ブログ
「自己理解が組織を救う」— 世代間ストレスを減らす視点
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
先日、伊那市で行われた
慶應義塾大学のシンポジウム
に参加してきました。
慶応義塾大学の学生さん
地元の高校生、そして
地域の大人がワークを
しながら、自分と向き合い
未来の宣言をする。
と言った内容でした。
参加して気づいたのは
今の若者の価値観と
疑問に対しての探究心。
私たちが同じ年齢の時
果たして、彼らのような
考えや価値観を持って
いただろうか。
いやいや、今の大人が
(30代後半~上の世代)
どれだけ目の前のことに
探究心を持って取り組んで
いるでしょうか。
これからの若者は、早ければ
小学校から、中高で探究学習を
して大学でそれをまた深堀して
社会へと出てきます。
探究慣れをしている若者が
いざ企業で働き始めると
古い体質が残っている
今の企業、特に歴史のある
起業や製造業では疑問を
感じてしまうのかもしれません。
実際に、今精神科に通う人の
多くは若者世代とそれを
まとめる側の役職についている
ベテラン世代の方が多く
なっている現状です。
しかも、いざ受診しようと
思っても、1か月~2か月先
という話もざらにあります。
お互いがストレスを抱えて
仕事を続けていれば
心が疲弊し、精神疾患を
患うことにもなりかねません。
それを予防するために
今、双方に必要なのは自己理解
と他者理解ではないでしょうか。
自己理解を深めれば、何を
大切にして何を手放していく
のかが見えてきます。
また、自己理解ができない人
ほど他者を理解するのは困難と
言われています。
なぜなら、感情に惑わされ
自分も他者の本質を想像
することすらできないのです。
そして、自己理解と他者理解
を深めたうえで、先人が
残してきた大切なもの
(普遍的なもの)を継承し
負の財産をどう手放して
行くのかを考える時が来ている
のではないでしょうか。
そして、これから社会へ
出ていく若者は、何年も
企業で働いて来た人たちから
何を受け取り、新しい風に
なれるのかを考える必要が
あるのではないでしょうか。
しかし、自分も相手も
100%理解することは
不可能ですが、ひとまず
感情を脇に置いて、自分や
相手をよく知り、お互いの
いいところを融合させるように
考えてみてはいかがでしょうか。
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言葉・表情を磨けば、人との関係が劇的に変わる!
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
先日、地元の中学校の
キャリア教育の一環でもある
「わくワークみのわ」に
参加してきました。
中学1年生が地元の「しごと」と
「おとな」に出会うことが
コンセプトで、私にとっても
普段、関わることの少ない
中学生とお話できるチャンス。
昨年参加した時には
中学生より、教員の方々に
大人気で、教員の方々と
話が盛り上がりました。
なんと今年は、昨年ブースに
いらした教員の方が、
「去年感動したから
受けた方がいい」と助言を
してくださったおかげで
たくさんの生徒さんに
出逢うことができました。
その際に、生徒さんにも
お話ししたことが
大人も重要な考え方だと
思うので、ここでも共有。
さて、皆さんはどのくらい
言語、表情を意識的に
使っていますか。
相手とコミュニケーションを
取るのに重要な2つの
アイテムなのに、意識して
使っているのは、ほんの僅か。
言語、表情の殆どは無意識に
動かされています。
相手の言葉に無意識に
反応して言語や表情などに
反映されてしまいます。
また、普段の生活でも
出勤前の朝に、家族と喧嘩
なんて場面もよくあります。
そんな時は、出社した時の
表情は、無意識に怖い顔に
なっているかもしれません。
そして、同僚には全く
関係ないのにも関わらず
朝の喧嘩のせいで、
普段は何でもないことに
無意識に反応して、言葉も
きつくなるなんてことも。
実は、この話に生徒や
教員の方が、すごく共感
されて、うなずいていました。
私たちは、言語や行動は
95%の無意識が大きく
影響しています。
自分がどんな言葉を使い
どんな表情で人と会って
いるのか、普段クセに
なっている仕草はあるのか
見つけておくのが大切。
もしかしたら、人間関係で
トラブルが多い人は
その2つのアイテムが
上手に使われていない
可能性があるのです。
しかも、この2つのアイテムに
磨きをかけることで、
自分に対する態度が劇的に
いい方向へ変化するのです。
言語、表情は、
コミュニケーションに重要な
道具なのです。
あなたは、普段どんな表情を
していますか?
