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2025-07-03 22:23:00

フィクションが浮かび上がらせた、本当の気持ち

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

前の記事でもご紹介した
4月から取り組んでいる
「自分発見プログラム」も
今月で終わり。

 

週一回の受講と課題。
しかも、毎回ちょっとした
イラストを描きながら
言葉を入れていくという
それなりにハードな内容。

 

その中のひとつ、
物語から自分を見つめ直す
という一見「関係あるの?」
と思う内容のワークでしたが
思いがけない結果になりました。

 

そのワークとは、
自分の好きな小説や映画などを
題材にして自分が大切に
していることやあぶりだす作業。

 

選んだ物語りは、ほんの僅かな
時間だけ過去に戻り、会いたいと
思う人にまた会えるというお話。
ただ、過去は変えられない
という制限付き。

 

その小説の中にはいくつかの
物語が詰まっていて、
その中で私が選んだのは
事故で亡くなった妹に合う
女性の物語でした。

 

そのワークをする前に
何のためにこのワークを
するのかの説明はありましたが
どんな着地になるのかは
やってみないと分からない
という状況で課題のワークに
取り掛かりました。

 

私自身、20代の頃に
事故で兄を亡くしているので
共感が動く物語です。
いくつかの質問に答えて
ワークを完成。

 

そんなワークの中で
今までの自分の経験から
これから、大切にしたい
ことが浮かび上がりました。

 

それは、
「伝えたいことは
その時に伝える」

 

実は、このことは今までの
経験の中で、いちばん後悔
していることなのかも。
兄に対して、もっとしっかり
話しておけばよかったと
未だに後悔がよぎります。

 

ただ、日常の生活に追われ
大切なことがおろそかに
なっていたことにハッとしました。

 

でも、思っていることを
全て伝えることがいいこと
だとも思ってないんです。

 

私が兄に対していちばん
後悔しているのは
「ありがとう」という
感謝を全く伝えてなかったこと。

 

見えるところでも、
見えないところでも、
私を精一杯支えてくれたこと
に対して、若かったせいか
感謝を伝えるのが照れくさくて
いつでも言えると全く口に
することがなかったんです。

 

でもある日突然、帰らぬ人に。
言いたかったことは山のように
ありましたが、いちばん
悔やんだのは、お礼を
言えてないことでした。

 

自分発見プログラムで
そのことを思い出して
今後は「感謝の気持ちは
その時に伝える」ことを
心掛けていきます。

 

皆さん、感謝の気持ち伝えてますか?

 

