ブログ
思い通りにならない親との時間も、きっと意味がある
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
50代半ばの年齢になると
両親の介護や介助が現実に
なってきます。
かくいう私も80代後半の
両親がいて、軽い介助が
必要になっています。
私の場合は、脳梗塞の後遺症の
言語障害がある父の介助、
病院の付き添いや買い物の補助
などのごく軽い介助ですが。
それでも、介助や補助には
それなりの時間がかかります。
多い月になると3日に1度は
病院に付き添う場合もあります。
両親が子例になれば、介護や
介助は切り離すことが
出来ない問題です。
もちろん、福祉のサービスを
使うという人もいるとは
思いますが、ほとんどは
家族で担うのが一般的です。
家族の中にサポートが必要な
高齢者がいると、仕事や家事
とのバランスを取ることも
案外大変で、思い通りに
ならないこともあります。
そんな時は、ついイライラ
して家族の関係がぎくしゃく
することも少なくありません。
イライラして不機嫌な状態
でサポートをしたら、頼む
方の親も、自分で出来ない
もどかしさにイラつき
お互いが不機嫌になり関係が
悪化してしまいます。
どのみち、誰かがやらなくちゃ
ならないことなら、気持ちよく
やった方がお互いのため。
介護や介助が必要な両親も
父、母という立場であって
それぞれ考えや思いがある
ひとりの人間です。
想像してみてください。
自分が言語コミュニケーション
をとれなくなったら。
自分が思うように歩けなかったら。
どんなにもどかしく、情けない
と感じてしまうでしょう。
それでも、誰かに頼らないと
生活がままならないとしたら
どうでしょう。
頼む人がいつも不機嫌な
態度だったら、悲しいし
情けなさで頼みにくいですよね。
そうやって、相手の立場に
なって想像することで
もどかしさや情けなさを
抱えながら頼んでいると
思えば、少しは優しい気持ち
になるのではないでしょうか。
家族が気持ちよく笑い合える
関係なら、どんな困難なことが
起ころうとも、それを
乗り切るパワーが沸いて
くると私は信じています。
皆さんは、何かを頼まれた
ときどんな態度になってますか?
~~~~~~~~~~~~
自分の感情を知るセッションや
教室、講座を提供しています。
ご興味のある方は
このHPの
セッション・教室・各種講座
をご覧ください。
お問合せはこちらから
~~~~~~~~~~~~~
家族が笑顔でいられるコミュニケーション術
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
今日は、家族のお話し。
昨日、とても嬉しいことが
あったんです。
私の父は、8年前に脳梗塞を
患い、左の脳にダメージを
受けました。
その後遺症で、言語障害が
あります。
名詞が出てこなかったり
読み書きができなかったり
それなりに不便な症状です。
退院して1年程は
言葉や読み書きはほとんど
出来ない状態でした。
その間は、リハビリに通い
必死で取り戻そうと
していたと思います。
しかし、大きな変化はなく
ほんの少し改善したくらいで
これ以上リハビリを続けても
改善は難しいということで
リハビリが終了しました。
そんな父が、昨日の診察で
主治医から
「言葉が出るようになった」
「同じ事象の人の希望だ」と
褒められていました。
父も嬉しそうでしたが
そんな父を見ている
私もめっちゃ嬉しかったです。
8年間で、そんな嬉しい結果に
なったのは、父の少しでも
良くなりたいという気持ちと
ちょっとしたコツ。
言語障害の後遺症がある
父とのやり取りには
ちょっとしたコツが
いるのです。
父は、名詞が思い出せない
ので、やり取りに時間が
かかり、言葉が出るのを
待つことが必要です。
その待っている時間が
もどかしく、複雑な感情が
沸いてきます。
その感情に囚われるのか
否かは自分で選択できるのです。
私たち家族は、そんな父との
やり取りをゲーム感覚で
やっています。
これが「コツ」なのです。
とは言っても難しいですよね。
