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妄想力が未来を創るカギになる
先日、地元の高校で
フューチャーセッションの
授業を実施しました。
それは、地元の大人と語る
「おしごとライブ」の
事後学習という位置づけ。
準備の段階では、
過去や現在を考慮せずに
未来を妄想することが
高校生には難しいんじゃ
ないかと思ってました。
当日は、そんな私の心配を
よそに生徒の皆さんの
自由な妄想っぷりに脱帽。
予定では完成を目指さず
重要ポイントに絞って
進めるはずが、ほぼ完成まで
こぎつけました。
その時の生徒たちの
生き生きした顔で
「妄想力」の必要性を
あらためて感じました。
そこで、「妄想力」に
ついて考えてみました。
人は、見えるものや
知っていることには
安心感に近いものを
抱いているのだと思うんです。
そして、知らないことや
分からないことには
否定的な感情が芽生える
のではないでしょうか。
しかも、他の誰かの
妄想を聞けば、つい
「そんなの無理だよ」と
否定してしまうもの。
そうすると、いざ自分が
夢を描く妄想をしようと
しても、自分が否定している
手前、現実に引き戻されて
しまうのです。
そうすることで、
世の中の人は、妄想する
ことが良くないことと
認識していくのです。
でも、考えてみてください。
今から50年以上前に
スタートしたアニメ
「ドラえもん」の道具には
実現したものがいくつも
あるのです。
例えば、
糸なし電話→携帯電話
がいい例です。
と言ったように
50年前は単なる
アニメの中のお話し。
いわゆる妄想です。
最初は単なる妄想でも
それがいつか実現できる
最初の小さな一歩
なのかもしれません。
妄想は誰かのもの
でもなければ、誰かに
良し悪しを決められる
ものでもありません。
ああなるかもしれない
こうなるかもしれないと
ニヤニヤしながら
思い切り妄想を楽しむことが
思いもよらない未来が
待っているかもしれません。