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2023-02-27 10:26:00

多文化共生について考えてみた

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先日、「箕輪町を多文化共生の町に~国や言語をこえての助け合い~」(全3回)

の最終回講座に参加してきました。

 

 

最後の講座のテーマは「ちがいってなんだろう?」でした。

 

今回もいくつかのワークがあり、

 

1つ目は、〇が書かれた用紙に自由に絵を描く。

2つ目は、グループで一人が絵を見せ、ほかの全員でその絵を褒めまくる

3つ目は、3回の講座で感じたことや、これから自分が何をするかを話し合う

でした。

 

 

〇をどう見立てて絵にすることはそれぞれ全く違った絵に(当たり前ですが)

それをほかの人に褒めてもらうなんてなかなかできない経験で

とっても楽しかったです。

 

このワークの意図は、自分と違うものを受け入れ褒めることで相手のいいところ

に目を向けるということでした。

 

これって、

 

外国人だからとか日本人だからとかだけではなく、

多くの人が直面している問題なんだと思います。

 

相手のいいところに目を向けるということはまさに、

「多様性を受け入れる」という世の中の流れに必要な

とっても大切なコミュニケーションの方法だと思います。

 

今回のワークでは、外国人との関係性だけではなく

すべての人は同じではなくて、違っているもので、

それを認めること、受け入れることが大事なんだと

あらためて感じました。

 

 

でも、大切なことだとはわかっていても

いざとなると、モヤモヤしたり反発してしまいませんか?

 

それはなぜなんでしょう。

 

私が思うに、「知らないこと」だからなんだと思うんです。

 

経験したことのないことや、知らないことに対して

不安を感じる人も多いと思います。

もちろん、好奇心旺盛な人や向上心の高い人はワクワクしちゃうかも。

健全で穏やかに生活するためにも「知る」ことが重要なんです。

 

 

知らないことを知るには

年齢や性別、文化や価値観の違う人から話を聴くことが一番早いんだと思います。

人と出会い、言葉を交わすことで自分の世界が広がって

さらに、言葉を交わした相手の世界も同じように広がるんです。

 

まずは、ちょっとだけ勇気を出して

普段話したことのない人と話してみませんか?

 

 

この2回の講座を受講して、

自分の価値観や主観を育てることが必要で

そのためにも言葉だけではなく表情やしぐさに意識を向け

価値観や文化の違う人と多く接することが大切なんだと感じました。

 

 

 

そして、

この講座の最後にある海外から移住された方が

「日本の空港についたとき、空港がきれいなことにびっくりしました」

「訳せない日本語がたくさんあって難しい言語を使っている」

など、日本の事、日本人の事をたくさん褒めてくれました。

日本人であることがちょっと誇らしく思いました。

そんな風に感じてくれている人が、安心して住み続けることが出来る

地域でなくてはとつくづく感じました。

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スタッフの皆さん、貴重な体験をありがとうございました。

まだまだ書きたい事があるので、

続きはいずれまた。