特に、高齢の両親の場合
サポートする家族も
それなりの年齢ですから
親とゲーム感覚で対話を
するのは準備が必要かも。
私の場合、両親を親という
役割を外し、ひとりの人間
として見ることを意識しています。
これは、病気を発症してから
意識したのではありません。
日ごろから、それを意識
しています。
自分の親だと思うと
自分の両親には
こうあって欲しいと無意識に
理想と比較して、出来ない
ことが増えていく両親が
もどかしく、悲しい気持ちに
なってしまうのです。
ひとりの人間として見ると
後遺症で出来ないことが
増えた両親を受け入れ
やすくなります。
病気などの後遺症だけではなく
高齢になればできないことも
増えて、理想の両親との
ギャップに混乱するものです。
そんな場合も、
親という立場を外し
いち個人として意識すると
案外色々なことが受け入れ
やすくなりものです。
この考え方で高齢の両親と
関わることで、大変なことも
面白がることができて
ストレスの軽減になります。
この考え方は、今すぐ
できることではないので
いざという時のために
日ごろから意識しておく
ことが大切です。
ちょっと難しいかも
しれませんが、両親を
名前で呼ぶのも効果的です。
一度試してみては
いかがでしょうか。
~~~~~~~~~~~~
自分の感情を知るセッションや
教室を提供しています。
ご興味のある方は
このHPの
セッション・教室・各種講座
をご覧ください。
お問合せはこちらから
~~~~~~~~~~~~~
両親の過去を知る大切さ
先日、両親の若かりし頃の
思い出を辿りながら、彼らが
出会った街を歩いてきました。
父が若い頃に働いていた街で
母がよく買い物に
出かけていた場所です。
同僚と飲みに行ったお店や
仕事をさぼってコーヒーを
飲んでいたお店、二人で
デートした今はもう無くなって
しまった喫茶店など
さまざまな場所を巡りました。
両親は、まだ「親」という立場
ではなく、一人の若者として
街を楽しんでいた頃に、
少しだけ戻ったような表情を
していました。
嬉しいような
少し切ないような
でもどこか楽しそうな
その表情がとても印象に
残っています。
そう、両親は「親」という存在
ではなく、もともとは
ただ一人の人間だったのです。
彼らも、子どもを授かり初めて
「親」という役割を担う
ようになりましたが
それまでは自分自身の人生を
懸命に生きてきた一人の人間です。
私たちが普段目にするのは
「親」という役割を
果たしている姿。
でも、今回のように
彼らが「親」になる前の姿を
垣間見ることで、また違った面
を知ることができました。
ついつい娘という
フィルターを通して両親を見て
しまいがちですが、
彼らも人生の半分近くは
「親ではない」一人の人間
として過ごしてきたのです。
その時期にすでに人格は
ある程度形成され、そこに
「親」という役割が加わって
今の姿があるのだと思います。
これまで何度か書いてきた
ように、人間関係の基盤は
親子関係にあると言っても
過言ではありません。
人間関係に悩みを抱えている
多くの人々は、親子関係に
何らかの問題を抱えている
ケースが少なくないのです。
だからこそ、
両親がどのような人生を
歩んできたのかを知ること
彼らの人間性を
理解することが大切です。
そうすることで、
今の態度や言葉を
「仕方のないこと」と
受け入れやすくなります。
そう割り切れると
今まで癇に障っていたことも
「仕方がない」と思えるよ
うになり、抱く感情に
少し変化が生じます。
高齢の両親との関わりは
介護や介助を通じて
ますます増え、負担も
感じやすくなります。
その負担を軽減するためにも
親子関係の改善は不可欠です。
今回のように
両親の若い頃の思い出を
巡ることは、彼らが
どんな時代を生きてきたのかを
知る貴重なチャンスに
なるかもしれません。
ぜひ、時間を作って試して
みてはいかがでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~
ここからはお知らせです。
この度、伊那商工会議所主催の
セミナーの講師を務める
