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2023-02-10 12:29:00

使う言葉は思った以上に大切

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この仕事をしていて気づくことがたくさんあります。

その中でも大切だなぁって思う一つは

「言葉」

言葉がいかに大切かをお伝えするには

普段私たちが使用している「色グラム」の説明をした方が

イメージしやすいと思うので、少々お付き合いください。

 

色彩メンタルトレーニングでは

人の心には5つの性格が存在していて、

人はその性格のバランスで生きていると考えていて、

その性格を色のイメージで表現して

それを数値化して折れ線グラフにする心理テストで可視化します。

その数値の高いところが性格の特徴だと考えます。

 

例えば、心理テストの結果が

赤20ポイント、ピンク10ポイント、黄15ポイント、オレンジ17ポイント、緑・青10ポイント

だとしたら、

赤色の性格の特徴があるというわけです。

今回は「言葉」はテーマなので、心理テストの詳細はいずれまた。

 

 

心理テストの説明はここまでにして、

「言葉」についてお話しますね。

性格によって普段無意識に選んでいる「言語」が違うと考えます。

例に挙げた心理テストの結果だと

一番ポイントの高い「赤」が性格の特徴になります。

 

そして、赤の言葉の特徴としては、

「〇〇すべき」

「〇〇するのは当然だ」

「〇〇してはいけない」

「負けない」

など、強い言葉や正義感をにおわせる言葉をよく選んでいます。

選ぶときには意識ではなく、無意識の領域で自然と選ぶので、

それが口癖のように瞬時に言葉になって現れます。

 

また、無意識の領域なので相手から発せられる同じような言葉に反応しやすくなると思います。

つまり、赤の性格の特徴を持っている人は

自分でも強い言葉を使い、相手の強い言葉に対して反応することになります。

 

ちょっとイメージしてみてください、

人には無意識にアンテナみたいなものがあって

そのアンテナで受信するのが性格の特徴によって決められるようなイメージです。

 

だからこそ、口癖のように強い言葉を使っていれば

自分のアンテナは自分のよく使う言葉に反応して近寄っていくというわけです。

 

赤の特徴を持った人は

強い言葉やはっきりした口調にアンテナが反応して

相手に対して敵対心や競争心を抱く傾向にあるので

どうしても、イライラが多くなったり

相手に勝つために強い言葉を使ってしまうというわけです。

 

普段自分が使う言葉で同じような言葉に反応して

また同じ言葉を使う。

これが、自分も相手も気持ちよくなる言葉だったら

双方の心は満たされ気持ちも安定しますが

どちらかが不快感を抱く言葉だったら

自分も相手もいい状態にはなりません。

 

言葉には「言霊」があるとよく聞きますが

これは日本の文化でもあって

言葉一つひとつに何らかの力があって

人の心に影響をしていると言われています。

 

個人的には占いを信じるほうではありませんが、

「言霊」に関しては理にかなっていると思っていて、

トレーニングをするうえでも

大事にしているところでもあります。

 

言葉のチョイスはそれぞれ違うので

自分がどんな言葉を癖のように使って

どんな言葉に反応しやすいのかを

見つめ直してみてはいかがでしょう。

 

問題を抱えている人は

その問題は言葉のチョイスなのかもしれませんよ。

 

2023-02-07 23:52:00

つい当たり前に思ってしまうけど...

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虫の声を心地よく聞こえるのは日本人とポリネシア人ということをつい最近知りました。

 

皆さん知ってました?

 

どうやら、西洋人は虫の音を機械音や雑音と同様に音楽脳で処理するのに対して、

日本人は言語脳で受け止めるということが実験で証明されているそうです。

(東京医科歯科大学の名誉教授・角田忠信氏)

 

今まで秋になると鈴虫やコオロギなどの虫の声を聴くと秋だなぁ~

と感じたりしていたことが、西洋人には道路工事の雑音として聞こえてるなんて...

ちょっと驚きです。

 

今まで、当たり前だと思っていたことが当たり前じゃないんだということを

思い出しました。

 

わかっていたはずなのに、気が付くと「当たり前思考」になってしまっているですよね。

 

私の兄は、26歳という若さでこの世を去りました。

また、幼馴染も45歳という若さでこの世を去っています。

 

その時は、今私が当たり前のようにご飯を食べたり、仕事をしたり、人と会話をしたり

生活のすべてが当たり前じゃないんだと感じていたはずなのに、

生活に追われ、当たり前にしてしまっていることが多くなってしまいます。

 

両親が元気で暮らせていること

毎日美味しいご飯が食べられていること

しゃべれること

手足が動くこと

 

まだまだ書ききれませんが、

人はどうしても多くを望みもっともっとと要求してしまいます。

 

母親だから家事をするのは当たり前?

