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2025-06-12 15:46:00

習慣が変われば無意識も変わる

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

世の中には、「変わりたいと
願ってもなかなか思うように
変われない」と感じてる人は
多いのではないでしょうか。

 

実は私たちの行動の多くは
“無意識”によって動かされて
いて、その無意識は日々の
「習慣」によって育まれて
いるものです。

 

実は、数年前の私も
「やろうと思っていたのに
なかなか手が付かない」
「大事なことなのに、
後回しにしてしまう」などの
日々を繰り返していました。

 

そんな時に、ある講座の中で
自分の頭の中を可視化するために
その日の振り返りと、次の日の
計画などを盛り込んで、まるで
日記のようにノートに書く
ことを習慣にする方法を知りました。

 

元来ものぐさな私でしたが
何かひとつでも続けること
ができたら何か変わるのでは
無いかと考え、書き始めました。

 

また、当時練習を始めていた
グラフィックレコーディングの
要素も取り入れて書き始めました。

 

それから、2年半経ちますが
図解と文字を組み合わせた形
に変化しましたが、ほぼ毎日
描いて6冊目のノートが
あと数日で終わろうとしています。

 PXL_20250611_133247133.MP~2.jpg

描き始めた当初は、特に
何か変化した実感はないので
さぼってしまうことも
あったけど、止めてしまわない
ように試行錯誤しました。

 PXL_20250611_133354254~3.jpg

すると、1年程経った頃には
描かなかった次の日は
行動の効率が悪かったり
その日のタスクを忘れて
しまうなどの影響が出るように
なってきました。

 

そして、毎日自分の頭を
見える化することで
本当にやりたいことや
方向が明確になることが
実感出来て、今や描かない
と落ち着かないほどです。

 

もちろん、状況によっては
描けない日もありますが
そこは、少しだけ自分を
緩めて、義務にならないように
気を付けてます。

 

しかも、無意識の言動の
せいか、やりたいと思っていた
案件のお声がかかるように
なってきました。

 

さらに、自分の感情も
前にも増して整理ができて
感情的な判断も各段に
少なくなりました。

 

この経験を通して実感したのは
「習慣が変われば無意識の
反応も変わる」ということ。

 

見える化ノートを描くことで
「やるべきこと」や
「やりたいこと」が無意識に
インプットされ自然と行動
しているように思います。

 

行動が変われば、結果も
変わってきます。
結果が変われば、また新たな
習慣を生み出し、プラスの
循環が繰り返されます。

 

この循環のスタート地点は
「ほんの少しの習慣の変化」
なのだと思います。

 

習慣は、意志の力だけでは
なかなか続かないものです
だからこそ、
「無理なく続けられる工夫」
が大切です。

 

私にとっては、簡単なイラスト
を取り入れた「見える化ノート」
なのだと思っています。

 

今あなたにとって
「これならできそう」と
思えるものをみつけて
みてください。

 