ことが決定しました。
「職場の人間関係をスムーズにする
コミュニケーション向上セミナー」
若手とのコミュニケーションを
テーマにワークや
グループディスカッションを中心に
「体感」できる内容になります。
こんな方におすすめです。
・若手とのコミュニケーションが
難しいと思っている方
・感情のコントロールしたい方
・社内の人間関係を円滑にしたい方
コミュニケーションが
円滑になることで
人間関係が理由となる離職は
軽減できます。
↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭
日時 11月7日(木) 13時~
場所 伊那商工会館 1階大ホール
対象 経営者、管理職
主催 伊那商工会議所 経営支援課
↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭↭
本当の意味での親離れ子離れとは
年頃になれば、親元を離れ
自分自身の力での生活や
結婚をして新たな家族を
持つことが、親離れすること
だと思っている人が殆ど
ではないでしょうか。
経済的に自立をしたから
と言って、親離れ
子離れができたという
ことにはなりません。
子どもの立場ならば
いくつになっても親は親だし
親の立場ならば、いくつに
なっても子どもは子ども。
私の場合は、子どもが
いないので、親の立場では
語れませんので、子どもの
立場でならお話できるかなと。
私が親離れできたと
実感できたのは
ほんの10年ちょっと前。
それまでの私は、
ことあるごとにうまく
いかない自分を「親のせい」
にしていたと思います。
例えば、仕事が思うように
進まないのも、親が認めて
くれていないから…だとかね。
親の言動ひとつひとつに
過剰に反応して、反発し
喧嘩やもやもやが残る
なんてことが日常でした。
今は、すべてが完璧とは
いかないこともありますが
その頃に比べたら
親の言動で大きく左右される
ことは、ほぼなくなりました。
さて、私が思う親離れとは!
私を含めて、子どもは
いくつになっても親は親。
どうしても、お父さん、
お母さんという存在で
ひとりの人として見ることが
難しいのかもしれません。
でも、父も母もひとりの人
として生きてきたはずです。
うちの両親は80歳を超えて
いるので、戦時中に生まれ
戦後の混乱の時期を
苦労しながら乗り越えて
今があります。
その時代は、学業よりも
その日食べていくことで
精一杯だったという
話を聞くと、なんの障害もなく
学校に通っていた私とは
明らかに違う価値観を
持っているのも当然なんです。
私の親離れのきっかけは
自分の両親の歴史を
聴くことでした。
どんな環境で生きてきたのか
どんな状況でどんな気持ちで
過ごしてきたのかを
知ることで、今の両親の
言動が府に落ちました。
そうすると、
「ああ、二人の生きてきた
状況なら仕方ないよね」と
殆どのことは割り切ることが
出来るようになりました。
親の言動に左右されて
心が乱れることが多い人は
一度、ご両親の歴史を辿って
みてはいかがでしょう。
そして、それでも
父親、母親という見方しか
できない時は、呼び方を
変えてみてください。
せめて、両親以外と話す
時くらいは「〇〇さん」と
言い方を変えてみてください。
少しづつですが
両親に対する気持ちが
変化するはずです。
~~~~~~~~~~~~~
ここからはお知らせです。
私たち「整え・Labo」は
世代を超えて語り合う
場を提供しています。
今回は、
「お困りごとお話し会」
を企画しました。
起業を予定している人や
起業したばかりな人を
対象にしたお話会。
お茶会形式なので、
スイーツと飲み物付き。
開催日
8月5日(月)
8月31日(土)
(申し込みの際に
どちらかの日にちをお選びください)
開催時間
13:30~15:30
参加費
1500円(飲み物&スイーツ付き)
場所
夢まちLabo(箕輪町)
こんな人におすすめ❕
・HPを自分で作りたい
・SNSの使い方が分からない
・不安な気持ちを抱えている
自営業をしている人は
孤独になりがちです。
