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2025-10-06 09:04:00

見失ってしまった“自分らしさ”を、もう一度取り戻す

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

自分のことは案外分からないもの。
「自分のことは自分が
一番わかっている」

そう言いたいところですが、
実際はそうでもありません。

 

たとえば、何かに迷ったときや
モヤモヤした気持ちになったとき

「自分はどうしたいんだろう?」
と問いかけても、すぐには
答えが出ないことがあります。

 

それどころか、
「どう感じているかわからない」
と戸惑うこともあるでしょう。
人は意外なほど、自分のことを
分かっていないものです。

 

それは決して悪いことではなく
生きていくうちに、少しずつ
周りとの関係の中で自分を
形づくってきたから。

 

だからこそ、他人の
意見や評価に影響を
受けてしまうのです。

 

「すごいね」
「その考えは変わってるね」

そんな一言に、心が揺れ動く
経験はありませんか?

 


褒められればうれしくて
否定されると不安になる。

気づけば、他人の反応を
基準にして
「これでいいのかな」と
自分を測ってしまう。

 

そうやって少しずつ“他人軸”
で生きるようになっていくのです。
誰かに合わせることで、その場は
丸く収まるので
一瞬は安心できる
ものです。

 

でも、そのうちに心が疲れて
「本当は何が好きなんだろう」
「やりたいことなのか?」
そんな小さな違和感が積み
重なって、やがて大きな迷いに
なります。

 

だからこそ、立ち止まって
“自分の好き”を探す時間を
持ってほしいと思います。

 

好きな食べ物、好きな景色
好きな空気観。

難しく考えなくても大丈夫です。
「なんかいいな」と感じる瞬間を
少しずつ集めていく。

それが、自分を知る第一歩
になります。

 

私の行っている
色彩メンタルトレーニングでも
まず大切にしているのは“好き”
という感覚です。

 

“好き”には、今まで積み重ね
てきた「自分らしさ」が
たくさん詰まっています。

 

他人の目を気にして選んで
きたものを、いったん横に
置いて
自分の感覚を信じて
選び直してみる。

それだけで、少しずつ
自分の軸が見えてきます。

 

「自分のことがわからない」
と悩むのは、決して悪いこと
ではありません。

むしろ、それは“自分を知る”
はじまりです。

 


焦らず、比べず、ひとつずつ
「これが好き」
「これはちょっと違う」
と感じながら、自分の中にある
“本当の声”を見つけていきましょう。

 

 

その小さな積み重ねが、
やがて“自分らしさ”を
取り戻すきっかけになるはずです。

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をご覧ください。

 

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2025-10-03 00:05:00

色グラムで紐解くハラスメントの背景と解決のヒント

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

ここ数年、ハラスメントに
関するニュースが話題になる
ことが多くなりましたよね。

 

世の中では、企業に向けて
ハラスメントに関する講座や
セミナーをたくさん目に
するようになりました。

 

今の時代は、どの企業でも
コンプライアンスを重視
しているのではないでしょうか。

 

ただ、ハラスメントを意識
しすぎて、コミュニケーション
がうまく取れなくなっている
ケースも少なくありません。

 

今回は、ハラスメントに
ついて考えてみました。

 

ハラスメントについてお話
する前に、私としては
ハラスメントに対しては
あってはならないものだと
思っています。
特に、理不尽なハラスメントは。

 

ハラスメントとは、簡単に
言えば「いじめや嫌がらせ」に
よって被害者の就業環境を悪化
させる行為のこと。

 

…と、ハラスメントの話の前に
いつも私がセッションや講座で
使っている「色グラム」に
ついて説明させてください。
この説明がないとこの後の
話がチンプンカンプンに
なっちゃうので。

 

「色グラム」とは、
心の中に備わっている5つの
特徴を「赤」「ピンク」「黄」
「オレンジ」「緑・青」で表現
して、心のバランスを
折れ線グラフで見える化します。

 

さて、ここからが本題です。

この「色グラム」の観点から
すると、ハラスメントを
してしまうタイプは
「赤」の数値が高い人。
もしくは、「赤」の特徴を
鎧のように纏っている人。

 

もちろん、どの色のタイプも
長所と短所が存在していて
ハラスメントをしてしまう人は
「赤」の短所の部分が全面に
出ちゃってるんです。

 