どんな言葉で話していますか?
鏡の前で誰かと話す機会が
あったら、自分の姿を
鏡に映る自分の姿を
意識してみてはいかがでしょう。
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欲求に振り回されない生き方
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
前回のブログでは
「認められたい」という欲求と
どう向き合うかという
お話しをしましたが
今回も欲求についてです。
私たちは、様々な欲求に
突き動かされて生きています。
人が行動を起こすのに
欲求はとても重要です。
しかし、欲求が強すぎると
感情に振り回されて
心が乱れてしまいます。
「他者に認められたい」
という欲求は特に厄介です。
他者に認められたいという
欲求があるのは当たり前。
認めてもらえれば、当然
嬉しい気持ちになり、
幸福感や達成感などの
ポジティブな感情が沸いて
やる気にもつながるでしょう。
しかし、相手から自分が望む
対応が返ってこなければ
憤りや虚しさなどの
ネガティブな感情が心を
支配してしまいます。
そのほとんどが、無意識の
行動なので、知らず知らずに
認めてもらいたいという
欲求を満たすために
それもまた無意識に
求め続けてしまいます。
私にも経験があります。
私の家は、暗黙の了解で
母が1階、私が2階の掃除を
することが決まっていて
ある日、良かれと思って
2階の掃除のついでに
1階の掃除をして、母に
「ついでに1階の掃除したよ」
と伝えたところ、母からは
「頼んでもいないのに」と
返ってきました。
この時の私は、
感謝されたい欲求があって
母からの言葉はその欲求を
満たしてくれるものではなく
逆に否定されたとイラっと
してしまったのです。
その時思ったのは、
感謝されたいという私の
勝手な欲求で、それを知らない
母は自分のテリトリーを
侵された感覚だったの
かもしれません。
そう考えると、その時の
私のベストな行動は
「何も伝えずにおく」
勝手に自分が好きで掃除
しているのだから、感謝
されなくても大丈夫。
と収めておくことです。
それを実践していたら、
しばらくして、家族との
会話の中で、「お姉ちゃんが
いつも掃除してくれている
からキレイだよね」と
話しているところを聞いて
嬉しくなりました。
と言ったように
自分の欲求を満たすために
その時にわざわざ報告
しなくても、時間が経てば
その欲求は自然と満たされる
ということが起きたのです。
自分の欲求を満たすために
自ら相手に要求するときは
その欲求は満たされず
相手に委ねれば、いずれ
その欲求も満たされる
というわけです。
皆さんも、自分の本当の欲求に
気づかず、無意識に相手に
欲求して、それがか叶わず
ネガティブな感情を抱き
さらに相手に要求するという
悪循環になっていることが
ありませんか?
まずは、自分の本当の欲求が
何なのかに気づくことが
とても大切です。
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「認められたい」を手放せば、未来が変わる
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
誰しもが、誰かに認められ
たり、必要とされたら
嬉しいですよね。
そして、多くの人は
認められ、必要とされたくて
努力して自分磨きにいそしむ
人も多いのではないでしょうか。
また、一生懸命に努力をした
ところを認められたり、
必要とされたいと思うもの。
しかし、案外その努力は
すぐには認めてもらえない
ものなのです。
自分を磨くということは
とても時間がかかり
大変な労力も必要です。
しかも、頑張って努力している
最中は特に、誰かに
認められたい、必要とされたい
欲求が強くなります。
誰かに認められたり
必要とされることで
今の努力が報われて継続する
モチベーションにもつながる
のかもしれません。
しかし、残念ながら
自分磨きの理由が
誰かに認められるため
誰かに必要とされるため
と思っている時期は
認められないし、必要と
されることも少ないのです。
毎日コツコツと実践し
意識しなくても無意識に
行動している状態になれば
それを認められたり
そのスキルが誰かに必要と
されるものなのです。
しかも、もうその領域になれば
そのことを誰かに認められたい
とか、必要とされたいといった
欲求すら忘れてしまうほど
日常の当たり前になって
いるものです。
意識しないとできない
というレベルでは
誰かに認められることも
誰かに必要とされることも
