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感情を少し脇に置くという考え方
人間は感情の生き物で
感情がなければ生きる気力も
沸いてこないのです。
でも、この感情がとても厄介。
相手から向けられた言葉や
表情で感情が大きく
揺さぶられてしまいます。
嬉しいことや、楽しいことで
揺さぶられるならいいけど、
マイナスの感情が動いて
しまうことが問題なのです。
相手の感情は相手のもの。
自分の感情は自分のもの。
相手が反応している感情を
自分がなんとかしようと
働きかけても、相手が
今感じている感情を
無かったことにはできません。
また、自分自身も
相手の言動で反応した感情は
相手にどうにかしてもらう
ことはできません。
自分の感情は、自分で
どうにかするしかありません。
今日は相手というより
自分がどうするかのお話です。
人は自分の気持ちを
言葉や表情で相手に
伝えています。
受け止める側は
その言葉や表情で、
相手が何を伝えようと
しているのかを理解します。
だからこそ、相手の感情も
受け止めてしまうのです。
でも、仲のいい友人関係なら
気持ちに寄り添ったり
共感することもとても
大切なことです。
しかし、職場や活動といった
場合には、あまりにも
感情を拾ってしまえば
関係性がこじれることも
あると思います。
そうならないために
感情と言葉や表情を
切り離して考えることも
必要です。
言葉はあくまでも
コミュニケーションのツール。
感情を拾う前に
どんな事柄を伝えようと
しているのかを理解する
ことが大切です。
感情を先に汲み取れば、
自分の感情も反応
してしまいます。
感情が反応してしまえば
相手が本当に伝えようと
したことが分からなくなり
相手から向けられた感情を
処理しようとしてしまいます。
そして、自分が誰かに
伝えたい事がある時は
出来るだけ感情を抑えて
事実を伝えるように
心掛ける必要があります。
もともと、人間は感情に
反応してしまうので
事実(事柄)を意識する
必要があるのです。
気の知れた友人なら
こんなことを意識する
必要はなくて、
感情を優先して言葉を
交わすことも大切です。
職場やPTAの関係では
感情を少し脇に置いて
事実に目を向けて
みてはいかがでしょうか。