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2025-05-27 00:17:00

同僚との関係がこじれるのは、近づきすぎたせいかも

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

最近、高校生に向けて
「働く」ということについて
考えてもらう機会が
増えています。

 

もちろん、生活のために
お金を稼ぐことがいちばんの
目的という人がほとんど
ではないでしょうか。

 

まあ、中には別の目的の
方が重要という人も
いるのかもしれません。
例えば、好きなことを
仕事にしている人にとっては
使命やお金ではない価値
のために働いていることも
あるのかもしれません。

 

ただ、好きなことを仕事に
している人はほんのひと握り
ではないでしょうか。
なんなら、嫌だけど稼ぐため
に仕方なく仕事をしている人
の方が多いと思うんです。

 

今回は生活のために
働いている人に向けて
職場での人間関係について
私がサラリーマンの時代
から思っていることを
お話ししようと思います。

 

私が20代の頃ですが
平均年齢が40歳前後の
若い人が多い職場で働いて
いて、サークル活動や飲み会
が盛んな会社でした。

 

もちろん、割と社員同士が
仲が良い会社でした。
しかし、今考えてみると
距離感が近すぎて、仕事を
するうえではやりにくい
こともありました。

 

例えば、間違っていたり
進捗状況が遅れていたり
あまり良くないことが起きた
時に、相手に伝えられず
困ってしまうこともありました。

 

今思えば、同僚という関係
ではなく「友達」を求めて
いたのかもしれません。

 

でも、会社組織の中で
友達(親友)になるのは
とても難しいことなの
かもしれません、

 

というのも、会社組織の中
では、誰に対しても「利害」
があるからだと思うんです。

 

働いてその対価として
毎月給料を頂くという
「お金」が絡んでいる関係。

 

例えば、
「自分はたくさんの仕事を
しているのに、〇〇さんは
明らかに仕事量が少ないのに
給料はほぼ変わらない」
と思ったことはありませんか。

 

これが、まさに「利害関係」
にあるということだと
思うんです。

 

どんなに仲が良くても
根底では「お金」という
紐で繋がっているものです。

 

だからこそ、「利害関係」
にある相手は、会社とは
関係のないところで出来た
「友達」になるのは
難しいと思うんです。

 

これは、個人的な話ですが
20代に働いていた時の
仲が良かった同僚とは
退社したすぐはご飯を
食べに行くこともありましたが
いつの間にか共通の話題が
見つからなくなり
いつの間にか疎遠になりました。

 

中には、一生の友に
出逢えている人もいるかも
しれませんが、それは案外
奇跡的なことなのかも。

 

だからこそ、職場での
関係性は程よい距離感が
重要だと思うんです。

 

もし、職場の人間関係に
悩んでいるなら
もしかしたら、職場の同僚に
プライベートでの友達と
同じ様な関係を求めて
いるのかもしれません。

 

一度、周りとの距離感を
見つめ直してみては
いかがでしょうか。

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2025-05-05 17:43:00

人づきあいがラクになる見方のコツ

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

GWももう終わりですね。
個人事業主の身としては
大型連休に縁がありませんが
今年は、田んぼの準備と
畑作業で何日か自然を
満喫する機会となりました。

 

さて、今日のお話しは
自然とは全く関係ないですが
「人づきあい」のお話し。

 

職場での人づきあい。
「この人、なんとなく苦手…」
とか、逆に
「なんとなくこの人、合いそう」
と思ったりすること
ありませんか?

 

でも、その「なんとなく」は
もしかすると自分の過去の経験
が関係しているかも。

 

私たちが誰かを「好き」
「嫌い」の判断は、無意識
のうちにこれまでの経験に
影響されています。

 

例えば、以前に嫌な思いを
した相手がいる人は
似たような雰囲気の人に
対して「なんか苦手…」と
感じやすくなることが
あります。

 

でも、それは
「今、目の前にいる人」が
原因ではなく「過去の誰か」
との記憶が反応している
だけかもしれません。

 

人は無意識うちに、過去の
出来事や人との関わりから
「判断の基準」を身に
つけています。

 

これは、自分が安全に生きて
行くための「プログラム」の
ようなもので、人と関わる時
自動的にそのプログラムが
反応することがあります。
特に、新しく出会った人には
反応しやすいはずです。

