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叱る文化の変化が生んだ世代の壁
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
ここ数年、キャリア教育で
学校に出向き、子ども達と
関わることが増えています。
今の教育の現場や家庭で
昔のように声を荒げて怒る
(叱る)ことが少なくなって
いるのではないでしょうか。
もちろん、大前提として
自身の感情の矛先を子どもに
向けることはあってはならない
と思っています。
ただ、状況によっては「叱る」
ことも必要なことも事実です。
前回の記事でも触れましたが
学生時代に「叱られる」という
経験が少ない子どもたちが
急に「叱られる」という経験を
していかなければなりません。
40代位までの世代は、学校の
先生や両親から、今の時代なら
虐待に近いと思うような
叱られ方をしていたので
叱られ慣れている世代です。
しかし、10代、20代になると
虐待や体罰が問題視され
学校の先生や家庭内でも
「叱る」という行為が悪いこと
のように言われて大声や強い
言葉を受けることが少ない
世代と言えます。
その両者が何の準備がないまま
入社してしまえば業務に追われ
双方の経験の差に目を向ける
余裕すら無くなってしまいます。
何の手立てをしないままでは
双方の溝は深まり、理解する
こともままならない状況に
なってしまいます。
そうならないためにも
お互いのちょうどいい落とし所
を見出せるような研修を
新人だけではなく、社内の
人材にも必要だと思います。
しかも、研修後も実践できる
内容なら研修を土台として
社内の世代が違う人材が
トライ&エラーを繰り返し
ながら、独自の方法をみつけ
出すことも不可能ではありません。
急速に変わりゆく時代だから
こそ、自社にどんな研修が
必要になるか今一度考えて
みてはいかがでしょうか。
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