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方法より先に“行き先”。それが続く人の小さな習慣
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
「どうやるかより、
どうなりたいかが先。」
これは分かっているようで、
意外と見落とされがちな視点です。
何かを変えたいと思ったとき、
多くの人がまず“方法”を
探しに行きます。
早起きのコツ
片づけのコツ
ダイエットのやり方
部下育成のノウハウ…。
でも、やってみても続かない。
結果が出る前に別の方法が
気になってしまう。
そんな経験、ありませんか?
例えるなら、最新のカーナビに
変えたのに、行き先を入力しない
まま走り出すようなものです。
どんなに性能が良くても、目的地が
決まっていなければ案内はできません。
では、目的があいまいなままだと
何が起こるのでしょう。
まず、目の前の行動に意味を
感じられず、やる気が
続かなくなります。
「これをやって何になるんだろう?」
という思いが湧き、少し壁にぶつかる
と簡単に止まってしまうのです。
さらに目的がない分、方法ばかりが
気になりやすくなり、
「もっと良いやり方があるのでは?」
と迷子になってしまいます。
その結果、方法の比較にエネルギー
を使い、肝心の“前へ進む力”が
削られてしまうのです。
だからこそ、方法を探す前に
立ち止まってみませんか。
「私は、どう“なりたい”んだろう?」
「どんな未来を手にしたいのか?」
その問いに向き合った瞬間、
方法は“選ぶもの”ではなく、
“自然と絞られていくもの”
へと変わります。
もし今、何をやっても続かない…
と感じているなら、方法が悪い
のではなく、まだ“行き先”が
決まっていないだけかもしれません。
あなたは、
どんな自分になりたいですか?
まずは、今日一日の行き先を
決めてみてください。
1日の終わりにどんな気持ちや
表情になっていたら納得できますか。
その小さな一歩が、
未来を静かに動かし始めます。
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自分の感情を知るセッションや
教室、講座を提供しています。
ご興味のある方は
このHPの
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やってみた人の言葉は強い
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
皆さんは、どんなときに人の話に
「納得感」を覚えますか?
きっと、それは“その人自身が
体験してきた言葉”に触れたとき
ではないでしょうか。
どんなに理論が正しくても
実践のない言葉には重みが
ありません。
体験を通して実感したことこそが
人を動かす「説得力」になると
思うんです。
たとえば、ダイエット法を
教える人がぽっちゃりした
ままだと信じてみようとは
思いにくいですよね。
また、肌のトラブルを
抱えた人が自社の化粧品を
勧めても説得力に欠けます。
人は無意識のうちに
“その人自身の変化”を見ています。
だからこそ、実践して成果を示す
ことが、最も強い信頼の証になります。
心理を扱う私たちの業界も同じ。
知識を学ぶことは大切ですが
机上の学びだけでは「できている」
とは言えません。
実際にやってみて初めて
自分の思考のクセや感情の揺れ
に気づくことがある。
そこから得た“実感”が
人に伝えるときの説得力になります。
「こうすればいい」と頭で
わかっていても、現場では
思うようにいかない。
その経験を重ねてこそ、人の話を
聴く力や、相手に寄り添う姿勢が
磨かれていきます。
教室でも、生徒の方々が
「知っている」から「できる」
に変わる瞬間こそが、成長の証。
結局のところ、経験に勝る
学びはありません。
体験し、実感を得てこそ
人の心に響く言葉が生まれる。
だからこそ――
もし今、何かに迷っているなら
まず“やってみる”ことから
始めてみませんか。
その小さな一歩が、あなた自身の
説得力を育て、誰かの心を動かす
力になるはずです。
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経験を活かす時代のスキル「構造化」と「見える化」
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
現代は情報があふれ何が重要で
何から考えるべきか分かりにくく
なっています。
頭の中が整理されないまま
会議に臨み、話が脱線して
時間だけが過ぎてしまう。
そんな経験をしたことが
ある方も多いでしょう。
会話だけで進む会議では
論点がズレたり感情に流され
たりしがちです。
全員が同じ目的を共有できて
いないと、結論にたどり着かない
まま終わってしまいます。
そんな課題を防ぐために
役立つのが、「構造化」と
「見える化」です。
構造化とは、情報を整理して
関係性や優先順位を明確に
すること。
見える化とは、頭の中の
考えや感情を図や形にして
共有すること。
この二つを組み合わせることで
会議も報告も、そして人間関係
までも驚くほどスムーズになります。
たとえば、意見をマッピングして
可視化するだけでも、話の流れが
整理され全員の理解がそろいます。
また「グラフィックレコーディング」
を使えば、話の構造や感情の
動きを一目で把握できます。
さらに、職場で大切なのが「
人間関係の見える化」です。
私が活用している「色グラム」は
