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心のトレーニング=筋トレ
多くの人が一度は筋トレにチャレンジしたことがあると思います。
心もその筋トレと同じように日々コツコツと今までついていなかった
筋肉をつけていくイメージでトレーニングしていくんです。
心になんの準備もないまま負荷をかけ続ければ
通常の機能すらままならなくなります。
例えば、全く筋トレをしたことがない人が急に何十回の腹筋をしようと
思ってもなかなかできませんし、できたとしてもどこかを痛めて
生活に支障をきたすことは想像できると思います。
心も同様、今の自分の生きづらさを急に変えようと必要以上に頑張っても
かえって心に負荷をかけすぎて悪化してしまいます。
しかも心は目に見えるものではないので、
筋トレのように目に見えるような成果を感じにくく
成果として実感擦るには、最初の自分と比較する必要があります。
ちょっと想像してみてください。
筋トレを始めようとするときには自分の体を鏡でみて
どこを絞っていこうか、今の体系からどういう体系にするか
目標を設定しますよね?
心もまた同じなんです。
漠然と今の自分が嫌い、変わりたいと思っても
今の自分を見つめないとどこをどう改善していくのかも
定まらず迷走してしまいます。
何度も言うようですが、心は目に見えないので
最初の入り口をしっかり作らないと
方向を間違えてしまったり、成果に結びつきません。
まずは自分と向き合い今どういう状態なのか
何に心が動きどんな反応をするのかを
時間をかけて対話することをお勧めします。
b.ぱれっとに足を運んでくださる生徒さんは
自分との対話をしているうちに、
自分が何を求めているのか、
何に反応して感情に振り回され、
人間関係に支障が出てるのかに気づき、
ともすると改善方法などにも自ら気づき、
意識が変わり行動をも変化していく様子をよく目にします。
自分を見つめ直すことで、必要以上に負荷をかけず
コツコツ毎日繰り返えしていくと、それが癖のようになり
意識しなくても自然とできるようになっていくんです。
感情に振り回され、怒りやはっきりしないモヤモヤした感じに悩まされていた人が
驚くほど安定し穏やかにいつもニコニコしている人に変わることが出来るんです。
これは、生まれながらに持つ性格は変えずに
後天的に備わった性格を少しずつ変えていくということなんです。
もちろん、心理学上でよく言われている両親の影響はもちろん大きいですが、
だからと言って今の生きづらい自分が変えられないわけではないのです。
筋トレをづづけている人が鏡の前でボディーチェックをするのと同じ感覚で、
自分と対話を上手にできるようになれば、日々のトレーニングにもつながります。
そして毎日癖のようにできることが増えれば、
感情に振り回されることなく
喜怒哀楽を上手にコントロール出来て
穏やかで、心豊かな生活を望むことが出来るはずです。