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多様性は、誰か一方が頑張ることじゃない
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
「多様性」という言葉を
耳にする機会が増えました。
でも、その言葉だけが先に
走ってはいないでしょうか。
「違いを認めましょう」
「多様性を受け入れましょう」
大切なことですが、現場では
そんなに単純ではありません。
たとえば職場では、誰かへの
配慮によって、別の誰かの
仕事が増えることがあります。
「また私がフォローするの?」
「なんだか不公平な気がする」
そんな気持ちが生まれても、
「そんなことを思ってはいけない」
と飲み込んでしまう。
でも大事なのは、
受け入れられない自分を
責めることではなく、
「なぜモヤモヤするのか」を
見てみることだと思うのです。
仕事量なのか、
説明不足なのか、
関わり方が分からない不安なのか。
理由が見えれば、必要な工夫も
考えやすくなります。
一方で、受け入れてもらう
側にも準備は必要です。
「発達障害があります」と
伝えるだけでは、周囲はどう
関わればいいのか分からない
こともあります。
それよりも、
「一度に多くの指示は苦手」
「この作業は得意」
など、その人の特性が分かる方が
関係をつくりやすい。
自己開示が難しければ、
家族や支援者の力を借りても
いいと思います。
私は、相手の気持ちを
自分のことのように理解する
のは難しいと思っています。
でも、分からないからこそ、
観察したり、想像したり、
伝え合ったりすることはできます。
多様性とは、誰か一方が
我慢して受け入れることではなく、
お互いが無理をしすぎない
関わり方を探していくこと
なのかもしれません。
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「私はどうありたい?」で感情を整える
シルバーウイーク後半ですね。
皆さんいかがお過ごしですか?
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
先日、ある方から
「織部ちゃんみたいに、
おおらかでいたい」と
言われました。
その方は実直で仕事もでき、
人望もある方。
ただ、ある活動中、自分勝手に
行動する人を見て怒りを感じ、
最後にはそんな自分に
自己嫌悪のような気持ちも
あったようです。
でも、怒りが湧くこと自体は
悪いことではありません。
集団で活動していると、
一生懸命動く人もいれば、
そうでない人も出てきます。
いわゆる
「働きアリの法則(2:6:2の法則)」
のように、全員が同じ熱量で
動くことの方が難しいものです。
「そういう人もいる」と
知っているだけでも、
少し見方が変わります。
私が意識しているのは、
その人の行動が周囲や活動に
影響しているかどうか。
大きな影響がないなら、
放っておく。
気にしたところで状況が
変わらないなら、自分の
楽しい時間を怒りに使う方が
もったいないからです。
反対に、
周りに迷惑がかかっているなら、
感情をぶつけるのではなく、
「その行動によって何が困るのか」
を冷静に伝える。
私も最初からできたわけでは
ありません。
「この時間を楽しかった、
面白かったで終わらせたい」
「私はどうありたい?」
そこに視点を戻すことを
繰り返してきました。
感情のコントロールとは、
怒らないことではなく、
湧いた感情をどう扱うかを
自分で選べること。
心がザワッとしたときこそ、
「私はどうありたい?」と
自分に問いかけてみてください。
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心理テストの大きな落とし穴
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
「なんだか、自分はこんな人
じゃない気がします」
以前、色グラムの結果を
見た方から、こんな言葉が
出てきたことがありました。
質問に答えるタイプの
心理テストには、ひとつの
落とし穴があります。
それは、質問に答える
その瞬間にも、私たちの心理が
働いていること。
「こんな自分でありたい」
「こう見られたい」
反対に
「ここはあまり知られたくない」。
そんな気持ちから、意識的、
あるいは無意識に回答を
選んでいることがあります。
だから私は、色グラムの
結果だけを見て
「あなたはこういう人ですね」
と決めることはしません。
冒頭の方にも、どのあたりに
違和感があるのかを聞きながら、
普段の行動や大切にしている
ことなど、具体的な話を
伺っていきました。
すると、
「知られたくなかったから、
こんな答え方をしてたんだな〜。
恥ずかしい〜」と、ご本人が
笑いながら気づかれたのです。
私は講座などで、
「色グラムは性格を
言い当てたり、決めつけたり
するものではなく、無意識の中
にあるものを可視化する、
いわば情報収集の道具です」
とお伝えしています。
だから、結果が出たら終わり
ではありません。
