ブログ
ストレスを見直す
「ストレスは体に悪い」
と多くの人は思っていると思います。
しかし、最近ではすべてのストレスが体に害を与えるわけではなく
ストレスが自分を守る働きがあったり、成長を助けるものということが
言われています。
これは「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」に書かれています。
人は、日々ストレスにさらされていますが、
多くの人はそのストレスから何とか逃れようと考えていると思います。
しかし、ストレスから逃れようと思えば思うほど
ストレスは膨らんでしまうんではないでしょうか。
例えば、仕事でプレゼンを任されたとします。
プレッシャーやら緊張、はたまた不安に襲われるかもしれません。
そんな時、あなたはどうしますか?
①「自分には大役だから」と断る
②「よし、これは大きなチャンスだ」とやる気満々で臨む
どちらを選びます?
ここで起きているのは
「プレゼンを任された」という外的刺激に対して
体内でストレス反応が起きています。
ストレス反応にはいくつか種類がありますが、
この場合は「チャレンジ反応」が起きていると考えられます。
ストレス反応が起きると、
心拍が上がったり(ドキドキする)血圧が上がったりなど
からだの反応も起きます。
そのからだの反応は普段とは違う反応なので、
不快に感じてしまうかもしれません。
それを体に良くないと思い込んでいる人は
①を選択して大きなチャンスを逃してしまうかもしれません。
ストレスを悪いものとは思っていない人は、
②を選択して、チャンスを逃さず成長が出来ます。
といったように、
ストレスにも種類があって、
いま受けているストレスはどういうものなのか、
自分にとってどんな影響があるのか、
ストレスに対してどんな感情を抱くのか
ストレスを細かく見直して
自分の成長につながるものなのかを考えてみてはいかがでしょうか。
また、ストレスと向き合うことで
ストレスに対してどうやったらうまく切り抜けるか、
どうやったらうまく力に変えることが出来たのかなどの経験が、
脳の中に記憶され、同じことが起きても動揺しなくてすむようになります。
もちろん、すべてのストレスが成長につながるわけではありませんが、
生きている以上、ストレスがなくなることはありません。
どうせ受けるストレスなら
それのストレスをいくつか力に変えることが出来たら
身心ともに豊かに生きられるのではないかと思います。