 

そうすると、
「目の前にいる相手」の
本質を見ることが難しく
なってしまいます。

相手を「好き」「嫌い」で
判断してしまえば、
その感情が優位に働いて
日常の業務にも影響が
出てしまいます。

 

例えば、仕事をするうえで
どうしても話さなければ
ならないことも、感情が
優位になってしまえば
話すまでに時間がかかり
タイムロスが発生することも
少なくないはずです。

 

それって、とても非効率。
感情に惑わされなけば
すぐさま話をして、もやもや
して時間は過ごさずに済みます。

 

私たちはどうしても、相手の
態度や言葉にすぐ反応して
しまいがちです。
でもその前に、「これは本当に
目の前の相手に対する
気持ちなのか?」と一度自分に
問いかけてみてください。

 

それだけで、無意識の反応
から少し距離を置くことが
でき、相手との関係性を
柔らかく保つヒントに
なるはずです。

 

人間関係をラクにする秘訣は
相手を変えることではなく
自分の「見方」をちょっと
だけ変えてみること。

 

過去の記憶が今の感情に
影響していると気づけたら
職場での人づきあいも
もう少し心地よいものに
なっていくかもしれません。

 

相手を「好き」「嫌い」の
フィルターで覗いていませんか?

 

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2025-04-13 20:01:00

主観に気づくと人間関係が変わる

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

職場の人間関係は、仕事の
成果にも直結する大切な
ものですが、そこに
“主観のズレ”があると
信頼関係は崩れていきます。

 

ベテラン社員側の主観として
・「このくらいは察して動いて」
・「これ、前にも言ったよね?」
・「そんな当たり前のこと聞く?」
というように、今までの経験や
空気感で動くことになれていて
つい、相手に同レベルを
期待してしまいがちです。

 

しかしそれは、自分側の
“主観”であって、相手には
相手の「見えている世界」
があるのです。

 

若手社員側の主観として
・「それ、違うよ」
→人格を否定されたと感じる
・「もっと工夫してみて」
→ダメだしされたと落ち込む
など、ちょっと大げさかも
しれませんが、予想外の
受け止め方をされて
しまうこともあります。

 

特に、年代が違えば
経験値やそもそもの環境が
違っているものです。

 

例えば、探究学習を主に
教育をされてきた若者は
意味や意義を大切にします。

 

一方で、トップダウンの
教育を受けて来た
ミドル世代は、とにかく
言われた通りに手を動かす
ことが当たり前という
感覚の人が多いと思います。

 

その“主観のズレ”が相手に
対する不信感を育てて
信頼関係が壊れてしまう
のではないでしょうか。

 

私たちは、“自分の見え方”を
前提に話すことが多いもの。
そもそも、“自分の主観”
ということにお互いが
気づいていないことが
問題なのです。

 

職場でうまくやっていくために
大切なのは「相手の主観」
を変えることではありません。
自分が「今、自分のフィルター
で相手を見ているかもしれない」
と気づくことです。

 

そのうえで
・相手にとっての当たり前は?
・なぜこういう言動になるの?
・期待しすぎ?
と一歩引いて考えてみることで
すれ違いや不信感を未然に
防ぐことができるのです。

 

それが、“主観”から少し
距離を取ることになり
見えてくるものも
変わってくるはずです。

 

“主観”とは、自分だけの見え方。
それを絶対視すると、相手との
間に壁ができます。
「私はこう思うげど、相手は
違うのかもしれない」
このことを心の中に置く
ことで、人との関係性は
いい方向へ変わっていくはずです。
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2025-03-20 11:17:00

自分を守りながら働くための人付き合いのコツ

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

仕事柄、ありがたいことに
様々な人と出会う機会に
恵まれています。

 

しかし、出会う数が多ければ
中には合わない人も
一定数いらっしゃいます。

 

個人事業主という立場だと
付き合う相手をある程度
自分で決めることができます。
それでも、合わない人と
関わらなければならない
時もあります。

 

しかし、企業で働く人は
たとえ合わない相手でも
毎日、顔を合わせなければ
なりません。
そうなれば、出社するのも
憂鬱ですよね。

 

そんな、憂鬱な状態から
抜け出すために、我慢したり
相手のいいところを探したり
相手を受け入れようと
努力しても、なかなか
思うようにはならない
ことも多いですよね。