とても難しいのです。
時には、数年の歳月が
必要な場合もあります。
今一生懸命、自分磨きに
取り組んでいる人は
数年後、誰かに認められ
必要とされているイメージを
しっかり描き、それを実現する
ために今ある欲求は脇に
おいて取り組みましょう。
その欲求を忘れた頃に
思いがけない「ギフト」
が舞い込んでくるかも。
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嫌いな人と上手に向き合う方法
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
誰にでも、「この人ちょっと
苦手だな」と感じる相手が
いるものです。
友達という関係性なら
嫌な相手とは付き合わない
選択もできます。
しかし、仕事や社会生活の
中では、そうした人とも
関わらなければならない
場面が多くあります。
嫌いな相手と関われば
気分が沈んだり、ストレスを
感じてしまうことも
あるでしょう。
実は「嫌い」という感情が
無意識にその人を目で
追いかけ、さらに嫌な部分を
見つけてしまうという
ことが起こってしまいます。
なぜなら、人間には
防衛本能が備わっていて
嫌いな相手を「危険なもの」
と認識します。
そして、危険を避けるために
嫌いな相手なのに目で追いかけ
嫌な部分を目にしては気分が
悪くなるという繰り返し
になってしまいます。
そうした負のループを
断ち切るためには、まず
「嫌い」という感情を否定せず
向き合うことが大切です。
なぜ、その感情を抱いて
いるのでしょう。
例えば、
その人に、過度な期待を
していませんか?
「もっとこうして欲しい」
「こうするべきなのに」
と期待して、その期待通りに
ならなければ嫌悪感が
生まれてしまうことも。
しかし、他人というものは
思うようには動いては
くれません。
過度な期待を手放すことで
気持ちが軽くなることも。
ただ、相手に期待してしまう
のも、人間として当たり前の
心理でもあります。
その期待を手放すには
少しコツがあるんです。
まずひとつは、その人は
「友達」ではないという
ことを理解しましょう。
もちろん、仲が良いことに
こしたことはありませんが
職場ではそうも言ってられない
のが現状です。
職場では、好きな人ばかりが
集まることはまずありません。
睡眠時間は除くとして
1日の大半を一緒に過ごすのは
職場の仲間です。
そこがポイントで、長い時間
一緒に過ごす相手だからこそ
「友達」のような付き合いを
無意識に願ってしまうことも
あるのではないでしょうか。
しかし、会社で勤務する以上
何かしらの利害関係が発生
しているはずです。
昔からの友達のように
全く損得なしの付き合いが
できる相手に出会うのは
奇跡に近いことなんです。
私自身も、何度か転職を
しましたが、今関係が続いて
いる人は、まずいません。
と言ったように、会社が共通
で関わる時間が多いだけ。
会社が変われば、共通の話題
もないので、疎遠になっていく
関係性が殆どです。
「もっとこうしてくれたら」
仲良くなれるのにと
「友達」のようになろう
として、相手に裏切られ
嫌悪感を抱くという結末に。
会社は仕事をする場であり
全員と仲良くする必要は
ありません。
仕事上の関係と割り切って
最低限のコミュニケーション
を取ることを意識するだけ
でも十分だと思います。
この他にも、相手に対する
過度な期待を手放すコツは
いくつかありますが、
長くなってしまうので
残りはまた今度。
職場は友達を作る場所
ではないので、相手と適切な
距離感を保つことが大切。
まずは、これらを意識
することで、少しでも
気持ちが楽になり、より円滑
な人間関係を築けるかも
しれません。
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ここからはお知らせです。
来月、相互理解を深める
ことをテーマに
イベントの企画運営の
機会を頂きました。
相互理解を深めると同時に
苦手意識を持つ人が多い
「自己紹介」を楽しめる
ワークを取り入れた
内容になります。
若者とベテラン社員が
膝を突き合わせ、じっくり
語り合えるイベントです。
来年度、入社が決まってる人
新入社員を迎えるという
人事担当など研修に関わる方
におすすめのイベントです。
3月12日(水)
16:30~18:30
開催場所
いなっせ3F(第1会議室)
定員 30名
参加費 無料
締め切り 3月10日
定員になり次第締め切ります。
お早めにどうぞ。
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