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2025-10-16 22:11:00

世代の違いをつなぐ第三者の力

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

昨日、県の取り組みのものづくり
マイスターの出前講座が
地元の高校で行われました。

 

職人さんと高校生のやり取りで
今、地元企業の中で新入社員と
既存の社員がうまく馴染めない
という問題の要因のひとつが
少しだけ見えた気がしました。

 

講座の内容は、「小学校に寄贈
するためのベンチを作る」
マイスターの先生から指導
してもらいながら制作。

 

その、マイスター先生と
生徒のやり取りで、職人さんの
言動に生徒たちが戸惑って
いる場面がちらほら見えました。

 

今の高校生ともなると
親や学校の先生から大きな声や
怖いと思うような態度で叱られる
経験がほとんどありません。

 

そんな叱られ慣れていない生徒が
言葉数が少なくて思ったことを
ストレートに言葉にす
ザ・職人さんのような人を
目の前にすると、怒っているわけ
ではなくても、生徒たちは
「怒られた」と思ってしまいます。

 

今回は、学校という生徒達の
フィールドで、周囲には学校の
先生や私たち外部スタッフが
入っている状況で、しかも
2時間弱の短時間で今日限り
という限定の講座なので
生徒達もなんとか応対が
出来てましたが、これが仕事だと
したら、ちょっと耐えられない
かもしれません。

 

断っておきますが、職人さん
の言動が悪いということでは
ありません。
不器用だけどめっちゃ優しい
のが職人さんの特徴だと
私は思っています。

 

でも、経験の少ない子ども達は
そうは受け止められないのが
現実です。

 

この場合、どちらかが悪いという
ことではなく、お互いの生活環境
の違いが言葉や態度の違いになって
いるのです。

 

その違いが、双方の思い込みに
繋がりコミュニケーションにズレ
が生まれ、それがうまくいかない
要因のひとつかもしれません。

 

 

今回、ちょっと戸惑いを見せた
生徒に「怒ってるわけじゃなく
先生にとってはいつもの口調
なんだよ」と伝えると、生徒は
「なんだ怒ってるんじゃないんだ」
と安心してマイスターの先生と
対話をしていました。

 

と言ったように、周りにいる
第3者の少しのサポートで
双方のコミュニケーションの
ズレは少しづつ緩和される
のではないでしょうか。

 

この方法で、すぐさま双方の
関係性が改善できるわけでは
ありませんが、当人同士で
解決するよりははるかに
効果はあると思うんです。

 

もし、若者との関係性で
お悩みの方は、信頼できる
第3者にサポートをお願い
するのもひとつの方法です。

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