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2023-03-12 23:43:00

がんサロン「ひだまりはぁと」に行ってきました

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先日、がんサロン「ひだまりはぁと」にお邪魔してきました。

「ひだまりはぁと」は

主催の“唐沢かつ美”さんと“向井智子”さんが

~がん患者方々の集える場所を~

という想いで立ち上げたがんサロンです。

今年の7月で丸14年になるそうで、

お二人は細く長く続けていくことがモットーだとおっしゃっていました。

 

私と「ひだまりはぁと」との出会いは、

数年前に唐沢さんからお声をかけて頂いて

おふたりと食事をしたのが始まり。

 

当時、飯田市立病院でもがんサロンに関わっている時期で

話が盛り上がったのを思い出します。

 

私自身はがんサバイバー(体験者)ではなく、

別の病気の経験者で、命に係わる病気ではなかったにしろ

向き合うにはそれなりに苦労したので、

命に係わる病気と診断されていたらもっと難しいだろうな~と思っていて、

がん患者の方やがんサバイバーの方がどんな気持ちで

向き合っているのか知りたいと思ったのがきっかけで

友人から飯田市立病院にがんサロンを立ち上げる話を聞いて

治療をする医療関係者やがん患者の方のお話を聞きたくて

参加させていただきました。

 

その時に飯田市立病院の看護師長が

「患者の皆さんは、毎日病気と向き合っているから

せめてがんサロンに参加している時間は病気のことを

忘れてもらいたい。そんな時間が1か月に数時間あったって

いいと思うんです。」

とおっしゃっていたのがとても印象的でした。

 

「ひだまりはぁと」でも

苔テラリュウムやぬり絵のワークショップなどを

させてもらったりしています。

数年がんサロンにお邪魔させてもらっているうちに思ったことは

お茶を飲みながらたわいのないお話をしたり

楽しめる何かに夢中になったり

病気のことを完全に忘れることは難しくても

少しの時間、何かに夢中になったりすることで

気が楽になったり、同じ病気の人と話すことで

安心感みたいなものを感じるのではないかと思います。

やっぱり、経験に勝るものは無いのだと思います。

 

ただ、がん患者の方から話を聞くことで、

体験者まではいかなくても、

知ることはできると思うんです。

話を聞いて、病気がどんなものなのか

患者の方々はどんな経験をしているのか

色々なことを聞くことで、想像することはできるはず。

 

今回の「ひだまりはぁと」でも

「星座を見つけるのが今とても楽しいんです。」

「インコを飼い始めたけど、旦那さんにしかなつかないの。」

「コロナ過で入院するのもスムーズじゃないね」

など、近況やら趣味の話、また私の話も楽しそうに聞いてくれました。

笑ってお話したり、お茶を飲んだりする、たったそれだけの事でも

重要なのだと実感しました。

 

「ひだまりはぁと」のような活動は

エネルギッシュに動かすのではなく

日常にうまく取り込むことで、息の長い活動になり

多くの人の拠り所なるのだと思います。

 

「ひだまりはぁと」を運営している

唐沢かつ美さんと向井智子さんは自分たちの日常の先に

この活動があるように思います。

 

準備など大変なこともおありだと思いますが

それより、この活動を心底楽しんでいるように感じます。

だからこそ、14年という息の長い活動になっているんですね。

 

地域活動の難しいところを長く続けているのは

おふたりの人柄がなせる業なんだとあらためて感じました。

 

「ひだまりはぁと」は南箕輪村のぽっかぽかの家で

定期的に開催しています。

 ご興味のある方はご一報ください。

おふたりにお繋ぎしますね。

 

ではまた。