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代々受け継がれている「鎖」とは
唐突ですが、皆さんは
親から呪文のように
繰り返し言われている
「言葉」がありませんか。
例えば
「ちゃんとしなさい」
「人には優しくしなさい」
「我慢しなさい」などなど。
私の場合、幼少期から
言われ続けているのは
「負けるな」です。
数年前まで、この言葉に
無意識に縛られていました。
この言葉が無意識にあるため
他の誰かと比べ、自分は
「負けてるかも」と不安に
なり、自分を大きく見せる
ような態度に悩むことも。
しかし、その言葉を
投げかけている親も
その親から投げかけられて
無意識にその言葉に
影響されているのです。
この代々親から子どもへ
受け継がれている態度を
心理学では「人生脚本」
と言われています。
私たちは、無意識のうちに
親の教えを守ろうとします。
これは、先祖代々縛られる
「鎖」のようなものです。
無意識の中にある
その「鎖」のために
生きづらさを感じ思い悩む
人も少なくありません。
その鎖を断ち切れるのは
自分自身にしかできません。
ただ、人生脚本の中でも
生きるためにとても大切な
先人たちの知恵も含まれて
いるので、何を大切に
受け継いでいくかは、自身で
みつけることが必要です。
そうなんです、自分の
無意識の中に備わっている
様々な要素を表に出し
整理することが大切です。
その過程で、自分を
苦しめている「鎖」は
断ち切り、大切にする
「鎖」は残しておく。
人生脚本は、自分自身の手で
最良のものに書き換えて
次の世代に渡して、また
子ども達が自分自身で
最良なものに書き換えていく。
本来、次の世代に
受け継ぐのは、人生脚本を
どうやって書き換えるか
ということなのだと思います。
さて、皆さんは
無意識に口にしている
「口ぐせ」はありませんか?
その口ぐせが人生脚本を
書き換えるきっかけに
なるかもしれません。
学び直しが未来を変える
「今更勉強したって」とか
「やりたいことが分からない」
そう感じていませんか?
50代に差し掛かると
定年やその先を想像
しながら思い悩む方も
多いかもしれません。
この年だからこそ
今まで気づかなかった
「新しい自分」をみつける
チャンスが広がっているんです。
私もこれまで、仕事とは
関係ない「まちづくり」や
「福祉」などの研修に
参加してきました。
はじめは、単なる興味で
参加していた研修ですが
「まちづくり」では
地域の歴史や地域の未来を
想像して未来の人々のために
何を残せるのか、今から
やっておくことなどを
考えるきっかけになりました。
「福祉」では、今まで
知らなかった福祉のあり方
だったり、福祉がまちづくり
の重要な要素だという
ことを知りました。
この研修に参加することで
自分の視野が広がり
世界が広がったような
感覚でした。
また、その研修で
出逢った方々との交流も
始まり、その中で
「やりたい」と思うことが
増えています。
学ぶことに躊躇している方
にこそ体験してもらいたい
と思っています。
「何をしたらいいのか
分からない」と思っていても
興味のあることを少しずつ
学び、行動に移すことで
きっと、何かしらきっかけが
見つかります。
どんな分野でも、学ぶことで
新しい視点が増え、思わぬ
発見が訪れることも多いです。
その小さな発見の積み重ねが
未来を変えるほどの力に
なるはずです。
世代間のギャップを埋める方法とは
年齢が違う相手のことが
理解できないという声を
度々耳にします。
仕事柄、両方のお話を
聞く機会がありますが
どちらの言い分も間違って
いないのがほとんどです。
キャリアを積み重ねた
年代の方は、今までの
経験に基づいた価値観や
考え方があります。
若い方は、自ら課題をみつけ
「探究」するという学校教育
を受け社会に出ています。
それだけではなく今の若者は
デジタルネイティブ世代。
子どもの頃からスマホや
PCが身近で、分からない
ことがあればネットで調べる。
一方、私たちの世代は
(↑ちなみに私は50代です。)
ITには疎い世代とも言えます。
と言ったように
私たち世代と若い世代は
価値観や考え方が大きく
違うのも当然です。
それが世代間に生まれる
ギャップなのです。
それが、双方が
「分からない」に繋がり
悩みが尽きないのです。
そして、何もしなけれは
その悩みは大きくなる一方。
そうならないためにも
「ギャップ」をできるだけ
埋める努力が必要です。
埋めるためには
相手の背景を知り思いを
はせることが重要です。
どんな背景を持っているかで
言動や思考が想像できます。
そして、その想像を元に
考えを巡らせ自分との
違いを明らかにしてから
お互いのちょうどいい
所を探り当てます。
そうすることで
世代間ギャップがあっても
お互いの悩みを軽減
できるはずです。
まずは、その人の背景に
目を向けてみては
いかがでしょう。
心をトレーニングすることで実感できること
私たち人間は、この世で
いちばん弱い生き物
なのかもしれません。
だからこそ、ひとりでは
生きられないと思うんです。
人と関われば、安心感や
喜びもたくさんある反面
嫌な思いをすることも
少なくありません。
私たち
色彩メンタルトレーナは
その嫌な思いをできるだけ
減らすためのやり方や
考え方をお伝えしています。
