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言葉の選び方が、あなたの脳と未来をつくる
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
皆さん、「言霊」って信じますか?
スピリチュアルなイメージを
持つ人も多いかもしれませんが
実は脳科学や心理学でも
説明がつく現象なんです。
今回は「プライミング効果」
という視点から、言葉が
私たちの脳や行動にどんな影響を
与えているのか、一緒に考えて
みたいと思います。
「プライミング効果」とは
事前の刺激によってその後の
処理が促進(抑制される)
効果のこと
この視点で考えると
自分の口から放たれた言葉は
真っ先に自分の耳に入り
その言葉に自分の脳が
反応していることになります。
しかも、人の悪口や文句は
瞬間的にはすっきりしたり
ある種の高揚感に近い反応
になるので、脳はまた高揚感を
求める行動をするものです。
例えば、悪口や文句ばかり
口にしている人は、常に
人のあらを探したり、悪い環境を
自ら選んでいます。
そういう人達の脳で起こって
いるのは、口では文句を
言いながら、無意識では
悪口や文句を言うために
環境や状況を自ら作っている
ということになります。
そう、無意識に欲求している
から、悪い環境や状況、
はたまた、自分とは価値観の
違う人に自ら関わっていくので
常に悪口や文句を口に
してしまいます。
しかも、脳内では高揚感を
感じているという
恐ろしいことになっています。
また、高揚感を欲するので
中毒性も高くなって
悪循環になってしまいます。
と言ったように、
自分が発した言葉は
自分自身の脳に大きな影響を
与えてしまいます。
もちろん、悪口や文句を
言いたくなることもあります。
決して、湧き上がった感情を
我慢して抑制することではなく
悪口や文句を日常にしない
ことが大切です。
私が日々実践しているのは
不平不満を抱いたときは
ひとりの空間(特に車の中)で
吐き出しています。
その時は、頭の中で大きな
ごみ袋をイメージして
その中に不平不満を投げ入れ
そのごみ袋を焼却炉で燃やす
という想像をしています。
言葉には、思っている以上に
力があります。
だからこそ、どんな言葉を
口にするかは、誰かのため
である前に、自分のために
とても大事なことなのだと
思います。
不機嫌や文句ばかりの毎日と
穏やかで前向きな毎日。
それを決めているのは、
実は日々自分がどんな言葉を
選んで使っているか
という小さな選択の積み重ね
なのかもしれません。
私自身これからも「言葉の力」
を信じて、丁寧に扱っていきたい
と思います。
あなたは、今日
どんな言葉を自分に届けますか?
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