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人に振り回されずに生きる方法 パート1
「相手に振り回されて疲れてしまう」って感じる人は少なくないと思います。
そんな時には、振り回す相手のことを責め、「相手が変わってくれたらこんな思いをしなくなるのに」と思ってませんか?
これは、ほぼ不可能です。
なぜなら、相手は自分が相手を振り回していることに気づいていないから。
確かに相手がそのことに気づいてくれて変わってくれたならトラブルは起こらなくなるかもしれません。
指摘を続ければ変わってくれる?
相手はいつ変わってくれる?
相手が気づいてくれて、変わるまでには膨大な時間がかかります。
しかも、相手がそのことに気づいてくれる保障もありません。
「相手を変えるのは難しいけど、自分の考え方を変えることは出来るはずです」
確かに簡単なことではありませんが、日々意識して思考を動かすことで相手を変えるよりははるかに短い時間で改善する事が可能です。
相手を変えることに時間を費やすよりもメリットがあると言えます。
かと言って自分を変えるにもそれなりの時間はかかります。
今すぐにでも実践できる方法がいくつかあるのでご紹介します。
〇今の感情を理解する
「今怒ってる?」「今悲しい?」「今不安?」
など、自分に質問を投げかけてみてください。
なぜこの問いかけが必要なのか。
人は外部の刺激に対して真っ先に体が反応します。
筋肉が硬直したり心拍が上がったりして、脳がそれを認識して感情を生み出します。
その生み出した感情がいちばん重要なんです。
人はその真っ先に生み出した感情を処理しようと2番目の感情を生み出します。
その感情が無意識に行動をさせるので厄介なんです。
例えば、
相手から裏切られた時に「悲しい」という感情をいちばんに生み出したとします。
その悲しいを処理しようと「怒り」の感情が生まれ相手に怒りをぶつける。
この時の真っ先に感じた感情は「悲しみ」でもそれをごまかす形で「怒り」の感情が残ります。
そうすると、裏切られたことが悲しいはずが裏切られて腹立たしいにすり替わり
本当の気持ちを置き去りにしてしまうのですっきりしない。
すっきりしない気持ちを処理するには、本当は「悲しい」という真っ先の感情を理解したほうが気持ちが安定知るはずが、
すり替えてしまったのですり替えた「怒り」の感情を使うという判断をしてしまいます。
特に怒りを相手にぶつけた後は一時的にすっきりするので誤解してしまうのです。
といったように、無意識で素早く本当の感情をすり替えてしまうので、
意識的に問いかけをすることで無意識にすり替えるのを防ぐことが出来ます。
その後の2つ目の感情は自分の意志で行動に移すか否かを決定することが出来ます。
ここを意識すると相手に振り回される感覚は軽減できると思います。
ほかにもいくつか方法があるので、
続きはまた次回。
まずは「感情を理解する問いかけ」を試してみてください。
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