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人に振り回されずに生きる方法パート2
前回の記事では、
相手に振り回されなくなる方法のひとつ「今の感情を理解する」をご紹介しました。
自分自身に問いかけしてみました?
今の自分の感情を明確にすることで、
どんなことに反応しやすいのかわかってきます。
この部分を理解していないと、
知らず知らずのうちに相手に振り回されてしまいます。
さて、
今日は2つ目。
「いい距離感を見つける」についてお話します。
皆さんは、
“パーソナルスペース”という言葉をご存じですか?
ご存じの方も多いとは思いますが、これを機会に調べてみました。
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パーソナルスペースとは、
「心理的縄張り」のことで他人から近づかれると不快を感じる空間のこと。
パーソナルスペースには4種類あるそうで
・密接距離:0cmから45cmまで(家族、恋人などに許される距離)
・個人距離:45cmから1.2mまで(友人、知人などに取る距離)
・社会距離:1.2mから3.5mまで(同僚、上司など仕事に関係する人に取る距離)
。公衆距離:3.5m以上(講演会、演説で取る距離)
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これを見ると、仕事に纏わる距離感は、
「1.2m~3.5m」わりと幅がありますね。
しかも、個々でパーソナルスペースの長さは違うのだそうです。
ということは、
相手と自分のパーソナルスペースを理解したうえで、お互いが「ちょうどいい」距離感を見つけないといけないというわけです。
パーソナルスペースの観点からは、物理的な距離を取ることで
コミュニケーションが取りやすくなったり、安心感は得られると思います。
それとは別に、心の距離感もあると思っていて、
言葉で説明するのはちょっと難しいんですが、
例えば、
・嫌いな人のことがやたら目につく
・同じことを言われても嫌いな人の言葉にはネガティブな感情が芽生える
など、なんか矛盾してませんか?
そうなんです、
嫌いな人なのにやたら気にしてしまって、
目につくたびにイライラしてしまい悪循環。
こればかりは、パーソナルスペースでは説明がつかないところだと思うんです。
では、なぜこんなことが起こるのか。
少し前の記事で無意識のお話をしましたが、(過去記事が気になる方は、過去記事←をタップしてください)
無意識の中には自分を防衛するための材料をたくさん蓄積しています。
しかも嫌な経験はいち早く察知して防ぐ手立てを見つけないといけないので
取り出しやすい箇所にしまわれています。
だからこそ、
嫌いな人や自分に不利益をもたらす人はどんなに距離が離れていても目についてしまうんです。
ということは、物理的な距離の問題ではなさそうです。
物理的な距離を取るのではなく「いい距離感を取る」にはどうしたらいいか。
それは、前回の記事でお話した「自分の感情を理解する」ことが重要になるんです。
なぜかというと、
誰に対してどんな感情が動くのか?
何に対してどんな感情が動くのか?
自分はどんな考えクセがあるのか?
など、自分のことを細かく理解することが第一歩になるというわけです。
これが出来ていないと、嫌いなのに自分から近寄っていることになってしまいます。
このように、自分のことを理解すると、
相手のどんなところにネガティブな感情が芽生えているのかがわかり
相手のすべてに反応しているわけじゃないということに気づき、必要以上に相手を気にしなくてよくなります。
これは無意識を書き換えるようなものなのでそれなりに時間がかかります。
しかも、無意識が変わる事なので気が付いたら相手のことを忘れている感じになります。
しかも感情ではなく理性的な対処にもつながるのでさらに振り回されることも少なくなります。
人に振り回されていると感じてる人は、距離感について考えてみてはいかがでしょう。
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ご参加お待ちしています。