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2025-09-15 14:59:00

違いは出会いのチャンス―価値観の化学反応

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

私たちは、無意識に自分が
考えてることや、思って
いることが相手も同じだと
思ってしまいがちです。

 

例えば、
「普通は」「常識では」という
言葉で、自分の価値観で
相手を判断したり、思い込む
ことがありませんか。

 

前回の記事でも触れましたが
年代が違えば、受ける教育だって
ずいぶんと違っています。

 

それだけではなく、育った
環境が違えば、使い慣れた
言語や表情だってそれぞれ
違うものです。

 

さらに、同じ家族でも
両親はそれぞれ育ってきた
背景もあるので、自分とは
違った価値観を持っている
はずです。

 

これは、私の家族の話ですが
戦前~戦中に生まれ、
戦後の混乱期に幼少時代を
過ごしてきた両親は
豊かな時代を過ごしてきた
私とは真逆の価値観を
持っています。

 

理解し合う…というより
認め合うの方がしっくりくる
表現ですが、その認め合う
までにはそうとうな時間が
かかりました。

 

若いころは、自分の価値観を
わかって欲しくて、たくさん
喧嘩もしたし、言い合いばかり
していましたが、分からない
ことばかりで、険悪な関係
が続いていました。

 

40代になって、心理学を
学ぶことで、両親の育ってきた
背景とその時にどんな気持ちで
暮らしてきたのかを想像する
ようになって、ようやく
少し両親の価値観を認める
ことが出来たと思います。

 

戦後の物がない時代、学校へ
行くことすらままならない
暮らしを強いられてきた
両親がどんな思いをして
いたのか計り知れません。

 

そう、豊かでなんでも
手に入る時代を過ごしてきた
私たちとは違って当たり前。

 

「違う」ということを
認めることが出来たら
両親との会話も増えて
昔のことを聞くことも多く
なりました。

 

私の場合、「違い」を認める
ことで、両親がどんな暮らし
をして、どんな感情を抱いて
今があるのかに興味が沸き
ことあるごとに「どうだったの」
と聞くようになりました。

 

そうなんです。
「違う」ということが
分かれば、そこに疑問がわき
相手に尋ねることが出来ます。

 

そして、相手が話してくれた
ことを自分のはかりにかけず
そのままを「違うんだな」
と受け取り「違う」ことを
面白がってみませんか。

 

「違い」を否定せず受け止め
れば、お互いの価値観が
化学反応を起こし、思っても
もないことに出会える
かもしれません。

 

皆さん、「違い」を楽しんでますか?

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