうなんじゃないかなど
自分が思う親の理想像を
押し付けていたと思います。

 

子どもとしての自分は
親が思う理想の子どもと自分との
ギャップにしんどさを感じた
時期もありました。

 

といったように、
「〇〇でなければならない」
「〇〇であるべきだ」という
思い込みに支配されて
本当の課題や問題が
見えなくなってしまうのです。

 

家族と言っても、
夫婦はもともとは他人
親子でもそれぞれ別の人格
の集まりです。

 

そして、人間というものは
自分のことは分かっているようで
完全には理解することは
難しい生き物です。

 

そんな完全ではない人間が
寄り添い、支え合いながら
ひとつのコミュニティーを
形成しているのが家族
なのではないでしょうか。

 

だからこそ、家族であっても
相手を想像することと
丁寧に話すことがとても
大切になるのです。

 

家族は縁を切ろうと思っても
どちらかがこの世を去るまで
続いていく関係です。

 

なので、何か問題が起きたり
喧嘩やトラブルが起きた時に
「ねばならない」
「こうあるべき」などの
思い込みに支配されてないか
思い返してみてください。

 

 

そして、できるだけ
思い込みを外して
自分の家族にとって
何が必要で、何が大切なのか
考えてみてください。

 

思い込みが外れれば
他の家族はどうであれ
自分の家族に大切なものが
見えてくるはずです。

 

 

~~~~~~~~~~~~

ということで、
ここからはお知らせです。

整え・Labo企画第2弾!
常に悩みの種の
家族とのコミュニケーション
今回の企画は家族に
フォーカス!

 

今回は私が講師を担当します。
整え・labo心理学活用教室.png

⁂⁂⁂イベント詳細⁂⁂⁂

日時   4月27日(土)
               13:30~15:30

開催場所 わいわいハウス
    (宮田村)

テーマ  家族との
      コミュニケーション術
      ~受け止め方と言葉がけ~

参加費  2000円

 

お申し込みはこちらから↓

https://ssl.form-mailer.jp/fms/23a9e2b0809887

 整え・labo 心理学活用教室.png

 ⁂⁂⁂整え・Laboとは⁂⁂⁂


整え・Laboの立ち上げの
きっかけは「フェムケア」に
興味を持ったこと。



私自身、子宮内膜症の一種で
「子宮腺筋症」を患い
40歳の時に子宮全摘の
経験があって

 

女の月経性、妊娠、
更年期などの女性特有の問題に
対して何か出来ないかと
思ったのです。



そこで、友人の
オリジナル布ナプキンの開発や
発酵食の専門家で
メディカルアロマセラピストの
「小林絵美子」さんに相談。

 

その時の話の中で、
二人に共通していたのは
「セルフケア」重要性でした。

 

私の仕事でもそうですが
サロンに通うことも
大切ですが、時間や金銭面を
考えるとそう頻繁には
通えないのも事実。

 

そういった場合、
サロンに行かない間に
何もしなければ
からだはケアの前に
戻ってしまいます。

 

それを防ぐためにも
セルフケアが重要。

 

 

 

 

 

そのための楽しく
学ぶ場所があったら
と思って立ち上げました。
~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

2024-03-17 18:07:00

コミュニケーションの真実~言葉の意味と期待~

なんて、
大げさなタイトルですが…
22191524_s.jpg

さて、本題です。
タイトルにもある
コミュニケーションの真実
についてお話しますね。

 

人は誰かに言葉を放つ時
相手の答えを無意識に
期待をしています。

 

そのため、期待と異なる
言葉が相手から言われた
時は、反発心が芽生えたり
違和感などが残って
しまうのです。

 

それが、喧嘩やトラブルの
もとになっている可能性が
高いとも言えます。

 

例えば、母娘の会話で
娘:「廊下掃除しておいたよ」
母:「私の若いころは
   毎日やってたよ」
娘:「あっそう」(嫌味かっ)

 

というようなやり取りの
経験がありませんか?

 

このやり取りでは
娘は母から「ありがとう」と
言われるのを無意識で
期待していて母の言葉を
嫌味に感じてしまう
現象が起こるのです。
  

 

無意識で期待をしている
訳ですから、会話の最中で
気が付くというのは
とても難しいことです。

 

この娘の立場だった場合
時を置いて、なぜ嫌味と
受け止めてしまったのか
考えてみてください。

 

褒めてもらいたい
認めてもらいたい
という気持ちが強ければ
強いほど、受け止める際に
歪みが生まれてしまうのです。

 

もっと言うと
認めてもらいたいから
「掃除しておいた」と
わざわざ報告してしまう
ということでもあります。

 

これが、
コミュニケーションの真実
なのだと思うのです。

 

この話をすると
家族なのにそんなに
気を遣って暮らすのかと
感じる人もいるでしょう。

 

なにも、喧嘩をしない
ように気を遣うという
ことではなく自分のご機嫌は
自分で取る方がよほど
楽に生きられると思うのです。

 

相手の言葉に「モヤっと」
した時に思い出して
もらえたら嬉しいです。

 

