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2024-02-07 14:12:00

高齢の両親と上手に関わるポイント

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人との関わりは、身近な
家族ほど感情が優位になるので
どうしても怒りやもどかしさが
表に出てしまいます。

 

特に高齢の両親との関わりは
とても難しいのかもしれません。

 

今回は高齢の両親との
関わり方についておさえて
おいた方がいいポイントのお話。

 

私自身、心理学を学ぶ前の
両親との関わりは最悪でした。
顔を合わせば喧嘩、何日も
言葉すら交わさないことも。

 

その時の自分は、親のせいにして
自分は悪くないと、親に欲求を
するばかりでしたし、
どうしたらいいかもわからない
という感じでした。

 

しかも、高齢になれば細かい
負荷がかかりイライラすることも
増えてくるのではないでしょうか。

 

例えば、
娘:「お風呂掃除しておいたから」
母:「私なんか毎日そうじしてたよ」
娘:「ただ報告しただけなのに」
母:「当たり前のことを言うから」
娘:「そんな言い方しなくても」

 


良かれと思って言われる前に
掃除をしたはずなのに嫌味を
言われるといったようなやり取りが
頻繁にあるのではないでしょうか。

 

こういった日常の細かい嫌な感じの
やり取りが繰り返されると
笑いあうことも少なくなり
家の雰囲気も悪くなります。

 

そうならないためのポイントが
いくつかあって、その一つは


「わざわざ報告しない」

良かれと思って、
「掃除しておいたよ」と
報告すると、人によっては
「してやった」と受け止める
人も少なくありません。

 

高齢者にとっては、今まで
出来ていたことが少しずつ
出来なくなって、存在意義が
分からなくなる傾向にあります。

 

だからこそ、報告だけの言葉を
「してやった」みたいな受け止め方に
なる可能性も否定できません。

 

そして、報告する側も
報告する言葉を相手に放つ時
無意識に「喜んでくれるだろう」
「ありがとう」って言って
もらえるだろうと無意識な意図が
ある可能性があるんです。

 

この相互のズレが相手との
関係性を悪化させるいちばんの
要因だと言えます。

 

なので、サポートをするうえで
気を付けないといけないポイントは
高齢者の存在意義の落としどころを
考えるということが重要です。

 

そして、掃除などは自分が気持ちよく
過ごすために、自分のためにやる事と
意識付けを心掛け必要以上に
相手の言葉を期待しないことが
トラブルを回避する一つの方法です。

 

そして、きれいになって気持ちいい
場所を見て「よくやった」と
自分自身で労ってあげてください。

 

承認欲求は自分で満たす
クセをつけましょう。

 

それを繰り返しているうちに
自然と「いつもやってくれてる」
「ありがとう」といった言葉が
聞けるようになりますよ。

 

これは私の実体験でもあるので
是非試してみてください。

 

高齢の両親と上手に関わるポイントは
まだまだありますので
また記事にしようと思っています。

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