父親だから強くて当たり前?

子どもだから言うことを聞くのは当たり前?

 

こんな風に○○だから当たり前、○○してもらうのも当たり前。

でも、もしかしたらあの時命を落としたのは私だったかもしれない。

事故や病気で亡くなる人も、何か理由があったのではなく、

悲しい偶然なのだと思うんです。

 

だからこそ、今私がこうやって何不自由なく生活しているのも、

たまたまいろいろな難から、たまたま逃れられているんだと思うんです。

 

今出来てないことや、ああなりたい、こうなりたいことばかりに目を向けて

今の出来ていることを見失うからこそ、将来に過剰に不安を感じたり

理想ばかりが高くなって、できない自分を責めて落ち込んだりしちゃうんだと思います。

 

もちろん、目標や夢は大切です。

でも、今の自分の出来ていることに目を向けなければ目標や夢にもたどり着けないと思うんです。

 

私自身も、できないことばかりに目が行きがちなので出来ていることを

日記のようにノートに書いてみようと思います。

 

追記

つい先日、数年前に亡くなった幼馴染の話が出て、

最後にLINEでくれたメッセージを思い出しました。

「あなたの今している仕事や進む道は絶対間違ってないから大丈夫!」

私はこの言葉があるから、今の仕事を続けていられるのだと思います。

そんなことを思いだしていたタイミングでこの虫の声の話。

やっぱり当たり前なことはないんだとじみじみ感じています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

2023-02-05 22:51:00

怒りについて

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「怒り」この感情が邪魔に思う人がほとんどかもしれません。

 

誰しもが、怒らず穏やかに暮らせたらどんなにいいかと思っているでしょう。

人間は感情の生き物なので、「怒らず暮らす」ことは不可能です。

かといって怒りの感情に囚われてしまうと

心の余裕がなくなって、何に対してもイライラしてしまいます。

そういう時は、楽しもうと思って出掛けても

イライラすることに目が行って結局楽しむことが出来ないなんてことになってしまいます。

 

 

ちょっと想像してみてください。

ご自身の周りでも、

怒りっぽい人と、穏やかで怒る姿を見たことない人っていませんか?

 

その違いは何でしょうね?

 

怒りは、「言葉」や「態度」「状況」など、

今起きていることに対して不快感を感じたときに出る反応みたいなものです。

なので、どんな人の心にも怒りは存在しています。

怒りっぽい人と穏やかな人の違いは

「怒り」の感情があるか無いかではないんです。

 

怒りっぽい人、はその怒りを多くの人に話してしまう人で、

穏やかな人は、どうしても我慢できない時にだけ信頼できる人に一回だけ話す人なんです。

 

ちょっと極端ではありますが、

 

怒りっぽい人の行動は不快感を怒りで解消しようと人に話してしまうのです。

そうすると脳内でどんなことが起きるかというと、

怒りをぶつけるとその時はなんだか頭がスッキリします。

それは、脳内で麻薬にも近い物質が出ていて快楽を感じていて、

その快楽を欲しくてまた人に話したり、新たに怒れる出来事を探してしまうんです。

ダメだとわかっていても脳が勝手に要求しているんです。

 

逆に穏やかな人は、不快を感じて「怒り」の感情が沸いてもほとんど人に話さないんです。

そうすると脳内の麻薬に近い物質が出る回数や量は最小限で

欲求に繋がらないので、穏やかに過ごせるというわけです。

 

「怒り」の感情は悪者ではなく

「怒り」感情があるからこそ、ここぞ言う時にはやる気になったり

どうしても達成したいことに対しても力が沸きます。

 

外部からの刺激、言葉や態度、また状況などを受けたときに感じる不快感を

どう処理するかで怒りに支配される生活を送るのか

穏やかに楽しむときは楽しみ、本質の自分でいきられるかが決まってしまいます。

いつもイライラして些細なことにも怒ってしまう人は自分の行動を振り返ってみてください。

 

