ブログ
人はストロークを得るために生きている
人は何のために生きているのでしょう?
交流分析の提唱者、精神科医エリック・バーンは
「人は何のために生きているのだ。それはストロークを得るためだ」と言っています。
ストロークとは
「その人の価値や存在を認める行動や働きかけ」と定義されています。
簡単に言うと「言葉や態度でのふれあい」といえます。
ストロークは「肯定的ストローク」と「否定的ストローク」
に分かれていて、さらに細かく分類されますが、
ひとまずこの2つで進めていきます。
子どもの頃に受けたストロークは人格を形成するうえでも
とても重要で、肯定的ストロークをたくさん受けた子供は
こころの安定した大人になるはずで、
逆に、否定的ストロークを受けた子供は生きづらい大人になってしまいます。
また、子どもは肯定的ストロークが不足するとあえて怒られる行動をして
肯定的ストロークの代替えとして否定的ストロークでも受け取ろうとします。
ここで、
否定的ストロークで生きづらくなった人はもう間に合わない?
そんなことはありません!
幼少期に受けた否定的ストロークの蓄積は
何歳からでも肯定的ストロークを意識して行動することで
肯定的ストロークが蓄積され少しづつ変わってきます。
このことは我が家でも体験済みで、
「ありがとう」と一日10回を目標に毎日続けていたら、
普段ほとんど「ありがとう」という言葉を言ったことのない母が
1か月後には自ら「ありがとう」言うようになり
穏やかに過ごす日が多くなりました。
生きづらさを感じてる人は試しに何か一つ実行してみてはいかがでしょう。
肯定的ストロークで感じる気持ちと行動をあげておきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
気持ち
・安心
・心地いい
・満足感
行動
・抱きしめる
・なでる
・スキンシップ
・微笑む
・褒める
・励ます
・承認する
・傾聴する
・愛情表現
・あいさつ
・うなずく
など相手の存在や価値を認める言葉や働きかけ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~