それが習慣化した先に
思いもよらないことが
待っているかもしれません。

~~~~~~~~~~~~
自分の感情を知るセッションや
教室、講座を提供しています。
ご興味のある方は
このHPの
セッション・教室・各種講座
をご覧ください。

お問合せはこちらから

そしてこの度、ご縁を頂き
経営者の方やリーダーの方
に向けてワークショップを
開催することになりました。

 

ビジネス塾セミナー.jpg

「色グラム
 @チームビルディング」

日程 6月27日(金)18:30~
場所 すまいテラスいな
参加費 4,000円(学生無料)

ご参加お待ちしています。
~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

2025-06-09 00:45:00

チームを育てる前に、「自分」と「相手」を知ろう

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

コロナ過を経て、急速に
便利なツールを使うように
なり、人と人の関係も
複雑になっています。

また、人との関わりを
制限された影響は少なからず
残っていることは否めません。

 

だからなのか、最近特に
耳にするのが
「チームビルディング」です。

チームビルディングの研修
と言えば、ゲームや
ワークショップなどが
主流になっています。

 

また、1on1ミーティングや
心理的安全性など職場で
取り組んでいる企業も
増えています。

 

しかし、そういった技法を
実施しても、なかなか
上手くいかないことも
少なくありません。

 

とかく私たちは技法を
手に入れるとそれに頼って
しまい、肝心なことが
置き去りにされてしまう
ことがあります。

 

技法も大切ですが
より効果的にするには
自己理解と他者理解が
重要になります。

 

自分を理解してないまま
技法を試しても、自分が
無意識に使っている言葉や
表情に気づいていなければ
自分が相手に及ぼす影響
にすら気づけないものです。

 

そして、相手のことを
客観的に捉えることが
出来なけければ、自分の
偏った色眼鏡で見て
相手の本質に気づくことも
難しいでしょう。

 

技法を試す前に必要なことは
自分や相手のことをよく
「知る」ということです。

 

自分や相手の理解が
進まなければ、いくら
いい技法を手に入れても
その技法を最大限に
活かすことも出来ません。

 

ただ、自己理解や他者理解は
自分の頭の中だけで描いても
堂々巡りになるだけで
なかなか理解に至らない
ことの方が多いものです。

 

自分や相手を客観的に
捉えるためには、ツール
を使うことも選択肢の
ひとつではないでしょうか。

 

手前味噌ですが、現場で
使っているのはうちの
オリジナルの「色グラム」
という心理テストを使って
心を可視化しています。

 

色グラムは、人の内面の
傾向を5つの特性(色で表現)
に分け、視覚的に見えるように
するツールです。

例えば、
「行動力はあるけど短気」
「優しいけど自己表現が苦手」
人それぞれ個性があります。

 

色グラムによって、
それぞれの“らしさ”が可視化
されると、相手の言動の
理由に気づけるようになります。

 

技法を活かすためにも
まずはひとりひとりの
“見えない個性”を見つめる
ことがスタートラインです。

 

「色グラム」はその
「自分を知る」「相手を知る」
をシンプルに、だけど楽しく
促してくれます。

 

スキルや技法だけに頼る
のではなく、「人の違い」を
理解し、認め合える土台を
作ることがこれからの
チームビルディングに必要な
視点ではないでしょうか。

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2025-06-02 19:43:00

自分を知ることで、親子関係は変えられる

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

毎週月曜日はクリニックで
ワークを実施していますが
クリニックだけには限らず
教室や個人セッションで
家族との関係性についての
ご相談が多くあります。

 

人間関係というと、職場や
友人との関係性に目が向きがち
ですが、家族との関係も
人間関係です。

 

私の経験値ではありますが
人間関係がうまくいかない人の
お話しを聴くと、ご家族との
関係性が悪い傾向があります。

 

実は、人間関係で最も難しい
と言われているのが
家族関係ともいわれています。
その中でも親子の関係はとても
難しいと思います。

 

なぜ、難しいのか…
それは、基本的には感情が
優位な関係性だからです。

 

例えば、親の立場なら
自分の子どもはなんとしても
守りたいという感情。
子どもの立場なら
両親に認めてもらいたい
褒めて欲しいという感情。

 

と言ったように、
感情が優位に働く関係性なので
理性的な思考を動かすことが
そもそも困難なのです。
また、脳のしくみでは
感情が優位なときには、思考は
鈍くなると言われていて、
両方
同時には動かせないものです。

 

だからこそ、親子の関係性を
改善するには、時間と労力が
必要になります。

 

もし、親子との関係性を
改善したいと思うのであれば
まずは。自己理解が何よりも
重要です。

 

親の立場であれば
自分がどんな言葉や表情で
子どもに接しているのか
または接してきたのか。
自分が子どもの頃に
親から繰り返し言われたこと。

 

子どもの立場であれば、
子どもの頃に親から
繰り返し言われたこと。
そして、その影響下で自分が
今、どんな言葉を使い
どんな表情をしているのか。

 

言葉や態度は、繰り返し
浴びれば、浴びた側も
その言葉や態度は使いやすい
ものとなり、無意識に
浴びていた言葉や態度で
人に接することになります。

 

「両親に似ているねー」と
言われるのは、顔だけではなく
使う言葉や表情が引き継がれて
いる可能性も否めません。

 

知らず知らず、受け継がれた
ものは、よほど意識しないと
気がつくことはありません。
無自覚に言葉や表情が
相手の情報となってしまうのです。

 

その情報を元に、意図しない
自分像が相手に伝わり
誤解が生じるものです。

 

親子の関係においても
今、無意識に発している言葉、
表情が、親子間の関係を
良くない方向の導いている
のかもしれません。

 

度々記事にも書きましたが
言語、表情、仕草などは
相手とのコミュニケーションを
図るための道具です。

 

自分自身が、普段無意識に
使っている言葉、表情、仕草に
目を向けてみてください。

 

私の家庭では、「ありがとう」
という言葉をあまり聞いた
ことがありませんでした。
なので、いざ自分が言葉に
しようと思うと、恥ずかしさや
照れくささがあって
言いにくい言葉でした。

 

でも、心理学を学んだ時に
「ありがとう」という言葉を
