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主観に気づくと人間関係が変わる
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
職場の人間関係は、仕事の
成果にも直結する大切な
ものですが、そこに
“主観のズレ”があると
信頼関係は崩れていきます。
ベテラン社員側の主観として
・「このくらいは察して動いて」
・「これ、前にも言ったよね?」
・「そんな当たり前のこと聞く?」
というように、今までの経験や
空気感で動くことになれていて
つい、相手に同レベルを
期待してしまいがちです。
しかしそれは、自分側の
“主観”であって、相手には
相手の「見えている世界」
があるのです。
若手社員側の主観として
・「それ、違うよ」
→人格を否定されたと感じる
・「もっと工夫してみて」
→ダメだしされたと落ち込む
など、ちょっと大げさかも
しれませんが、予想外の
受け止め方をされて
しまうこともあります。
特に、年代が違えば
経験値やそもそもの環境が
違っているものです。
例えば、探究学習を主に
教育をされてきた若者は
意味や意義を大切にします。
一方で、トップダウンの
教育を受けて来た
ミドル世代は、とにかく
言われた通りに手を動かす
ことが当たり前という
感覚の人が多いと思います。
その“主観のズレ”が相手に
対する不信感を育てて
信頼関係が壊れてしまう
のではないでしょうか。
私たちは、“自分の見え方”を
前提に話すことが多いもの。
そもそも、“自分の主観”
ということにお互いが
気づいていないことが
問題なのです。
職場でうまくやっていくために
大切なのは「相手の主観」
を変えることではありません。
自分が「今、自分のフィルター
で相手を見ているかもしれない」
と気づくことです。
そのうえで
・相手にとっての当たり前は?
・なぜこういう言動になるの?
・期待しすぎ?
と一歩引いて考えてみることで
すれ違いや不信感を未然に
防ぐことができるのです。
それが、“主観”から少し
距離を取ることになり
見えてくるものも
変わってくるはずです。
“主観”とは、自分だけの見え方。
それを絶対視すると、相手との
間に壁ができます。
「私はこう思うげど、相手は
違うのかもしれない」
このことを心の中に置く
ことで、人との関係性は
いい方向へ変わっていくはずです。
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