~~~~~~~~~~~~

ここからはお知らせです。

整え・Labo企画第2弾!
常に悩みの種の
家族とのコミュニケーション
今回の企画は家族に
フォーカス!

 

今回は私が講師を担当します。
ベージュ ナチュラル サロン  張り紙 チラシ (1).jpg

⁂⁂⁂イベント詳細⁂⁂⁂

日時   4月8日(月) 
     10:00~12:00
     4月27日(土)
               13:30~15:30

開催場所 わいわいハウス
    (宮田村)

テーマ  家族との
      コミュニケーション術
      ~受け止め方と言葉がけ~

参加費  2000円

 

お申し込みはこちらから↓

https://ssl.form-mailer.jp/fms/23a9e2b0809887

 整え・labo 心理学活用教室.png

 ⁂⁂⁂整え・Laboとは⁂⁂⁂


整え・Laboの立ち上げの
きっかけは「フェムケア」に
興味を持ったこと。



私自身、子宮内膜症の一種で
「子宮腺筋症」を患い
40歳の時に子宮全摘の
経験があって

 

女の月経性、妊娠、
更年期などの女性特有の問題に
対して何か出来ないかと
思ったのです。



そこで、友人の
オリジナル布ナプキンの開発や
発酵食の専門家で
メディカルアロマセラピストの
「小林絵美子」さんに相談。

 

その時の話の中で、
二人に共通していたのは
「セルフケア」重要性でした。

 

私の仕事でもそうですが
サロンに通うことも
大切ですが、時間や金銭面を
考えるとそう頻繁には
通えないのも事実。

 

そういった場合、
サロンに行かない間に
何もしなければ
からだはケアの前に
戻ってしまいます。

 

それを防ぐためにも
セルフケアが重要。

 

そのための楽しく
学ぶ場所があったら
と思って立ち上げました。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

 

2024-02-25 19:31:00

言葉をないがしろにすると人間関係はうまくいかない

25322416_s.jpg

少し前に、
「言葉はコミュニケーションの道具」
という記事を書きましたが
過去記事はこちら
最近またこの話題になりました。

 

唐突ですが、ここで質問です。
例えば、自分の予定が詰まっている
時を想像してみてください。
そんな忙しい時に頼まれごとを
されたらどう答えますか?

 

こんな時、
「忙しいのにそんなこと頼まないで」と
怒りをぶつけてしまう人も
少なくないのではないでしょうか。

 

仕事、家事、その他諸々
ほとんどの人が忙しい日々を
送っている中で、急な頼まれごとを
すると「どうしてこんな時に」など
あまり良くない感情が沸きませんか。

 

そうやって些細なやり取りから
喧嘩になり、喧嘩になる事を
避けるために、頼らないで
自分で何とかするという行動に。

 

それを繰り返すことで
お互いの関係性がギクシャク
してしまうこともあると思います。

 

でも、自分が忙しい時に
頼まれごとをされれば誰もが
素直に受け入れることは
難しいのかもしれません。

 

かと言って、そんなやりとりが
続くこともストレスを感じる
要因になってしまいます。

 

じゃあどうすればいいのか。
ここからは、私が実践している
ことをご紹介します。

 

私には高齢の両親が健在で
思いついたように頼み事を
してくることがよくありました。

 

私は自営で仕事をしているので
サラリーマンの方達より
少しばかり不規則な日常です。

 

少し前のやり取りで
父:散髪に行きたい
私:急に言わないで前もって言って
父:無言…

 

こう答えてしまった私は
「これじゃあ頼みにくくなる」
と感じてちょっと反省しました。

 

それからしばらくして
全く同じ状況になり、
その時に私が試してみたことです。

 


父:散髪に行きたい
私:今日は仕事の予定が詰まってて
私:もう少し待てる?
父:5日くらいなら待てる
私:じゃあ、この日に行こうね

 

といった感じです。
この後どうなったと思います?