1日10回言うという課題を
言い渡され、割と必死に
「ありがとう」という言葉を
使っていました。

 

それから10年以上経ちますが
今の家族の関係は、たまには
喧嘩もしますが、基本的には
笑いが絶えない関係を
保てています。

 

お互いの性格はさほど
変化はありませんが
柔らかい言葉や表情が
使いやすい道具に切り替わった
と思っています。

 

もし、人間関係でお困りの方は
まず、自分の道具(言葉、表情、仕草)
に目を向けてみてください。


自分に不足している言葉や
表情が分かれば、後は
使う努力をして、自分のもの
にするだけです。

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2025-05-29 21:41:00

学びの中で、じんわり見えてきたこと

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おはようございます。
彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

前もお話した、自己理解を
深める学びが半分終了❢

 

ボリュームのある講座で
週イチで課題提出があって
感情や状況を絵で表現する
課題なので、まあ手間が
かかります。

 

メンタルに関わることを
生業にしているので
自分を紐解くことは今までも
やってきているんだけど
ここまで、ワークをしっかり
取り組むのは初めて。

 

今までは、自分自身に
問いかけ、問いの答えを
メモに書く程度。

 

受講している講座は
感情や状況、言葉を使って
図解化するので、今までとは
少し違う見え方なんです。

 

4か月のプログラムで
現在折り返し地点。
この2か月取り組んで
新たな気づきもありました。

 

その気づきとは
過去を振り返りながら
しかも、自分のルーツを
掘り下げもしたので
私が今こうして生きている
ことは、当たり前じゃない。

 

先祖がいなければ、
祖父母が出逢っていなければ
両親が出逢っていなければ
今の私は存在すらしていない。

 

そう思うと、今まで経験した
辛いことや悲しいことも
先祖から受け継がれた
大切な命なんですよね。

 

若かりし頃は、親に反発し
幾度となく親に迷惑を
かけていましたが
振り返ってみるとその経験も
今の私にたどり着くため
起きた出来事のような
気がしています。

 

心理学を学び、親との関係は
改善できて笑いあうことも
増えていましたが、この
プログラムを通して
家族に対して「ありがたい」
という気持ちが大きくなりました。

 

そうなんです、私自身
親との関係性は最悪で
同じ家にいながら2年近く
顔を合わせるのを避けて
いた時期もあったんです。

 

それと比例するかのように
家族以外の人間関係も
あまりうまくいって
いませんでした。

 

心理学を学び、親との関係が
改善すると、不思議なくらい
周囲の人とのトラブルが
激減しました。

 

思うに、生まれて初めて
関わりを持つのは親。
言わば、いちばん最初に
経験する「社会」だと思うんです。

 

その土台が良好でなければ
外側の社会の中で、うまく
関係を築くことも出来ない
のではないでしょうか。

 

親も、親という生き物ではなく
ひとりの人間で、それぞれに
ストーリーがあって
その経験が、人格を形成して
いるのです。

 

人間関係がうまくいかないと
感じている人は、いちばん
身近な両親との関係を
見直してみてはいかがでしょう。

 

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2025-05-27 00:17:00

同僚との関係がこじれるのは、近づきすぎたせいかも

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

最近、高校生に向けて
「働く」ということについて
考えてもらう機会が
増えています。

 

もちろん、生活のために
お金を稼ぐことがいちばんの
目的という人がほとんど
ではないでしょうか。

 

まあ、中には別の目的の
方が重要という人も
いるのかもしれません。
例えば、好きなことを
仕事にしている人にとっては
使命やお金ではない価値
のために働いていることも
あるのかもしれません。

 

ただ、好きなことを仕事に
している人はほんのひと握り
ではないでしょうか。
なんなら、嫌だけど稼ぐため
に仕方なく仕事をしている人
の方が多いと思うんです。

 

今回は生活のために
働いている人に向けて
職場での人間関係について
私がサラリーマンの時代
から思っていることを
お話ししようと思います。

 

私が20代の頃ですが
平均年齢が40歳前後の
若い人が多い職場で働いて
いて、サークル活動や飲み会
が盛んな会社でした。

 

もちろん、割と社員同士が
仲が良い会社でした。
しかし、今考えてみると
距離感が近すぎて、仕事を
するうえではやりにくい
こともありました。

 

例えば、間違っていたり
進捗状況が遅れていたり
あまり良くないことが起きた
時に、相手に伝えられず
困ってしまうこともありました。

 

今思えば、同僚という関係
ではなく「友達」を求めて
いたのかもしれません。

 

でも、会社組織の中で
友達(親友)になるのは
とても難しいことなの
かもしれません、

 

というのも、会社組織の中
では、誰に対しても「利害」
があるからだと思うんです。

 

働いてその対価として
毎月給料を頂くという
「お金」が絡んでいる関係。

 

例えば、
「自分はたくさんの仕事を
しているのに、〇〇さんは
明らかに仕事量が少ないのに
給料はほぼ変わらない」
と思ったことはありませんか。

 

これが、まさに「利害関係」
にあるということだと
思うんです。

 

どんなに仲が良くても
根底では「お金」という
紐で繋がっているものです。

 

だからこそ、「利害関係」
にある相手は、会社とは
関係のないところで出来た
「友達」になるのは
難しいと思うんです。

 

これは、個人的な話ですが
20代に働いていた時の
仲が良かった同僚とは
退社したすぐはご飯を
食べに行くこともありましたが
いつの間にか共通の話題が
見つからなくなり
いつの間にか疎遠になりました。

 

中には、一生の友に
出逢えている人もいるかも
しれませんが、それは案外
奇跡的なことなのかも。

 

だからこそ、職場での
関係性は程よい距離感が
重要だと思うんです。

 

もし、職場の人間関係に
悩んでいるなら
もしかしたら、職場の同僚に
プライベートでの友達と
同じ様な関係を求めて
いるのかもしれません。

 

一度、周りとの距離感を
見つめ直してみては
いかがでしょうか。

~~~~~~~~~~~~
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