ブログ
嫌いな人と上手に向き合う方法
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
誰にでも、「この人ちょっと
苦手だな」と感じる相手が
いるものです。
友達という関係性なら
嫌な相手とは付き合わない
選択もできます。
しかし、仕事や社会生活の
中では、そうした人とも
関わらなければならない
場面が多くあります。
嫌いな相手と関われば
気分が沈んだり、ストレスを
感じてしまうことも
あるでしょう。
実は「嫌い」という感情が
無意識にその人を目で
追いかけ、さらに嫌な部分を
見つけてしまうという
ことが起こってしまいます。
なぜなら、人間には
防衛本能が備わっていて
嫌いな相手を「危険なもの」
と認識します。
そして、危険を避けるために
嫌いな相手なのに目で追いかけ
嫌な部分を目にしては気分が
悪くなるという繰り返し
になってしまいます。
そうした負のループを
断ち切るためには、まず
「嫌い」という感情を否定せず
向き合うことが大切です。
なぜ、その感情を抱いて
いるのでしょう。
例えば、
その人に、過度な期待を
していませんか?
「もっとこうして欲しい」
「こうするべきなのに」
と期待して、その期待通りに
ならなければ嫌悪感が
生まれてしまうことも。
しかし、他人というものは
思うようには動いては
くれません。
過度な期待を手放すことで
気持ちが軽くなることも。
ただ、相手に期待してしまう
のも、人間として当たり前の
心理でもあります。
その期待を手放すには
少しコツがあるんです。
まずひとつは、その人は
「友達」ではないという
ことを理解しましょう。
もちろん、仲が良いことに
こしたことはありませんが
職場ではそうも言ってられない
のが現状です。
職場では、好きな人ばかりが
集まることはまずありません。
睡眠時間は除くとして
1日の大半を一緒に過ごすのは
職場の仲間です。
そこがポイントで、長い時間
一緒に過ごす相手だからこそ
「友達」のような付き合いを
無意識に願ってしまうことも
あるのではないでしょうか。
しかし、会社で勤務する以上
何かしらの利害関係が発生
しているはずです。
昔からの友達のように
全く損得なしの付き合いが
できる相手に出会うのは
奇跡に近いことなんです。
私自身も、何度か転職を
しましたが、今関係が続いて
いる人は、まずいません。
と言ったように、会社が共通
で関わる時間が多いだけ。
会社が変われば、共通の話題
もないので、疎遠になっていく
関係性が殆どです。
「もっとこうしてくれたら」
仲良くなれるのにと
「友達」のようになろう
として、相手に裏切られ
嫌悪感を抱くという結末に。
会社は仕事をする場であり
全員と仲良くする必要は
ありません。
仕事上の関係と割り切って
最低限のコミュニケーション
を取ることを意識するだけ
でも十分だと思います。
この他にも、相手に対する
過度な期待を手放すコツは
いくつかありますが、
長くなってしまうので
残りはまた今度。
職場は友達を作る場所
ではないので、相手と適切な
距離感を保つことが大切。
まずは、これらを意識
することで、少しでも
気持ちが楽になり、より円滑
な人間関係を築けるかも
しれません。
~~~~~~~~~~~~~~
ここからはお知らせです。
来月、相互理解を深める
ことをテーマに
イベントの企画運営の
機会を頂きました。
相互理解を深めると同時に
苦手意識を持つ人が多い
「自己紹介」を楽しめる
ワークを取り入れた
内容になります。
若者とベテラン社員が
膝を突き合わせ、じっくり
語り合えるイベントです。
来年度、入社が決まってる人
新入社員を迎えるという
人事担当など研修に関わる方
におすすめのイベントです。
3月12日(水)
16:30~18:30
開催場所
いなっせ3F(第1会議室)
定員 30名
参加費 無料
締め切り 3月10日
定員になり次第締め切ります。
お早めにどうぞ。
~~~~~~~~~~~~~~
世代間のギャップを課題からチャンスに
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
2月も今週で終わりですね。
あと1か月もすれば
それぞれの企業に新入社員が
入社されます。
ということで、今日は
新入社員とベテラン社員の
ギャップについて
お話しします。
ここでは、あえて新入社員と
いうくくりではなく「若者」
としておきます。
若者とベテランと言われる
世代との考え方や価値観の
違いからくるトラブルや
悩みは企業にとっても
長年の課題ではないでしょうか。
近年の学校教育では
探求学習を通じて主体性や
思考力を重視する風潮が
高まっています。
探求学習では、自ら「疑問」
を探しその疑問を探究する
ことを繰り返し取り組んだ
経験があります。
そんな教育を受けた世代は
何に対しても「疑問」を
持ち、それを改善するという
クセが身についています。
例えば、
「なぜこの業務をするのか?」
