ブログ

2024-08-30 00:33:00

「あきらめない」ことが大事なんだな

23862731_s.jpg

「あきらめないことが大事」
ってよく言われるけど
それって案外難しいと
思いませんか。

 

今日まさに、実感させられる
出来事があったんです。
と言っても、私のこと
ではないんですけどね。

 

これは、我が家の父の話。

 

今日は(もう昨日か)
いつもの経過観察のための
病院の受診日。

 

父は7年前に脳梗塞を発症し
主に左脳がダメージを
受けました。
後遺症として言語障害や
数字や文字を理解することが
難しい状態です。

 

今日、主治医の先生が
「リハビリを終了した頃は
どうなることかと思って
いたけどいい状態を
維持できてますね」と
仰っていました。

 

それを聞いて、振り返ってみると
当初は、字もうまく書けず
数字に関しては単位という
ものが理解できない状態でした。

 

それが今は、自分の名前を
筆字で書けたり、お金の単位は
少額なら判別できるように
なっています。

 

しかも、農業については
栽培記録やその時の対処を
細かくノートにつけています。

 

ただ、言語障害は
そのままなので、しゃべる
ことに関しては、名詞が
出てこないままなのです。

 

ただ、右脳に関する言語は
話すことが出来るという
不思議な感じ。

 

で、何がまさになのかというと
我が家の父は、いい意味で
あきらめが悪かったということ。

 

ただ、父にしてみれば
できる範囲でやりたいことを
してるだけ、必要に迫られ
してることなのかもですが。

 

そしてまた、人に頼るのが
苦手な父だからこそ
できる限り自分のことは
自分でやりたいという
性格もあるからだと思います。

 

「あきらめないぞ」と思って
行動していたわけでは
ないと思いますが、
必要に迫られて行動したことが
想像以上の結果に繋がった
のではないでしょうか。

 

これを目の当たりにして
感じたことは、
もうだめだと思うよりも
あきらめず行動することが
成果に綱かるということ。

 

しかも、必要に迫られて
という環境に身を置くことで
あきらめず行動できる
ということではないでしょうか。

 

実は、あきらめてしまうのは
簡単なのかもしれません。


 

でも、あきらめるということは
自分自身で自分の可能性を
狭めてしまうことなのかも
しれませんね。