ほんのちょっと照れちゃう
かもしれませんが、
目の前にいる大切な人に
後で後悔しないように
「ありがとう」って言って
みませんか。

 ~~~~~~~~~~~~

自分の感情を知るセッションや
教室、講座を提供しています。
ご興味のある方は
このHPの
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をご覧ください。

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2025-06-29 00:26:00

自分のクセ、ちゃんと見えていますか?

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

先日、ご縁を頂いて
地域の経営者の方々や
リーダーの方々に向けて
ワークショップを
させていただきました。

 

その際に反響が大きかった
「ズレ」について皆さんに
共有しようと思います。

 

周囲にこんな人いませんか?
・言ってることと行動が違う
・やると言ったのにやらない
でも、もしかしたら自分にも
言える事なのかもしれません。

 

私たちが話す言葉や行動は
意識的なものだと思われて
いるかもしれませんが
その多くは、無意識で言葉を
選び、無意識で反応し、行動を
起こすものなのです。

 

言葉と行動の「ズレ」には
無意識が大きく関わっています。
自身の無意識を理解しなければ
言葉と行動が一致することは
難しいとも言えます。

 

私たち人間は、言葉や行動を
90%以上の無意識が行って
いるのは、様々な研究で証明
されています。
その無意識は、何もしなければ
意識することすらできないのです。

 

また、多くの人たちは
他者に目が行き、自分のことは
案外見落としてしまいがち。

 

自己理解が出来ていなければ
言葉と行動がズレてしまい
言っていることと行動が違い
信用を失うことにも
なり兼ねません。

 

現在、多くの企業で
チームビルディングの研修などが
頻繁に行われています。
しかし、自己理解ができていない
状況でチームビルディングという
技法だけ取り入れても
チーム力が向上することは
期待できません。

 

自己理解を深めるためには
無意識を「見える化」する
ことが大切です。

 

手前味噌ですが、今回の
セミナーでも使った「色グラム」
は無意識の情報を見える化する
シンプルな道具です。

 

無意識の中に潜んでいる
情報を「見える化」して
自分自身の言動を一致させる
ことで周囲の信頼度は
格段に向上します。

 

しかも、、自己理解ができると
実は、他者を理解することは
そう難しいことではありません。

 

自己理解は他者を理解する
ための第一歩なのです。
逆に、自己理解ができなければ
他者を理解することは
難しいと言えるのです。

 

自己理解から他者理解を進めた
うえでチームビルディングに
必要な技法を取り入れれば
チーム力もはるかに向上
するのではないでしょうか。

 

さて皆さんは、
自分の言動が一致していますか?

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2025-06-26 21:42:00

「誰のために、何のために」を問い続ける仕事

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

先月、ひょんなことから
ご縁を頂いて、新しい仕事
「職場体験支援コーディネーター」
を始めました。

 

今回は、この新しい仕事を
始めてみて、あらためて
感じたことやこれから考えて
いこうと思っていることを
書いてみようと思います。

 

お時間があれば、最後まで
お付き合いいただけると
嬉しいです。

 

さて、この新しく始めた
お仕事を簡単にご説明すると
長野県から委託を受けて
小中学校、高校と地域企業
とをつなぐお仕事です。


今は、マイスター派遣事業で
学校からのご希望に合った
マイスターをコーディネート
していますが、今後は
職場体験でお困りの企業や
学校のサポート事業も行います。

 

こういったお仕事をしていると
今、私がやっていることは
誰のため?何のため?
と思うことが多くなりました。

 

もちろん、個人事業主の立場
なので、普段から「誰のために
何をするのか」と考えるて
いますが、この仕事を始めて
この指針を待たないと、
事業がただ予算を溶かす
ことになりかねないと思うんです。

 

この取り組みの目的は
「県の産業を担う人材の確保」
子ども達が、将来長野県で働く
ことを選択肢のひとつに
してもらうための取り組み。

 

県の事業なので、規約や制限が
多いのもひとつの課題。
だからと言って、何も考えず
言われた通りに業務を遂行
していくことは誰のためにも
ならないと思うんです。

 

県からの制約がある中で
子ども達にどんな経験をして
もらうことが、地域のために
なるのか、はたまた子どもたちの
将来のためになるのか。

 

常に、「誰のために何をする」
という問いを持ち続けなければ
何の意味も持たないこと
になってしまいます。

 

現場では子どもたちが、今まで
体験したことのないことを
経験して、目を輝かせている
姿を目にします。

 

そして、来校される企業の
方も、初めて子ども達と話す
経験を最初は戸惑いながらも
終わるころには達成感に
満ちた表情を浮かべる方が
ほとんどです。

 

また、子ども達から
「何のために働くのか」という
問いの対して、普段気にも留めない
ことを真剣に考える。
そんな場面も目にします。

 

個人的には、この両者の経験が
これからの未来を創造する
のだと勝手に思っています。

 

子ども達はもちろん、大人も
誰に会い、どんな経験をする
のかが、これからの未来を
形作るはずです。

 

いつも同じ顔ぶれの中に
身を置いていれば、視野も狭く
何か問題が起きた時には
その問題に押しつぶされて
しまうかもしれません。

 

しかも、そんな大人の姿を
見ている子ども達は、未来に
希望なんて持てなくなって
しまいます。

 

現に、長野県の若者(高校生まで)
の自死率は、国内でも上位に
位置づけています。

 

私自身は、今暮らしている
地域が大好きです。
だからこそ、自分が好きな
地域の幸福度が低いことが
とても悲しくもあります。

 

今、私の出来ることは
地域の子ども達が未来に希望を
持つことができて、地域で働く
人たちが、幸せを感じてもらえる
ように活動していきたいと
思っています。

 

その活動のひとつが
「職場体験支援コーディネーター」
だと思っています。


常に、「問い」を持ちながら
今、自分にできることから
取り組んでいこうと思っています。

 

最後までお読みくださり
ありがとうございます。

 

~~~~~~~~~~~~
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お問合せはこちらから

そしてこの度、ご縁を頂き
経営者の方やリーダーの方
に向けてワークショップを
開催することになりました。

いよいよ本日開催です!
ドタ参加も大歓迎です。

 

ビジネス塾セミナー.jpg

「色グラム
 @チームビルディング」

日程 6月27日(金)18:30~
場所 すまいテラスいな
参加費 4,000円(学生無料)

 

 