と目的を考えながら仕事に
取り組む傾向があり、指示に
対しても、改善を提案する
姿勢を見せることもあります。
一方、ベテラン社員の方々は
「まずは言われた通りに」
「既存の方法がベスト」だと
特に疑問を持たず、今までの
方法で仕事に取り組む
傾向にあります。
こういった違いが
若者から見ると「なぜ意見を
聞いてくれないのか」
「柔軟性がない」と感じ
ベテラン社員から見ると
「なぜ指示通りに動けない?」
「経験も無いのに…」と
感じて相互の不満につながる
こともあります。
しかし、このギャップが
必ずしもネガティブな
ものではありません。
しかも、どちらかが正しくて
どちらかが間違っている
ということでもありません。
どちらも間違ってはいない
と思うんです。
お互いが歩み寄り、若者の
新しい視点と、ベテラン社員
の経験を融合によって、
思いもよらないアイデアが
飛び出て、組織の成長に
つなげることもできる
のではないでしょうか。
お互いが働きやすい環境を
作るためにも、相互理解が
必要不可欠になります。
相互理解を深めるためには
ひとつは、価値観の共有。
若者はベテラン社員の経験
や知識から学ぶ機会を持つ
ことが重要で、ベテラン社員
も若者の意見を尊重する姿勢
が必要になります。
もうひとつは
対話の機会を作る。
ミーティングやワークショップ
などお互いが意見交換をする
機会を増やすことで
相互理解が深まります。
若者とベテラン社員の
ギャップは、一見すると
大きな課題のように
思ってしまいがちです。
しかし、お互いの立場を
理解し、対話を重ねることで
思いもよらないアイデアに
出逢うこともあるはずです。
そして、お互いを尊重し合える
ことが働きやすい環境を
実現できるはずです。
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ここからはお知らせです。
来月、相互理解を深める
ことをテーマに
イベントの企画運営の
機会を頂きました。
相互理解を深めると同時に
苦手意識を持つ人が多い
「自己紹介」を楽しめる
ワークを取り入れた
内容になります。
若者とベテラン社員が
膝を突き合わせ、じっくり
語り合えるイベントです。
来年度、入社が決まってる人
新入社員を迎えるという
人事担当など研修に関わる方
におすすめのイベントです。
3月12日(水)
16:30~18:30
開催場所
いなっせ3F(第1会議室)
定員 30名
参加費 無料
締め切り 3月10日
定員になり次第締め切ります。
お早めにどうぞ。
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文字だけのやり取りが誤解を生む理由
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
SNSやチャットなど
文章だけのツールを使って
コミュニケーションを取る
ことが当たり前の時代。
文章だけのやり取りで
行き違いや誤解が生まれ
最悪な状況になるという
ケースが頻繁に起こっています。
この記事をお読みの方々も
一度はこういった問題に
直面して悩んだ経験が
ありませんか。
なぜこんな現象が起こる
のでしょうか。
私たちは、五感を使って
情報を収集しています。
目で見たもの、耳で聞いたもの
触り心地など、いくつもの
感覚を集約して、情報を
集めています。
同じ言葉でも、相手の表情や
声色、身振り手振りなどで
受け止め方も変わるものです。
例えば、文章でジョークを
表現しても、そのジョークが
相手に伝わり、笑いを誘う
ことは、よほどの文章力が
必要で、それができるのは
稀だと思うんです。
それが、表情や雰囲気が
分かる、漫画などなら
そのジョークが伝わる
のではないでしょうか。
もちろん、リアルに
目の前の人が、表情や
身振り手振り、声色を使えば
さらに笑いが巻き起こる
と思いませんか。
相手に渡す情報は
多ければ多いほど
自分が伝えたいことが
相手に伝わるはずです。
このブログもそうですが
文字(活字)だけだと
相手が言葉を発したときの
表情や声色が分からないため
読んだ側の人の主観によって
受け止められてしまうのです。
例えば、読む側の体調や
気持ちの揺れ、仕事の状況
日々に忙殺され、心の余裕を
失っていれば、受け止め方も
変わってしまうかもしれません。
一方で、言葉を発する側も
相手の気持ちを想像しなければ
独りよがりな言葉を使って
しまうかもしれません。
対面でコミュニケーションを
取っていても、人間関係の
トラブルが起こります。
相手の見えないやり取り
ならなおさらです。
長年の友人のように
信頼関係が築けていれば
必要以上に言葉を
選ばなくても、大きな
トラブルに繋がることも
そうはないのかもしれません。
しかし、浅いお付き合いや
ある程度の距離のある
関係性の場合は、文字だけの
やり取りは注意が必要です。
この記事を書くことも
随分迷いました。
言葉を選びながら書いて
いるつもりですが
