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多様性を受け入れるのを邪魔するものは
今の世の中、
「多様性を受け入れましょう」
という声をよく耳にします。
しかし、自分と違う価値観や
考え方を受け入れるのは
決して簡単なこと
ではありません。
なぜ私たちは異なる考え方を
受け入れるのが難しい
のでしょうか?
それは、自分の「主観」が
邪魔をしているからです。
「主観」とは、
自分の経験や見方、価値観
考え方から形成される
自分自身の視点です。
もちろん、自分らしく
生きるためには「主観」も
とても大切なものです。
しかし、私たちはこの
主観をもとに、物事を
無意識に「良い」か「悪い」
かで判断してしまいがち。
この無意識の判断こそが
異なる価値観や考え方を
受け入れにくくしている
要因なのです。
ここで重要なのは
主観自体が悪いのではなく
主観に基づく判断を無意識に
行っていることに
気づいていないという点です。
無意識のうちに
異なる価値観や考え方を
「良いか悪いか」で判断して
しまうと、自分の中で「悪い」
と思ったものは受け入れられ
なくなってしまいます。
そのため、自分の主観で
判断するのではなく
まず、異なる価値観や
考え方をそのまま
受け止めることが大切です。
では、ここで質問です。
困っている人を見かけた時
あなたはどうしますか?
反射的に手を差し伸べる?
ひとまず見守る?
それとも「私にできることは
ありますか」と尋ねますか?
実はこれらは無意識に
「助ける」ことを前提とした
判断なのです。
事実は「困っていそうな人」
が目の前にいるとい状況です。
「困っている」という判断すら
相手に確認していないのなら
それも主観に過ぎないのです。
こうした場面では主観で
判断する前に、まず相手に
「困っているかどうか」を
確認することが大切です。
主観で判断するという自覚を
持つことで、無意識な判断を
避け、相手の価値観や考え方を
ありのままに「なるほど」と
受け入れられるように
なるはずです。
まずは、
自分の主観を知ることから
始めてみてはいかがでしょうか。
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主催 伊那商工会議所 経営支援課
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