 

父は、散髪に行きたい時は
「何日待てるから予定を入れて」と
思いついた時に頼むのは
変わらなくても、
自分でこの日までは待てると
示してくれるようになりました。

 

こうして、感情に惑わされず
少しだけ言葉を増やすだけで
何の意味もない不毛なやり取りで
関係をこじらせることは
避けられました。

 

忙しい時ほど、
一旦冷静になって
言葉がけに注意することで
嫌な感じになる事は
避けられるのです。

 

いちいち説明するのは
面倒くさいと感じている人は
いちどその面倒くさいことに
取り組むことで何度も
その不毛なやり取りをしなくて
すむようになる可能性があります。

 

特に家族とのやり取りは
こういった些細なやり取りで
ストレスが蓄積されてしまいます。

 

毎日顔を合わせる家族に
言葉を尽くすことを
意識してみてください。

 

家庭が安心できる場所に
なるはずです。

2024-02-12 11:30:00

高齢の両親と上手に関わるポイント Ⅱ

43145_s.jpg

高齢の両親との関係での問題は
・こちらの都合も考えず頼みごとする
・価値観や考えを押し付ける
・自分の非を認めない
といったところでしょうか。

 

 

他にも問題はあるかもしれませんが
特に話に聞くのは2番目の価値観
の問題で、それが理由で
些細なことから
喧嘩になる事も
多いのではないでしょうか。

 

 

実の両親でも価値観が違うのは
当然で、ましてや義理の両親
となると価値観の違いは
大きいはずです。

 

確かに、人の価値観を
押し付けられたら、もやもやや
イラっとしてしまいますよね。

 

身近な人であれば、ほぼ毎日
顔を合わせます。
そのたびに喧嘩や言い合いに
なればストレスも高くなります。

 

そうならないためには
相手の価値観を「知る」ことが
必要不可欠です。

 

親もひとりの人間で
「親」という生き物ではありません。
それぞれ生きてきた歴史があるんです。

 

その歴史を紐解くことで
両親がどんな環境や状況を
くぐり抜けて今があって
どんな気持ちで生き抜いて
来たのかわかります。

 

そうすることで、
両親の価値観や考え方が
「仕方ない」と思えるように
なってきます。

 

この「仕方ない」と思えることが
とっても重要で、そう思えれば
今の態度や言い方も少しは
許せるようになります。

 

でも、両親に急に「昔話しを聴かせて」
と言ってもなかなか話してくれません。
そんな時は、焦らずに
タイミングを待ちましょう。

 

私が実践したのは
お盆になると戦争のことが話題に
なりやすいので、そのタイミングで
「この時、どうしてた?」など
話を切り出しました。

 

すると、幼少期のことを
思い出しながら少しずつ
話をしてくれるようになりました。

 

その話を聴いて、もし自分が
その状況だったらどうなんだろうと
想像を巡らせて考えることで
今の両親の言葉や態度を
「仕方ない」と割り切ることが
できるようになりました。

 

といったように、何かしらの
きっかけを見つければ
話を聴けて、両親の理解を
深めることが出来るのです。

 

高齢の両親と上手に関わる
最大のポイントは
「知る」ということです。

 

最後に話を聴くときのポイント!
「その時どう感じてた?」
「そのあとどうやって乗り越えたの?」
などの質問をしてみてください。

 

話が広がりたくさんのお話が
聴けると思います。

 

たくさん話を聴いて
「割り切る」ことが出来たら
両親とのやり取りも苦にならなく
なるのではないでしょうか。

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここからはお知らせです。

人間関係を円滑にするための
「色彩メンタルトレーニング基礎講座」
の2期生の募集が始まりました。

 

基礎講座2月24日.png

 

この講座は、
自己認知と行動パターンに視点を向け
自分が今何を感じ、何に反応して
どんな行動パターンなのかを知り、
現在抱えている悩みや問題の解決を
探る講座となります。

 

講座の詳細

1回2時間  全3回

開講日程
2月24日(土) 13時~
月1回の開講を予定しています。
(2回目以降はその都度ご都合を伺い決定します)

 

場所
伊那市「アルラ」
長野県伊那市荒井3428番地7

 

受講料
1回✖15,000円
その都度受講の際にお支払いいただきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お申し込みはこちらから↓
https://ssl.form-mailer.jp/fms/23a9e2b0809887

 

 

色彩メンタルトレーニング基礎講座2.24.png

 

 

1 2