ブログ

2025-03-09 20:31:00

欲求に振り回されない生き方

28986177_s.jpg

おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

前回のブログでは
「認められたい」という欲求と
どう向き合うかという
お話しをしましたが
今回も欲求についてです。

 

私たちは、様々な欲求に
突き動かされて生きています。
人が行動を起こすのに
欲求はとても重要です。


しかし、欲求が強すぎると
感情に振り回されて
心が乱れてしまいます。
「他者に認められたい」
という欲求は特に厄介です。

 

他者に認められたいという
欲求があるのは当たり前。
認めてもらえれば、当然
嬉しい気持ちになり、
幸福感や達成感などの
ポジティブな感情が沸いて
やる気にもつながるでしょう。

 

しかし、相手から自分が望む
対応が返ってこなければ
憤りや虚しさなどの
ネガティブな感情が心を
支配してしまいます。

 

そのほとんどが、無意識の
行動なので、知らず知らずに
認めてもらいたいという
欲求を満たすために
それもまた無意識に
求め続けてしまいます。

 

私にも経験があります。
私の家は、暗黙の了解で
母が1階、私が2階の掃除を
することが決まっていて
ある日、良かれと思って
2階の掃除のついでに
1階の掃除をして、母に
「ついでに1階の掃除したよ」
と伝えたところ、母からは
「頼んでもいないのに」と
返ってきました。

 

この時の私は、
感謝されたい欲求があって
母からの言葉はその欲求を
満たしてくれるものではなく
逆に否定されたとイラっと
してしまったのです。

 

その時思ったのは、
感謝されたいという私の
勝手な欲求で、それを知らない
母は自分のテリトリーを
侵された感覚だったの
かもしれません。

 

そう考えると、その時の
私のベストな行動は
「何も伝えずにおく」
勝手に自分が好きで掃除
しているのだから、感謝
されなくても大丈夫。
と収めておくことです。

 

それを実践していたら、
しばらくして、家族との
会話の中で、「お姉ちゃんが
いつも掃除してくれている
からキレイだよね」と
話しているところを聞いて
嬉しくなりました。

 

と言ったように
自分の欲求を満たすために
その時にわざわざ報告
しなくても、時間が経てば
その欲求は自然と満たされる
ということが起きたのです。

 

自分の欲求を満たすために
自ら相手に要求するときは
その欲求は満たされず
相手に委ねれば、いずれ
その欲求も満たされる
というわけです。

 

皆さんも、自分の本当の欲求に
気づかず、無意識に相手に
欲求して、それがか叶わず
ネガティブな感情を抱き
さらに相手に要求するという
悪循環になっていることが
ありませんか?

 

まずは、自分の本当の欲求が
何なのかに気づくことが
とても大切です。

~~~~~~~~~~~~

自分の感情を知るセッションや
教室、講座を提供しています。
ご興味のある方は
このHPの
セッション・教室・各種講座
をご覧ください。

 

 

お問合せはこちらから
~~~~~~~~~~~~