人の思考や行動傾向を“色”で表し
どんなときに力を発揮し
何にストレスを感じやすいかを
見える化します。
違いを数字ではなく色で表す
ことで、互いを批判せずに
理解し合えるのが特長です。
関係性が整理されると
伝え方や接し方が自然と変わり
チームの雰囲気も良くなります。
構造化と見える化は
情報と人の両方を整えるスキル。
経験を積んだ40代・50代
だからこそ、チームの
“見えない部分”に光を
当てられるはずです。
まずは、自分の職場で小さな「
見える化」から始めてみませんか。
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若手が育たないのは誰のせいでもない
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
叱れない、でも放っておく
わけにもいかない。
そんな葛藤の中で、日々悩み
ながら若手と向き合っている
管理職の方も多いのでは
ないでしょうか。
今の時代、
「ハラスメントにならない
ように」と気を遣いながら
人を指導するのは、当たり前に
なりました。
注意しただけでも「パワハラ」
と言われることがあり、どこまで
踏み込めばいいのか分からず
悩む場面も少なくありません。
一方で、若い世代は
「叱られる」経験が極端に
少ない環境で育ってきました。
親や先生が寄り添いを重視し
失敗の前に助けてもらうこと
が当たり前。
そんな彼らが社会に出ると、
厳しい言葉を受け止めきれず
心が折れてしまうこともあります。
先日、高校で授業をした際
生徒たちの“聴く力”の弱まり
を感じました。
コンプライアンスへの配慮が
進むほど、大人も強く言え
なくなり、結果として「聴く」
「受け止める」力が育ちにくく
なっているように感じます。
こうした背景をもつ若者に
「最近の子は打たれ弱い」と
言っても解決しません。
大切なのは、彼らの時代背景を
理解し、今の感性に合った
“伝え方”を探すことでは
ないでしょうか。
怒るのではなく、伝える。
押しつけるのではなく
寄り添いながら導く。
それが、これからのリーダーに
求められる姿勢なのかも
しれません。
部下を思うあまり
言葉を選びすぎて疲れて
しまうこともあるでしょう。
けれど、誰かを育てたいと
思うその気持ちこそ
すでに大切な一歩です。
ひとりで抱え込まず
同じように悩む仲間と話し
知恵を分かち合うことで
きっと新しい気づきが
生まれます。
人を育てることは簡単では
ありません。
けれど、関わろうとする
その姿勢の中にこそ、未来を
育てる希望があるのだと思います。
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違いを知ることが、職場をやわらかくする
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
ここ数年、教育の現場では
キャリア教育や探求学習が
盛んにおこなわれているおかげで
子ども達が、自ら考えたり
意義ややりがいを求める傾向が
強くなっています。
ただ、意義ややりがいを
見出せる仕事とそうではない
仕事が存在します。
例えば、サービス業などは
お客様が見える職業なので
お客様に喜んでいただく
というわかりやすい目的が
あるので、意義ややりがいを
見出しやすい職業です。
一方で、製造業のほとんどが
大まかにどんな製品に
使われているのかは知ること
が出来ても、実際には目に
見えないところに使われて
いて、実際に目にすることは
少ないものです。
そんな実際に使われている
様子がわからなければ
目の前にある製品に対しても
「何のために」という
意義ややりがいに繋がる
体験はそう多くはないものです。
ただ、教育で「意義ややりがいを
見つけなさい」と言われ続け
それをみつける訓練を重ねて
きた子ども達が、意義ややりがい
を見つけにくい職業について
しまえば、今までとは全く違う
ことに困惑してしまいます。
一方で、そういった意義や
やりがいよりも効率や品質を
重視しながら長年勤務された方
にとっては、面倒に感じて
今う人も多いのではないでしょうか。
場合によっては、効率や
品質を向上させるという
目標があれば、意義ややりがい
を持つことができるように
なるかもしれませんが。
そんな価値観の違う人たちが
会社という場所で顔を
合わせてしまえばトラブルが
起きても不思議ではありません。
そういったトラブルが
双方のストレスになり
離職の要因のひとつになって
いると思われます。
そんなトラブルを軽減するには
まずは、双方の歩んできた
状況を知る機会が必要で
さらに、その時にどんな気持ちで
歩んできたのかが大切です。
長野県でもキャリア教育で
地域の企業が学校へ出向いたり
学生と協同のイベントを開催
しています。
学校でも地域の大人と関わる
授業も増えていますが
まだ知らない企業もあるし
カリキュラム内でのことなので
日数や関わる企業の数に限りが
あります。
学生たちが自ら大人たちと
関わる機会を作ることは
立場的にも難しいもの。
だとしたら、私たち大人が
積極的に情報を集め、子ども達
に関わる機会を増やすことが
大切になります。
特に、現場で働く若い世代や
中堅の世代の方々が学生達と
交流し、互いを理解し合える
ような機会を増やすことを
考えていかなければなりません。
とても難しいことかも
しれませんが、大人の私たち
ができることから始めて
みませんか。
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