正直、心配もあります。
しかし、このSNSやAIの
急速な普及によって
自分と相手、双方にズレが
生じることで、人間関係の
トラブルになるケースが
増えているのも事実です。
そんな世の中だからこそ
文字だけでは伝わらない
という自覚をもって
相手に対しての気遣いが
必要だと思うんです。
大切なことこそ
実際に対面して話すことが
とっても大切なのでは
ないでしょうか。
私自信も、SNSやチャットは
時短にも繋がり便利なツール
なので頻繁に使っています。
便利なツールほど、
この自覚をもって使って
いこうと思います。
~~~~~~~~~~~~
自分の感情を知るセッションや
教室を提供しています。
ご興味のある方は
このHPの
セッション・教室・各種講座
をご覧ください。
お問合せはこちらから
~~~~~~~~~~~~~
社内の人間関係が悪化する原因とは
今週、新たに企業のサポートが
始まりました。
今まで数件、企業サポートで
感じたことがあるので
今日は、私の願いも込めて。
私のところに来る
企業案件の多くは
社内の人間関係を立て直す
という依頼。
社内の人間関係の悪化は
昔からある根深い問題。
昔と今の大きな違いは
スマホやネットの普及と
教育の変化。
スマホやネットの普及で
欲しい情報を簡単に手が
届く時代で、そのweb上に
答えがあるような錯覚にも
陥ってしまうことも。
また、教育の在り方が
昔と比べて大きく違っていて
例えば、私たち昭和世代には
想像もできない「探究学習」が
導入されています。
地域の企業や大人たちが
教育の現場に出向き
仕事のことや生き方など
話す機会も増えています。
しかも、そういった体験を
生徒たちが主体的に考え
行動する取り組みが
成されています。
今、20代の若者は
こういった教育を受け
自分で考え行動する
プロセスを経験して
社会へ出てきます。
だからこそ、昭和世代や
平成初期世代には想像もつ
かない価値観を持っている
ことも当然。
その世代間のギャップが
社内環境、人間関係を
悪化させているひとつの
要因だと思っています。
学校や大学から離れ
年数が経過すればするほど
教育現場で何が起きている
かを知る機会は少ないです。
とは言え、私たち昭和世代も
教育で学んできた経験や
大切にしている思いも
たくさんあります。
例えば、
昭和世代は各企業で
サークル活動や社内行事が
たくさんあり、仕事以外での
コミュニケーションの場が
多くありました。
その中で、先人たちから
引き継いだことも加わって
その世代の常識になって
いることもあると思います。
だからこそ、双方で
「考えてることが分からない」
というギャップが生まれる
のではないでしょうか。
ギャップを埋めるために
どちらかが我慢を強いられる
環境では、社内の環境は
悪くなる一方です。
どちらの立場でも、
感情的に捉えるのではなく
理性的に事実を見て
双方にとってちょうどいい
やり方や考え方を
身につける必要があります。
そうすることで
世代間のギャップの悩みは
大幅に軽減できるのです。
まずは、世代間にギャップ
が存在するという自覚を
持つことが先決です。
~~~~~~~~~~~~
自分の感情を知るセッションや
教室を提供しています。
ご興味のある方は
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をご覧ください。
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世代間のギャップを埋める方法とは
年齢が違う相手のことが
理解できないという声を
度々耳にします。
仕事柄、両方のお話を
聞く機会がありますが
どちらの言い分も間違って
いないのがほとんどです。
キャリアを積み重ねた
年代の方は、今までの
経験に基づいた価値観や
考え方があります。
若い方は、自ら課題をみつけ
「探究」するという学校教育
を受け社会に出ています。
それだけではなく今の若者は
デジタルネイティブ世代。
子どもの頃からスマホや
PCが身近で、分からない
ことがあればネットで調べる。
一方、私たちの世代は
(↑ちなみに私は50代です。)
ITには疎い世代とも言えます。
と言ったように
私たち世代と若い世代は
価値観や考え方が大きく
違うのも当然です。
それが世代間に生まれる
ギャップなのです。
それが、双方が
「分からない」に繋がり
悩みが尽きないのです。
そして、何もしなけれは
その悩みは大きくなる一方。
そうならないためにも
「ギャップ」をできるだけ
埋める努力が必要です。
埋めるためには
相手の背景を知り思いを
はせることが重要です。
どんな背景を持っているかで
言動や思考が想像できます。
そして、その想像を元に
考えを巡らせ自分との
違いを明らかにしてから
お互いのちょうどいい
所を探り当てます。
そうすることで
世代間ギャップがあっても
お互いの悩みを軽減
できるはずです。
まずは、その人の背景に
目を向けてみては
いかがでしょう。