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シニア「けやき学級」の講座を終えて感じたこと
先日、シニアふきはら大学・大学院失業生で構成されたけ「けやき学級」
での講座でした。
平均年齢70後半といった年代の男女の方々、人生の大先輩。
もう~~皆さんとってもお元気!
皆さんの学ぶ姿を見ていて、
「幾つになっても学びは終わらないね~、終わるのは天に召されるとき」
と、心理学の恩師の先生がおっしゃってたことを思い出しました。
先生曰く、いくつになっても学べることが嬉しい、
どこにでも学びはあるし、どこでも学べる。
まさに、会場は学びたいという空気で充満していました。
グループ内でのやり取りも、お互いに教えあったり
共感したりで、とても楽しそうでした。
しかも、最後の質問の時間では前のめりで質問され
学びたいという熱が半端ない感じでした。
超高齢化社会の今、学びたいという「欲」だったり
何かに夢中になる事で、生き生きと若々しく
健康を保って長生きできる秘訣なんだと実感しました。
戦後、物のない時代の日本の経済を支え必死に働いてきた世代の方たちの
おかげで今の便利で豊かな時代があるのだと思っていて、
その方々の人生のほんの一瞬かもしれませんが、
今回の講座で楽しんでもらえてたのならこんな嬉しいことはありません。
高齢者の方々はたくさんの知恵を持っていて、
それを、これからの未来にも引き継げたらいいなと思うんです。
例えば、
身内の話で気恥ずかしのですが、
私の父が毎年年末になると近所の神社のしめ縄飾りを作るんです。
その時に自宅の分も作ってくれるんですが、
父も高齢になって、昨年末を最後にしめ縄飾りから引退を決めました。
まだ、代わりの方はいらっしゃるそうですが、
それも、近い将来いなくなってしまう可能性の方が大きいです。
その話を聞いたとき、なんか淋しく感じて、
昨年末に、友人としめ縄飾りの作り方を教えてもらう時間を設けました。
その時、父が思いのほか嬉しそうだったのがとても印象的でした。
これは、一例ですがまだまだたくさんあると思うんです。
教える側の高齢者にとっても日々の生活の活力になるのではと思っています。
などと、色々な想いがこみ上げる日になりました。
そして、まだ何も思いついたわけではありませんが、
何かしらできることがないかな~と思っています。
まずは、誰かと語り合うことから始めようと思っています。