しかも、「赤」のタイプの人
の多くは「緑・青」の数値が
高い人を選んでハラスメント
行為をする確率が高いんです。

 

なぜがというと、
「緑・青」の短所でもある
どこかおどおどした態度に
なるところが、「赤」の人に
とっては大好物。

 

「赤」のタイプの人は
「緑・青」をいじめることで
自分が優位になったように
感じて、脳内では幸せホルモン
でもある「ドーパミン」を
分泌して、「いじめる=幸せ」
という方程式が出来上がります。

 

「ドーパミン」は中毒性が高い
ので、ことあるごとに
ハラスメント行為をしてしまう
ということになります。

 

そして、その多くは
「緑・青」タイプの人に
向けられてしまいます。

 

この場合、多くは「赤」タイプ
の人に要因があるのですが
「緑・青」タイプの人にも
「赤」タイプを引き付けて
しまう特徴があるのも
また事実なんです。

 

だからこそ、自分がどのタイプ
かを知り、相手との関係性の
パターンをみつけ、双方が
少しずつ改善することで
ハラスメントの問題は少し
改善できると思うんです。

 

各色の特徴を語ると
とんでもなく長くなって
しまうので、ごく簡単に。

「赤」タイプの人は
大きな声で早口になりやすいので
「緑・青」タイプの人には
ゆっくり、ボリュームを落として
接してみてください。

 

「緑・青」タイプの人は
恐怖心を消すことはできませんが
「赤」タイプの人は怒っている
わけではなく、大きな声と
話すスピードが速いだけと
自分に言い聞かせてみて。
少し恐怖心が落ち着けば
おどおどした態度が改善できます。

 

というように、自己理解を
深めれば、建設的な改善策が
見つかりやすくなります。

 

お互いが少し改善するだけで
ハラスメントの問題は
少しずつ解決に向かうはずです。

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2025-09-29 17:43:00

怖がっているのは幼い自分という視点

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

皆さんの中で、「トラウマ」を
抱えて思うように行動できず
生きづらさを感じている人も
いるのではないでしょうか。
今回は、「トラウマ」について
考えてみました。

 

過去に辛い出来事や嫌な思いを
した経験が「トラウマ」になる
ということは、皆さんも
なんとなくは分かっている
と思います。

 

多くの人は「トラウマ」が
あることをマイナスに
感じていると思います。

 

確かに「トラウマ」が原因で
身体が反応してしまい
上手く対応できなかったり
思ってもみない状況に陥る
こともあります。

 

特に、幼少期に受けた経験が
「トラウマ」になっている
というケースが一般的だと
思うんです。

 

この場合、成人になったときに
トラブルや問題が起きると
幼少期に体験した時の自分が
現れて、起きた問題に対して
今まで経験して解決をしてきた
自分を消し、経験値も少ない
幼少期の自分の思考で解決
しようと試みます。

 

考えてもみてください。
「トラウマ」を抱えたことで
同じ思いをしないように
気を付け、努力を重ねてきた
のではないでしょうか。

 

「トラウマ」というものは
突発的な嫌な出来事に
出くわした時に、トラウマを
抱いた時期の自分を呼び戻す
きっかけになるひとつの
要因だと思うんです。

 

そう考えると、「トラウマ」は
成人になった自分ではなく
経験の少ない幼少期の
おチビちゃんが恐れている
ということになります。

 

突発的な出来事や問題が
起きたときには、深呼吸して
「子どもの時の自分が
顔を出して怖がってるんだ」
ということを思い出して
みてください。

 

緊張でこわばった心が
少し和らぐはずです。

そして、その経験が成功体験
となり、今まで「トラウマ」に
縛られていた心が少しづつ
解放されていきます。

 

「トラウマ」を抱えている
人は是非試してみてください。

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2025-09-19 22:17:00

定年後を楽しむために―今から“知る・試す”をはじめよう

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

「定年退職」という言葉が
現実味を帯びてくるのが
50代半ばではないでしょうか。

 

男女問わず、この年齢になると
会社では責任のある立場の人
も多く、忙しい日々を過ごし、
家庭では、徐々に親の役割が
落ち着いてくる頃です。

 

そんな中でも、ふと定年後の
ことが頭をよぎった時
不安に思うことはありませんか。

 

・やりたいことや分からない
・健康面の不安
・収入の不安

 

今まで、仕事と家庭の両立で
忙しい日々で、外に目を向ける
余裕もなく、いつの間にか
もうすぐ定年を迎えるなんて
よくある話です。

 