 

実は、どの方法も自分を
抑えることに繋がるので
最初は良くても、続けるうちに
自分が疲弊してしまいます。

 

そんな状態から抜け出すには
我慢することではなく
相手のいいところを探す
ことでもなく、相手を
受け入れることでもないんです。

 

どんなに合わない相手でも
どんなに嫌いな相手であっても
ちょうどいい折り合いを
つけていくことなんです。

 

折り合いをつけるためには
自分もOK、相手もOKという
状態をみつけることなのです。

 

自分もOKというのは
ここまでだったら譲れるとか
ここまでだったら耐えられる
と言った感じです。

 

相手のOKというのは
相手がどんなことを望んで
いるのか、どうしたいのか
というところです。

 

どんなに合わない相手でも
その人には欲求や望みが
あるものです。

 

それを、自分の欲求と望み
に照らし合わせて
自分と相手どちらにも
この位なら納得できるという
線をみつけることです。

 

これを言うと、大抵の方が
「何で合わせないとなの」と
反発する人も多くいます。

 

何もしなければ、
出社するのが憂鬱な日々から
解放されることはありません。

 

自分が疲弊しない程度に
相手に合わせることで
実は、相手の態度が
大幅に変わるのです。

 

実は、私の教室に通われて
いる方のほとんどが
この体験をしています。

 

ほんの少し自分の「我」を
通すことをやめて
相手に歩み寄ってみると
思いもよらない結果が
もたらされて、憂鬱な日々
から解放されるのです。

 

そして、いちばん大切なのは
自分が疲弊しないことです。
残念ですが、どんなに努力を
しても上手くいかない相手は
存在します。

そんな時は、その相手と
関わりを持たないように
する方法をみつけるのも
また重要です。

 

憂鬱な日々から解放される
ために、まずは、自分もOK
相手もOKという落としどころ
を見つけてみてください。

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2025-03-16 19:01:00

「自己理解が組織を救う」— 世代間ストレスを減らす視点

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

先日、伊那市で行われた
慶應義塾大学のシンポジウム
に参加してきました。

 

慶応義塾大学の学生さん
地元の高校生、そして
地域の大人がワークを
しながら、自分と向き合い
未来の宣言をする。
と言った内容でした。

 

参加して気づいたのは
今の若者の価値観と
疑問に対しての探究心。

 

私たちが同じ年齢の時
果たして、彼らのような
考えや価値観を持って
いただろうか。

 

いやいや、今の大人が
(30代後半~上の世代)
どれだけ目の前のことに
探究心を持って取り組んで
いるでしょうか。

 

これからの若者は、早ければ
小学校から、中高で探究学習を
して大学でそれをまた深堀して
社会へと出てきます。

 

探究慣れをしている若者が
いざ企業で働き始めると
古い体質が残っている
今の企業、特に歴史のある
起業や製造業では疑問を
感じてしまうのかもしれません。

 

実際に、今精神科に通う人の
多くは若者世代とそれを
まとめる側の役職についている
ベテラン世代の方が多く
なっている現状です。

 

しかも、いざ受診しようと
思っても、1か月~2か月先
という話もざらにあります。

 

お互いがストレスを抱えて
仕事を続けていれば
心が疲弊し、精神疾患を
患うことにもなりかねません。

 

それを予防するために
今、双方に必要なのは自己理解
と他者理解ではないでしょうか。
自己理解を深めれば、何を
大切にして何を手放していく
のかが見えてきます。

 

また、自己理解ができない人
ほど他者を理解するのは困難と
言われています。
なぜなら、感情に惑わされ
自分も他者の本質を想像
することすらできないのです。

 

そして、自己理解と他者理解
を深めたうえで、先人が
残してきた大切なもの
(普遍的なもの)を継承し
負の財産をどう手放して
行くのかを考える時が来ている
のではないでしょうか。

 

そして、これから社会へ
出ていく若者は、何年も
企業で働いて来た人たちから
何を受け取り、新しい風に
なれるのかを考える必要が
あるのではないでしょうか。

 

しかし、自分も相手も
100%理解することは
不可能ですが、ひとまず
感情を脇に置いて、自分や
相手をよく知り、お互いの
いいところを融合させるように
考えてみてはいかがでしょうか。

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