独りで考えているより
同じ立場の人と話すことで
随分救われます。
美味しいスイーツを囲んで
ざっくばらんに
お話ししませんか。
お申し込みはこちらから↓
申し込みフォーム
8月5日の申し込みは
締め切らせていただきました。
8月31日は、まだまだ
募集していますので
お早めにお申し込みください。
ご参加お待ちしています。
人間関係の中でいちばん難しいのは家族
人間関係と聞くと
働く場所での関係性やママ友など
いくつか思い当たるのでは
ないでしょうか。
でも、いちばん難しいのが
「家族との関係性」と
言われています。
なぜなら、
家族だからわかってくれる
家族だから気を遣いたくない
といった気持ちがあるからです。
しかも、家族の関係では
どうしても感情が優位になり
冷静な対応が難しくなるので
感情的になってしまうのです。
しかも、それぞれの立場、
夫の立場、妻の立場
父親、母親の立場
長男、長女の立場
などの立場での集まりです。
男性であることや
女性であることも
少なからず関係があります。
私の場合、
未婚で子どももいないので
私自身が子どもの立場です。
昔の私は、親に対して
ああして欲しい
普通親ならこうなんじゃないかなど
自分が思う親の理想像を
押し付けていたと思います。
子どもとしての自分は
親が思う理想の子どもと自分との
ギャップにしんどさを感じた
時期もありました。
といったように、
「〇〇でなければならない」
「〇〇であるべきだ」という
思い込みに支配されて
本当の課題や問題が
見えなくなってしまうのです。
家族と言っても、
夫婦はもともとは他人
親子でもそれぞれ別の人格
の集まりです。
そして、人間というものは
自分のことは分かっているようで
完全には理解することは
難しい生き物です。
そんな完全ではない人間が
寄り添い、支え合いながら
ひとつのコミュニティーを
形成しているのが家族
なのではないでしょうか。
だからこそ、家族であっても
相手を想像することと
丁寧に話すことがとても
大切になるのです。
家族は縁を切ろうと思っても
どちらかがこの世を去るまで
続いていく関係です。
なので、何か問題が起きたり
喧嘩やトラブルが起きた時に
「ねばならない」
「こうあるべき」などの
思い込みに支配されてないか
思い返してみてください。
そして、できるだけ
思い込みを外して
自分の家族にとって
何が必要で、何が大切なのか
考えてみてください。
思い込みが外れれば
他の家族はどうであれ
自分の家族に大切なものが
見えてくるはずです。
~~~~~~~~~~~~
ということで、
ここからはお知らせです。
整え・Labo企画第2弾!
常に悩みの種の
家族とのコミュニケーション
今回の企画は家族に
フォーカス!
⁂⁂⁂イベント詳細⁂⁂⁂
日時 4月27日(土)
13:30~15:30
開催場所 わいわいハウス
(宮田村)
テーマ 家族との
コミュニケーション術
~受け止め方と言葉がけ~
参加費 2000円
お申し込みはこちらから↓
https://ssl.form-mailer.jp/fms/23a9e2b0809887

⁂⁂⁂整え・Laboとは⁂⁂⁂
整え・Laboの立ち上げの
きっかけは「フェムケア」に
興味を持ったこと。
私自身、子宮内膜症の一種で
「子宮腺筋症」を患い
40歳の時に子宮全摘の
経験があって
女の月経性、妊娠、
更年期などの女性特有の問題に
対して何か出来ないかと
思ったのです。
そこで、友人の
オリジナル布ナプキンの開発や
発酵食の専門家で
メディカルアロマセラピストの
「小林絵美子」さんに相談。
その時の話の中で、
二人に共通していたのは
「セルフケア」重要性でした。
私の仕事でもそうですが
サロンに通うことも
大切ですが、時間や金銭面を
考えるとそう頻繁には
通えないのも事実。
そういった場合、
サロンに行かない間に
何もしなければ
からだはケアの前に
戻ってしまいます。
それを防ぐためにも
セルフケアが重要。
そのための楽しく
学ぶ場所があったら
と思って立ち上げました。
~~~~~~~~~~~