しかも、何も準備をいていない
状態で定年を迎えた人の多くは
数か月は自由を楽めますが
その後は、時間を持て余し
鬱々とした時間を過ごすことも
少なくありません。

 

そうならないためには
早めの準備が大切です。
「やりたいことが分からない」
という人は、やりたいことに
まだ出会っていないだけです。

 

やりたいことは誰かが見つけて
くれるわけでもなく、自分で
見つけなければなりません。

 

まずは、様々なことを知る
ことが先決です。
興味があることだけではなく
今まで興味がなかったことにも
目を向けて、まずは経験して
「知る」ことが重要です。

 

やってみて、やっぱり興味が
持てないと思ったのなら
早々に手を引き、新しいことを
スタートさせましょう。

 

それを繰り返しているうちに
本当に自分が何をやりたいのか
少しずつ分かってくるはずです。

 

やりたいことをみつけるにも
時間と労力が必要なので
早い段階からの準備が
必要不可欠というわけです。

 

収入の面においても、年金
だけでは生活に不安がある人も
少なくないでしょう。
今の会社に再雇用してもらう
という選択肢もありますが
同じ会社で働くのは嫌だと思って
いる人も多いと思います。

 

定年後に仕事をするなら
好きなことや得意なことで
人に喜ばれ、自分も嬉しいと
思える仕事が出来たら
いいと思いませんか。

 

仕事にしても、趣味にしても
今は、様々なイベントや
学びの場が増えています。
定年後の生活を楽しむためにも
ほんの少しの行動が、驚くほどの
実感をもたらしてくれるはずです。

 

皆さんは、やりたいことに
出合えてますか?
まだ出合えていない人は
情報誌やSNSなどでイベントや
学びの機会を探してみませんか。

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2025-09-15 14:59:00

違いは出会いのチャンス―価値観の化学反応

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

私たちは、無意識に自分が
考えてることや、思って
いることが相手も同じだと
思ってしまいがちです。

 

例えば、
「普通は」「常識では」という
言葉で、自分の価値観で
相手を判断したり、思い込む
ことがありませんか。

 

前回の記事でも触れましたが
年代が違えば、受ける教育だって
ずいぶんと違っています。

 

それだけではなく、育った
環境が違えば、使い慣れた
言語や表情だってそれぞれ
違うものです。

 

さらに、同じ家族でも
両親はそれぞれ育ってきた
背景もあるので、自分とは
違った価値観を持っている
はずです。

 

これは、私の家族の話ですが
戦前~戦中に生まれ、
戦後の混乱期に幼少時代を
過ごしてきた両親は
豊かな時代を過ごしてきた
私とは真逆の価値観を
持っています。

 

理解し合う…というより
認め合うの方がしっくりくる
表現ですが、その認め合う
までにはそうとうな時間が
かかりました。

 

若いころは、自分の価値観を
わかって欲しくて、たくさん
喧嘩もしたし、言い合いばかり
していましたが、分からない
ことばかりで、険悪な関係
が続いていました。

 

40代になって、心理学を
学ぶことで、両親の育ってきた
背景とその時にどんな気持ちで
暮らしてきたのかを想像する
ようになって、ようやく
少し両親の価値観を認める
ことが出来たと思います。

 

戦後の物がない時代、学校へ
行くことすらままならない
暮らしを強いられてきた
両親がどんな思いをして
いたのか計り知れません。

 

そう、豊かでなんでも
手に入る時代を過ごしてきた
私たちとは違って当たり前。

 

「違う」ということを
認めることが出来たら
両親との会話も増えて
昔のことを聞くことも多く
なりました。

 

私の場合、「違い」を認める
ことで、両親がどんな暮らし
をして、どんな感情を抱いて
今があるのかに興味が沸き
ことあるごとに「どうだったの」
と聞くようになりました。

 

そうなんです。
「違う」ということが
分かれば、そこに疑問がわき
相手に尋ねることが出来ます。

 

そして、相手が話してくれた
ことを自分のはかりにかけず
そのままを「違うんだな」
と受け取り「違う」ことを
面白がってみませんか。

 

「違い」を否定せず受け止め
れば、お互いの価値観が
化学反応を起こし、思っても
もないことに出会える
かもしれません。

 

皆さん、「違い」を楽しんでますか?

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