むしろ、そこからがスタートです。
「ここは自分らしい」
「ここは、なんだか違う」
「どうして私は、
こう答えたんだろう?」
そんな違和感について対話し、
実際の行動や価値観と
照らし合わせていくことで、
結果だけでは見えなかった
自分が見えてくることがあります。
心理テストの結果は、
自分を決める「答え」ではなく、
自分を知るための
「材料」のひとつ。
次に心理テストをする
機会があったら、
「当たっている・当たっていない」
だけで終わらせず、
「なんか違うな」にも
目を向けてみてください。
その違和感こそ、自分を知る
ための大切な情報かもしれません。
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書くこと、描くことは「吐き出す」こと
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
「頭の中を整理するために、
紙に書き出してみましょう」
よく聞く言葉ですよね。
確かに、書くことは
頭の整理に役立ちます。
でも私は、そのもう一つ前に
大切なことがあると思っています。
それは、「とりあえず外に出す」こと。
頭の中には毎日、
いろいろなものが入ってきます。
やらなければならないこと、
誰かに言われたひと言、
気になっていること、
モヤモヤした気持ち……。
それを頭の中だけで
何とかしようとすると、
物をどんどん詰め込んだ
押し入れのようになって
しまいます。
扉を開けたら雪崩が
起きそうな押し入れを
片づけるとしたら
どうするでしょう。
中に入ったまま整理
しようとはしませんよね。
まずは全部出す。
そして、床に広げて眺めてみる。
「こんなものが入っていたんだ」
「これはもういらないな」
「これは大事だから残しておこう」
外に出したからこそ
初めて選ぶことができます。
頭の中も同じなのだと思います。
以前ご紹介した4コマシートも、
まずは自分の中にあるものを
外に出すためのもの。
出来事や言葉だけでなく、
そのときの気持ちを表情で
描いてみます。
怒った顔、困った顔、
泣きそうな顔。
上手に描く必要はありません。
顔にしてみると、
「ああ、私こんなに嫌だったんだ」
「怒っていると思っていたけれど、
本当は悲しかったのかも」
と、言葉だけでは出てこなかった
気持ちが見えてくることがあります。
頭の中にあるうちは、
自分とくっついていたものが、
紙の上に出すことで
「見るもの」に変わる。
すると少しだけ距離ができて、
自分のことなのに客観的に
眺められるようになります。
だから、最初から整理しなくてもいい。
まずは、出してみる。
そして、眺めてみる。
整理するのは、
そのあとでいいのだと思います。
もし今、頭の中がいっぱいだと
感じているなら、
紙を一枚用意して、浮かんでいる
ことをそのまま出してみませんか。
言葉にならなければ、
顔をひとつ描くだけでもいい。
そこから、自分の中に
何が詰まっていたのかが
見えてくるかもしれません。
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その仕事の『なぜ?』を言葉にできますか?
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
最近、教育のことや
若い世代のこと
そして彼らを受け入れる
大人たちのことを書く
機会が増えています。
学校と社会、
若い世代と私たち大人。
それぞれについて
考えているうちに
少しずつ見えてきた
ことがあります。
もしかすると今
その間にある
「当たり前」が、
少しずつズレてきている
のではないか、と。
たとえば、
「仕事は見て覚えるもの」
という考え方。
私たちの世代には、
それが当たり前だった
時代がありました。
でも今、この方法が
若い世代には通用しにくく
なっています。
今の教育では、
「なぜ?」
「何のために?」と
意味や意義を考える
機会が増えています。
そんな環境で学んできた
若者にとって、理由を
知らされないまま
「とにかくやって」
「見て覚えて」と
言われることに戸惑いが
あるのかもしれません。
意味がわからなければ、
より合理的な方法や
自分なりのやり方を
選ぼうとすることも
あるでしょう。
だとすれば、
必要なのは若者側の
適応だけではありません。
受け入れる大人にも、
「なぜこの仕事が必要なのか」
「なぜこのやり方なのか」、
自分たちが大切にしてきた
ことの意味を言葉にして
伝える力が必要になっている
のではないでしょうか。
すべてを細かく教えるのではなく
「なぜ」という土台を伝え、
その先には本人が考える余白を残す。
教育と社会の間にある
ズレを埋めるには、
どちらか一方が合わせる
のではなく、お互いの
「当たり前」を知る
ことから始まるのかもしれません。
まずは、
自分が何気なく使っている
「普通はこうする」
「これくらいわかるよね」
の中にある「なぜ?」を、
一つだけ言葉にしてみませんか。
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