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2025-07-21 19:57:00

もう“モチベーション”だけでは若者は定着しない

 

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

つい最近、大きな企業でも
若手社員の退職が多くなって
いるという話を耳にしました。

 

ひと昔前は、高校や大学を卒業
したら、安定した企業に就職して
働くというスタイルが主に
なっている時代でした。

 

今の高校生に聞くと、職業で
企業を決めるのではなく
働きやすさや人で就職する
企業を選んでいるようです。

 

学生時代に出会った人や情報を
もとに就職先を選ぶ時代。
しかも、賃金の高さよりも
人間関係の良さが選ぶ基準。

 

昭和や平成の時代の賃金が
高く、長く働ける安定した
会社に就職しようと考えている
学生はほとんどいません。

 

そもそも、ひとつの会社で
長く勤めようという価値観
すら持ち合わせていません。

 

数年前からそういった若者が
社会へと流れてきています。
だからこそ、自分にとって
メリットがないと感じたり
人間関係のトラブルがあれば
いとも簡単にやめてしまいます。

 

また、企業側も人手不足や
人材不足で再就職するハードル
も昔ほど厳しくはないのかも
しれません。

 

さらに、学生のうちに起業
したり、就職して数年後には
独立起業するといったケースも
増えているように感じます。

 

そう考えると、30代後半から
上の世代は、環境が変わり
家族ができたり、体力や気力
の問題で退職することが
難しくもなります。

 

その結果、企業で働く人の
高齢化が進み、企業力の
低下になりかねません。

 

それを防ぐためには、
企業で働く人たちの意識改革が
重要なポイントになるはずです。

 

その改革を進めるために
多くの人は、仕事への
モチベーションを高めるには
どうすればいいのかを考える
のではないでしょうか。

 

しかし、仕事のモチベーション
を高めるのはとても難しいこと。
それよりも大切なのは、
社員が自分らしく幸せを感じる
ことのできる職場環境を
整えることが重要です。

 

若者たちが「この人と一緒に
働いていたい」と思う人が
多ければ、若者の退職は減少
するのではないでしょうか。

 

せめて、学生たちと関わりを
持てる、役職者や人事の方々は
「この人と働きたい」と
思わせる人間力を高める
必要があります。

 

そのためには、まずは
①自利と利他のバランス
②自分も相手もOKという思考
このふたつを意識してみては
いかがでしょうか

 

このふたつが身に着ける
ことが、人間力を高める
第一歩になるはずです。

 

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