教室や講座で生徒さんは
長い時間をかけて
ご自身と向き合い
上手くいかなかったことを
少しづつ改善しています。
どんな人間関係の問題も
ご自身に向き合うことで
嫌な相手と上手な距離を
保つことや相手の言動に
振り回されることが
激減します。
生徒さんのほとんどが
今まで「嫌だ」と感じる
相手に対して
「気にならなくなった」
「うまくいくようになった」
と話してくれています。
それは、ある日突然
劇的に変化をするのではなく
日々、ほんの少しづつ
変化していて、早ければ
数か月で、トレーニングを
始める前の自分と比べて
明らかに違っていると
実感することになるのです。
その実感をすることで
気持ちだけではなく
表情やしぐさ、はたまた
姿勢なども変わります。
また、自分の変化が
周囲の人に影響を与えて
周りの人の態度や言葉も
変化していきます。
心のトレーニングをする
ことで、職場や家庭での
居心地の良さも感じる
ようになり、今まで悩んで
いたことが不思議なくらい
充実している実感が
沸いてくると思うのです。
心のトレーニングをすると
実感できることとは
どんな場所や状況でも
居心地の良さと充実感
なのだと生徒さんから
教えてもらっています。
これも、私自身が
実感できていることですね。
教室や講座の生徒さん達に
感謝しています。
「やる」と決めることで見える景色
仕事柄、「やりたいことが
分からない」という声を
たくさん耳にします。
私自身、会社員の頃は
心の底からやりたいと
思うことがなかったと
思います。
恥ずかしながら
表面的には、周りに合わせ
やりたいことをやっている
ように見せていたところも。
運よく、今はやりたいことを
仕事にしていますが、
この職業に出会ったころは
心からやりたいと思って
いたかというと、さほど
思っていなかったと思います。
時を経て、たくさんの
クライアント様のおかげで
今は、心からやりたいことを
させてもらっています。
私、結構このパターンが
多いんです。
最初は、そんなに強い思いが
あるわけでもなく、単なる
興味や好奇心だけ。
だからこそ、
いくつも手を出しては、数か月
しないうちにやる気をなくし
道具やら材料やらだけが
残るという始末です。
その中で、いまやり続けて
いる子ことがいくつかあって
そのやり続けるための
きっかけは「やる」と
決めてることが多いんです。
つい最近、面白くなって
きたことのひとつが
「グラフィック
レコーディング」というもの。
これも、数年前に友人が
とあるセミナーで描いて
いるのを見て「描きたい」
という好奇心だけでした。
「描けるようになりたい」と
友人に声をかけたたら
部活という形で実現しました。
しかし、絵心が皆無の私は
描きたいという気持ちは
あるものの、現実では
忙しさを言い訳に描いて
いませんでした。
それでも、その部活に
講座の依頼が来てチームで
その講座を引き受けると
言うありがたい状況になり
「しゃべる」担当で
関わらせてもらいました。
その講座は、なんと3年
続いて、受講された方に
会えば「実践しています」と
目をキラキラさせて話して
くれる機会もありました。
そんなことが続いて
私の心は「やろう」という
気持ちに変化していました。
それまでは、何となく
やっている風を装って
たまに描いている状況でしたが
「やる」と決めたのが
去年の今頃です。
それから、研修や講義の
たびにメモ代わりに描く
ようになりました。
そして、「やる」と決めて
約1年、何か考えることが
ある時にも「グラレコ」を
描いています。
私自身は、頭の中でぐるぐる
していたことを構造化しながら
整理ができるようになり
どこに重点を置くのか
明確になってすっきりします。
そして、仕事でも
教室の生徒さんの話を
「グラレコ」することで
心の奥底の本心に気づき
表情が明るくなり、未来を
楽しそうに語ってくれます。
「やる」と決めなければ
この感覚や、生徒さんの
嬉しそうな表情を見ることも
なかったでしょう。
つまり、強い思いを持たず
始めたことでも、
「やりたい」を「やる」と
決めることで新しい景色が
見えてくると思うんです。
始めは軽い気持ちでも
どこかで「やる」と決めれば
この先の未来の見えるものは
変わってくると思います。
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ここからはお知らせです。
この度、伊那商工会議所主催の
セミナーの講師を務める
ことが決定しました。
「職場の人間関係をスムーズにする
コミュニケーション向上セミナー」
若手とのコミュニケーションを
テーマにワークや
グループディスカッションを中心に
「体感」できる内容になります。
こんな方におすすめです。
・若手とのコミュニケーションが
難しいと思っている方
・感情のコントロールしたい方
・社内の人間関係を円滑にしたい方
コミュニケーションが
円滑になることで
人間関係が理由となる離職は
軽減できます。
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日時 11月7日(木) 13時~
場所 伊那商工会館 1階大ホール
対象 経営者、管理職
主催 伊那商工会議所 経営支援課
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