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2024-07-11 19:18:00

探究ってやっぱり難しいけど…

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昨日、地元の中学校の取り組み
「フリーラーニング」の
サポートをしてきました。

 

これが思いのほか難しくて。
生徒もサポートする大人も
完全に自由なのです。

 

いざ、何をしてもいいと
言われると、案外どうしたら
いいか分からないものです。

 

中学性達たちの方が
やりたいことを見つけ
似たようなことをする
友人たちと和気あいあいと
取り組んでいます。

 

それを見ていると、
実は大人の方が「自由」と
言うことに対して柔軟に
対応ができないものだと
痛感しています。

 

今や子どもたちは学校で
当たり前のように「探究」を
実践しています。

 

私たち大人は、「探究」に
触れる機会はそう
多くはありません。

 

実は、大人たちの方が
意識しなければ、普段の
暮らしの中で「探究」する
ことはできないはずです。

じゃあ、「探究」って
何なんでしょうね。

 

そこで、ある生徒のお話し。
何でも好きなことと言われ
思いつかなかった生徒の
発想がまさに「探究」
そのものでした。

 

その生徒の発想とは、
「ミニ講座の探求」です。

 

ミニ講座というのは
大人のサポータが「探究」の
ヒントになることや
生徒たちに伝えたいことを
20分~30分にまとめたもの。

 

フリーラーニングの期間中
これもフリーな感じで
好きなように開講するので
10回前後にはなるはずです。

 

それをすべて受講して
まとめてみるそうです。
その生徒が何を感じ
何を学んでいくのかが
今から楽しみです。

 

と言ったように、
子ども達は、柔軟に
受け入れていきます。

 

かえって大人の私たちが
探究を実践していないので
慣れている若者たちに
ついて行けない事態に
なり兼ねません。

 

そうならないためにも
すぐ答えを求めるのではなく
ひとつのことをじっくり
考えながら取り組んで
みてはいかがでしょう。

 

今、少しでも疑問に思う
ことがあれば、この週末
ヒントを探しに出かけて
みてはいかがでしょうか。