ご参加お待ちしています。
~~~~~~~~~~~~~~

2025-06-23 21:25:00

受け取り方が変わると、職場の空気も変わる

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

私たち人間にとって、感情は
なくてはならないものです。

でもその感情をうまく扱えないと、
他者とのコミュニケーションに
すれ違いが生まれてしまいます。

 

特に職場では、この「感情」が
邪魔になることも多くあります。

 

たとえば、誰かの言葉や態度に
傷ついたとき、
その出来事
そのものよりも、自分の
“今の心の状態”が影響していた、
という経験はないでしょうか?

 

人は、何かを見聞きしたとき、
それを「そのまま」受け取って
いるように思っていても、
実は無意識に“感情”という
フィルターを通して受け取っています。

 

たとえば、自分が落ち込んでいる
ときは、普段なら気にも留めない
一言に深く傷ついたり、相手の
表情に過敏に反応してしまうこと
もあります。

 

逆に、自分がご機嫌な時には、
同じ言葉でもさらりと受け流せ
たりしますよね。

 

つまり、同じ出来事でも、自分の
感情のあり方次第で、まったく
違った受け止め方になるのです。

 

だからこそ大切なのは、
「今、目の前で起きていること」と
「自分のご機嫌」を切り離して
考えることです。

 

しかもこの“感情のフィルター”は
人によって異なります。

性格や価値観、育ってきた環境など
さまざまな要素によって形成される
ものだからです。

 

職場という場所は、性格も価値観も
さらには、年代も異なる人たちが
集まるところ。
そんな中で
「自分だったらこう思う」
「こうするべきだ」
といった価値観だけで相手の言動を
受け取ってしまうと、誤解や
すれ違いが生まれてしまいます。

 

相手の言葉や態度を、
感情的なフィルターを通して捉えて
しまえば、相手にそのつもりが
なくても、自分が勝手に傷ついて
しまうこともあります。

 

だからこそ、「相手と自分は違う」
という視点を持つことがとても
大事です。
それだけでも、
コミュニケーションの質は少し
ずつ変わってきます。

 

ここまで読むと、
「感情は邪魔なもの」と感じた方
もいるかもしれません。

でも、感情は決して悪者ではありません。

 

私たちは、感情があるからこそ
人間らしく生きることができます。

そして仕事においても、感情は
大切なエネルギーの
源です。

 

その時感じたことは、
自分の心の声。

 

だからこそ、湧き上がった感情を
むやみに否定する必要はありません。

 

ただし、大切なのは
「その感情に振り回されない」
ことです。

 

自分の心の声(=感情)を
大切にしながら、

「相手は自分とは違う存在」
と意識を向けてみましょう。

 

そのまま感情をぶつけるのではなく
ひと呼吸おいて「事実」に目を
向けてみる。
それだけで、気持ちの受け止め方が
変わり、
相手との対話もしやすく
なります。

 

職場での人間関係に悩んだときは、
ぜひ自分にこう問いかけてみてください。

 

「私、今、感情のフィルターかかってない?」

 

もしかすると、これまで見えな
かった相手の思いや背景に、
ふと気づけるかもしれません。

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そしてこの度、ご縁を頂き
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に向けてワークショップを
開催することになりました。

 

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「色グラム
 @チームビルディング」

日程 6月27日(金)18:30~
場所 すまいテラスいな
参加費 4,000円(学生無料)

 

ご参加お待ちしています。
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2025-06-12 15:46:00

習慣が変われば無意識も変わる

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

世の中には、「変わりたいと
願ってもなかなか思うように
変われない」と感じてる人は
多いのではないでしょうか。

 

実は私たちの行動の多くは
“無意識”によって動かされて
いて、その無意識は日々の
「習慣」によって育まれて
いるものです。

 

実は、数年前の私も
「やろうと思っていたのに
なかなか手が付かない」
「大事なことなのに、
後回しにしてしまう」などの
日々を繰り返していました。

 

そんな時に、ある講座の中で
自分の頭の中を可視化するために
その日の振り返りと、次の日の
計画などを盛り込んで、まるで
日記のようにノートに書く
ことを習慣にする方法を知りました。

 

元来ものぐさな私でしたが
何かひとつでも続けること
ができたら何か変わるのでは
無いかと考え、書き始めました。

 

また、当時練習を始めていた
グラフィックレコーディングの
要素も取り入れて書き始めました。

 

それから、2年半経ちますが
図解と文字を組み合わせた形
に変化しましたが、ほぼ毎日
描いて6冊目のノートが
あと数日で終わろうとしています。

 PXL_20250611_133247133.MP~2.jpg

描き始めた当初は、特に
何か変化した実感はないので
さぼってしまうことも
あったけど、止めてしまわない
ように試行錯誤しました。

 PXL_20250611_133354254~3.jpg

すると、1年程経った頃には
描かなかった次の日は
行動の効率が悪かったり
その日のタスクを忘れて
しまうなどの影響が出るように
なってきました。

 

そして、毎日自分の頭を
見える化することで
本当にやりたいことや
方向が明確になることが
実感出来て、今や描かない
と落ち着かないほどです。

 

もちろん、状況によっては
描けない日もありますが
そこは、少しだけ自分を
緩めて、義務にならないように
気を付けてます。

 

しかも、無意識の言動の
せいか、やりたいと思っていた
案件のお声がかかるように
なってきました。

 

さらに、自分の感情も
前にも増して整理ができて
感情的な判断も各段に
少なくなりました。

 

この経験を通して実感したのは
「習慣が変われば無意識の
反応も変わる」ということ。

 

見える化ノートを描くことで
「やるべきこと」や
「やりたいこと」が無意識に
インプットされ自然と行動
しているように思います。

 

行動が変われば、結果も
変わってきます。
結果が変われば、また新たな
習慣を生み出し、プラスの
循環が繰り返されます。

 

この循環のスタート地点は
「ほんの少しの習慣の変化」
なのだと思います。

 

習慣は、意志の力だけでは
なかなか続かないものです
だからこそ、
「無理なく続けられる工夫」
が大切です。

 

私にとっては、簡単なイラスト
を取り入れた「見える化ノート」
なのだと思っています。

 

今あなたにとって
「これならできそう」と
思えるものをみつけて
みてください。

 

それが習慣化した先に
思いもよらないことが
待っているかもしれません。

~~~~~~~~~~~~
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