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2023-12-20 23:08:00

「嫌われたくない」と思うのは当たり前の感情

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自分がどう思われるか
自分は嫌われてはいないかなど
相手に嫌われるのを恐れて
自分の意見を言えないという人も
多いのではないでしょうか。

 

この「嫌われたくない」というのは
人間が生きていくうえでは
当たり前の感情なので
この感情を消し去ることは不可能。

 

交流分析の創設者「エリックバーン」は
「人間はプラスのストロークを
得るために生まれてきた」
とも言っています。

 

「プラスのストローク」とは
肯定的な行動で、褒められる
認められるなどといった行動の
ことを指します。

 

といったように、
「嫌われたくない」と感じてしまうのは
誰もが本能的に生まれ持っている
感情なので、どうあがいても
無くなることはありません。

 

ちょっとここで視点を変えて、
「嫌われたくない」と思っている人の
ほとんどは、自分を後回しにして
相手をおもんばかることが
出来るとても優しい人なんです。

 

その優しさを無くしてしまうのは
とてももったいないと思いませんか。
そういう人がいることで
争いの少ない関係性が成り立って
いると思うんです。

 

かと言って、その優しさの裏返しが
「辛さ」や「我慢」ではあまりにも
悲しいことです。

 

では、どうしたらいいのか。

 

まず、「嫌われたくない」という
思いが強い人は、小さなことから
少しずつ自分の意見を
言ってみてはどうでしょう。

 

例えば、友人たちと食事に行く時
いつもは相手の好みに合わせて
自分の好みを言えないとしたら
「今日は〇〇たべたいな」と
勇気を出していってみましょう。

 

頻繁に食事に行く機会があるとしたら
10回のうち3回くらい自分の意見
を言葉にしてみてはいかがでしょうか。

また、わりと自分の意見を言える人は
もしも、自分のお仲間に自分の意見を
言いにくい人がいたら、
ひと声かけてみましょう。

 

そうすれば、双方が
食べたいものがあるお店を
チョイスすることも
ひとつの選択肢になります。

 

こういった何気ないやり取りでも
お互いが相手をおもんばかって
行動することで、その時間が
とても気持ちよくて居心地のいい
時間にすることが出来ると思うんです。

 

今月は何かとお出かけする
機会が多い時期でもあります。
自分も相手もOKと思える
関係性を心掛けてみては
いかがでしょうか。