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フィクションが浮かび上がらせた、本当の気持ち
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
前の記事でもご紹介した
4月から取り組んでいる
「自分発見プログラム」も
今月で終わり。
週一回の受講と課題。
しかも、毎回ちょっとした
イラストを描きながら
言葉を入れていくという
それなりにハードな内容。
その中のひとつ、
物語から自分を見つめ直す
という一見「関係あるの?」
と思う内容のワークでしたが
思いがけない結果になりました。
そのワークとは、
自分の好きな小説や映画などを
題材にして自分が大切に
していることやあぶりだす作業。
選んだ物語りは、ほんの僅かな
時間だけ過去に戻り、会いたいと
思う人にまた会えるというお話。
ただ、過去は変えられない
という制限付き。
その小説の中にはいくつかの
物語が詰まっていて、
その中で私が選んだのは
事故で亡くなった妹に合う
女性の物語でした。
そのワークをする前に
何のためにこのワークを
するのかの説明はありましたが
どんな着地になるのかは
やってみないと分からない
という状況で課題のワークに
取り掛かりました。
私自身、20代の頃に
事故で兄を亡くしているので
共感が動く物語です。
いくつかの質問に答えて
ワークを完成。
そんなワークの中で
今までの自分の経験から
これから、大切にしたい
ことが浮かび上がりました。
それは、
「伝えたいことは
その時に伝える」
実は、このことは今までの
経験の中で、いちばん後悔
していることなのかも。
兄に対して、もっとしっかり
話しておけばよかったと
未だに後悔がよぎります。
ただ、日常の生活に追われ
大切なことがおろそかに
なっていたことにハッとしました。
でも、思っていることを
全て伝えることがいいこと
だとも思ってないんです。
私が兄に対していちばん
後悔しているのは
「ありがとう」という
感謝を全く伝えてなかったこと。
見えるところでも、
見えないところでも、
私を精一杯支えてくれたこと
に対して、若かったせいか
感謝を伝えるのが照れくさくて
いつでも言えると全く口に
することがなかったんです。
でもある日突然、帰らぬ人に。
言いたかったことは山のように
ありましたが、いちばん
悔やんだのは、お礼を
言えてないことでした。
自分発見プログラムで
そのことを思い出して
今後は「感謝の気持ちは
その時に伝える」ことを
心掛けていきます。
皆さん、感謝の気持ち伝えてますか?
ほんのちょっと照れちゃう
かもしれませんが、
目の前にいる大切な人に
後で後悔しないように
「ありがとう」って言って
みませんか。
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