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怒りについて
「怒り」この感情が邪魔に思う人がほとんどかもしれません。
誰しもが、怒らず穏やかに暮らせたらどんなにいいかと思っているでしょう。
人間は感情の生き物なので、「怒らず暮らす」ことは不可能です。
かといって怒りの感情に囚われてしまうと
心の余裕がなくなって、何に対してもイライラしてしまいます。
そういう時は、楽しもうと思って出掛けても
イライラすることに目が行って結局楽しむことが出来ないなんてことになってしまいます。
ちょっと想像してみてください。
ご自身の周りでも、
怒りっぽい人と、穏やかで怒る姿を見たことない人っていませんか?
その違いは何でしょうね?
怒りは、「言葉」や「態度」「状況」など、
今起きていることに対して不快感を感じたときに出る反応みたいなものです。
なので、どんな人の心にも怒りは存在しています。
怒りっぽい人と穏やかな人の違いは
「怒り」の感情があるか無いかではないんです。
怒りっぽい人、はその怒りを多くの人に話してしまう人で、
穏やかな人は、どうしても我慢できない時にだけ信頼できる人に一回だけ話す人なんです。
ちょっと極端ではありますが、
怒りっぽい人の行動は不快感を怒りで解消しようと人に話してしまうのです。
そうすると脳内でどんなことが起きるかというと、
怒りをぶつけるとその時はなんだか頭がスッキリします。
それは、脳内で麻薬にも近い物質が出ていて快楽を感じていて、
その快楽を欲しくてまた人に話したり、新たに怒れる出来事を探してしまうんです。
ダメだとわかっていても脳が勝手に要求しているんです。
逆に穏やかな人は、不快を感じて「怒り」の感情が沸いてもほとんど人に話さないんです。
そうすると脳内の麻薬に近い物質が出る回数や量は最小限で
欲求に繋がらないので、穏やかに過ごせるというわけです。
「怒り」の感情は悪者ではなく
「怒り」感情があるからこそ、ここぞ言う時にはやる気になったり
どうしても達成したいことに対しても力が沸きます。
外部からの刺激、言葉や態度、また状況などを受けたときに感じる不快感を
どう処理するかで怒りに支配される生活を送るのか
穏やかに楽しむときは楽しみ、本質の自分でいきられるかが決まってしまいます。
いつもイライラして些細なことにも怒ってしまう人は自分の行動を振り返ってみてください。
ただ、不快に思ったことをため込みすぎちゃうと心が悲鳴を上げるので
そんな時には信頼できる相手に少しだけ聞いてもらいましょう。
この「怒り」の感情は大事なんだけど、扱いにくいものなのです。
いくつか対処方もありますが、
長くなっちゃうので、またの機会に。