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自分が変われば相手が変わる?
先日トレーニングに通っている生徒さんお二人から嬉しい報告が。
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Aさん:
職場で私にきつくあたる人となんだかうまく話せたんです。
今回は、職場で長期休暇をとる人がいることもあって
仕事内容の話をしないといけなくなって、
事実を意識して話してみたら、相手が今までと違う態度でびっくりしました。
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Bさん:
先生聞いてください。
今まで私に嫌な態度を取っていた人が急に態度が変わったんです。
急に私に意見を求めてきたりして、もうびっくりです。
今職場の雰囲気がいいんですよね。
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このお二人に何が起きたんでしょう。
Aさんに、
「どうしてうまく話せたんだと思う?」
と質問したところ
「今まで、自分自身に苦手意識があって話すときに構えてしまって、
怒っているような態度だったんだと思います。今回は感情的にではなく
事実に目を向けて話したからなのかな?」
とおっしゃっていました。
そうなんです!
今までこのお二人は相手にベクトルを向けて
なんでこんな態度なの?
相手が変わってくれたら。
と思っていたんだと思います。
でも、トレーニングで自分を見つめ、
理性的に相手に接することが出来るようになったら
勝手に相手が変わってくれたんです。
ここが一番大事で、
相手に変化を求めても相手が変わるのはほぼ不可能です。
自分が変化をすると、
今まで関係性が悪かった相手が、自然と態度が好意的に変わったりします。
なぜそうなるのか。
今までのお二人のやりとりはお互いに不快感を残す状態で、
お互いがマイナスの行動をとっている状態です。
マイナスの行動の先には不快感しか生まれません。
その不快感をどうにかしようと
さらに相手を責めたり、怒りをぶつけるなどの
マイナスの行動をしてしまいがちです。
このお二人は、
自分のくせを知り、相手に要求するのではなく
自分自身で今どういう状況なのかを考え「マイナスの行動」を
ごく自然に「プラスの行動」に切り替えていたんだと思います。
その反応として相手が「プラスの行動」になったんではないかと思います。
そうなんです。
相手に変わってほしいと願う時には
自分の行動を変えると自然と相手の行動が変わっていくってことです。
変わってほしいと願う人がいる人は
まずは自分に目を向けてみてはいかがでしょう。