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2025-12-12 09:06:00

ジャッジを手放すと、関係が楽になる

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

私たちは観察しているつもりでも
気づかないうちに“ジャッジ(評価)”
をしてしまうことがあります。

 

本来の観察は、ただ事実を
そのまま受け取ること。でも
ジャッジが入ると感情が前に出て
物事をそのまま見られなく
なってしまいます。

 

前回お伝えした「無意識の棚卸」は
この無意識のジャッジに気づく
ための準備のようなもの。
今回はその一歩先として
観察とジャッジの違いを、もう少し
丁寧に見つめてみたいと思います。

 

たとえば自分へのジャッジ
「また集中できなかった」
「私ってダメだな」とつい責めて
しまうことがあります。

 

でも本当は“集中できなかった”
という事実があるだけ。「ダメだ」
という評価が重なることで
必要以上に落ち込んでしまいます。

 

観察で止められれば
「疲れていただけかも」
「環境を整えれば変わるかも」と
自分に優しく向き合える
余白が生まれます。

 

相手へのジャッジも同じです。
あいさつが返ってこなかった同僚を
見て「感じが悪い」と思ってしまう。
でも観察に戻ると、そこにあるのは
“あいさつが返ってこなかった”
という事実だけ。

 

体調が悪かったのかもしれないし
忙しすぎて気づかなかったのかも
しれません。ジャッジが入ると
相手を理解する前に感情が
先に進み、余計な疲れを
抱えてしまいます。

 

そして、行動につながる一歩として
何か気になることがあったら
「これは事実?解釈?」と
振り返ってみてください。

その小さな一瞬が、余計な
ジャッジからあなたを離し
観察へと戻るきっかけになります。

 

観察に戻る回数が少しずつ
増えるだけで、人間関係は驚くほど
軽やかになります。無意識の
ジャッジに気づくことが
優しさの循環につながっていくはずです。

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