ただ、不快に思ったことをため込みすぎちゃうと心が悲鳴を上げるので

そんな時には信頼できる相手に少しだけ聞いてもらいましょう。

 

この「怒り」の感情は大事なんだけど、扱いにくいものなのです。

 

いくつか対処方もありますが、

長くなっちゃうので、またの機会に。

2023-02-02 23:35:00

学びは一生

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今年に入ってから、初めての事や再開する事が多くなってきてます。

 

新しく学ぶこと、前に学んでたことの学び直しを今年1年かけてやっていきます。

 

なぜ学び直しをしようかと思ったのかというと

昨年の年末にふと目に入ったフェイスブックの広告。

 

前に勉強していた心理学、「交流分析」とアロマのコラボ講座で

近くでの開催だったのと、数年前に恩師が引退されたので

今自分が実践していることがずれていないか知りたくて、

早速申し込みしました。

 

講座を受講してみて、

やっぱり交流分析は面白い!

もっと、もっと知りたい!

と学びたい欲がフツフツと沸いてきたんです。

 

現在、色彩メンタルトレーニング教室をしている中で

伝えきれてないところや、まだまだ足りてないなって

もっともっと引き出しを増やしたいって思っていた矢先の出会いでした。

 

 

学びたい、学び直したいとは前から思ってましたが

私にとっては何を学ぶかより、誰から学ぶかが重要で

ずっと「誰かいないかな~」と思っていたんだと思います。

ここへきてその思いが叶う出会いがあったことが嬉しくてたまりません。

 

 

もう1つは、ある人がFacebookでシェアしていたのを見て

興味が沸いてサイトにアクセス。

そこには動画があって、

もっと自分を掘り下げたくなって受講を決めました。

 

もちろん、教室に足を運んでくれている生徒さんに少しでも

還元出来たらと思う気持ちが大きいですが

自分のためにも学びたいし、身をもって表すことが出来たら

安心してもらえるとも思っています。

 

恩師が「学びは一生」とおっしゃっていて

まさにその通りだと思っています。

 

 

いつも思うんだけど、

私は出会いに恵まれていて、

面白いと思うことを一緒に進めてくれる仲間がいたり

話を聞いてくれる人がいたり

アドバイスをしてくれる人がいたり

色々な人の支えで今があるんだと実感してます。

心から、ありがとうございます。

 

 

これからも、どうぞよろしくお願いします。

2023-01-30 02:06:00

自己肯定感について思ったこと

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あるサイト記事を読んでいたら

「もっと自分を愛そう」キャンペーンという文字が。

確かに今は「自分を愛そう」と聞くことも多くなりました。

でも、その自分を愛することが出来る人ってそう多くはないと思うんです。

 

 

目に留まった記事はこちらから↓

「もっと自分を愛そう」な時代の空気がちょっとしんどい、僕の話

 

 

かくゆう私も自分を愛せているかというと...

自信を持って「自分が好きです」とは言えないかなぁ

ダメなところとか嫌いな自分は少なからずあって、

それが私なんだと思っています。

例えば、年齢もその対象で

老眼だったり、昔ほど体力が続かないのも事実。

もう年だからダメだと過剰に落ち込むことはありませんが

じみじみ実感はしてます。

 

仕事柄「自己肯定感を高めましょう」と言っていますが

私が思う自己肯定感とは

人にはいい部分とダメな部分が共存していて、

そのいい部分とダメな部分を、まるっと受け入れることなんだと思います。

ダメな部分を拾い出していい部分なるように改善してから

受け止めるのではなく、今のままの自分をです。

 

その時に、ちょっとしたコツがあって

ぼんやり受け止めるのではなく、

いい部分と、ダメな部分をしっかり明確にすることなんです。

何度も、何度も自分に問いかけ

今どう思ってるのか、何を感じてるのか、

気持ちいいのか悪いのか、好きなのか嫌いなのか。

感情的にではなく理性的に自分を把握し

それをまるっと受け止めるんです。

自分を好きになるというよりも、

どんな自分でもいいんだと認めることが自己を肯定することなんだと思います。

 

自分のダメなところは周りに補ってもらって

自分のいいところは周りに協力する。

 

そうやって、多くの人が「お互い様」の気持ちを持っていたら

人間関係もうまくいくのではないかと思うんです。

「お互い様」精神が広まるといいな。