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「ネガティブ」と上手に付き合うコツ 1
ネガティブはダメだと思っている人、ネガティブな自分を好きになれない。
ネガティブな感情や思考はよくないと思っている人は少なくないと思います。
ネガティブな感情や思考を消そうと思ってかなりの労力を費やしてもなかなか消えるものではなくて、
それでもネガティブな感情や思考は楽ではないので
さらに頑張って消そうとする。
でもね、消えないんです。
なぜかというと、人間にとってネガティブも重要な役割があるからです。
今まで生きてきて悲しいことや不愉快なことも経験してきたはずでその時の思いは
二度と味わいたくはないでしょう。
素早く悲しいことや不愉快なことになりそうなことに気づくために、
ネガティブな感情や思考が必要というわけです。
いわば、ネガティブは自分を防衛するためのもので、人間にとって必要不可欠。
だからこそ、消えないんです。
消えないものなので、消すことに力を注ぐのではなくネガティブと上手に付き合って
ポジティブとのバランスを保つことが必要なんです。
「ネガティブと上手に付き合うコツ」は、
まず、ネガティブは消えないことを自覚することなんです。
そうすることがネガティブと上手に付き合う第一歩。
ネガティブはダメではなく、自分を守ってくれているものとして大事にして
ネガティブを消すことではなく、自分のネガティブはどんな経験から生まれたのか
思い出して、その経験を「よく頑張った」と労ってください。
少しづつですが、ネガティブな自分でもいいじゃんと思えるようになってきます。
そうなってきたら、第二段階です。
第二段階についてはまた記事にします。
「性格は変えられる?」
答えはNoです。
人の価値観や考え方は3歳くらいで土台ができて
10歳くらいまでには確定すると言われています。
なので、性格の根幹の価値観や感情の部分は
10歳くらいで確定してそこを変えるのは難しいのです。
性格を変えることが出来ないなら、
このまま生きずらい人生を歩まないとなの?
会社にいるあの人とはいい関係は築けないの?
と落胆する人もいるでしょう。
ご心配なく!
性格(本質)を変えるのではなく、
変えることが出来る理性の部分をトレーニングすることで
性格自体は変わらなくても相手に与える印象や人との付き合い方は変えられるのです。
まずは、「今、私悲しいんだ」「今、私嬉しいんだ」など感情を
ジャッジすることなくそのまま受け止め
次に相手と自分双方がいい状態にするにはどうするのか考え、理性的に行動に移すことで
今までは感情に振り回されてたのが少しづつ落ち着いてきます。
しかし、
自分の感情を受け止めるには自分自身をよく知らないとなかなかうまくいきません。
どんな時にどんな感情が生まれるのか、
何に対してどんな感情を抱くのかを日々意識しながら
過ごしてみるだけで、思いもよらない自分が発見できます。
私のトレーニング教室でも「日々の感情を書き出す」課題を出していますが、
「こんな感情が多いんだ」「こんな風に思うことがあるんだ」
とあらためて気づくことがあるとおっしゃいます。
自分の感情と向き合う時間を作ってみてください。
思いがけない発見ができるかもしれません。
「心の貯金箱」
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私たちは誰でも「心の貯金箱」を持っています。一つは「プラスの貯金箱」
もう一つは「マイナスの貯金箱」です。
皆さんは今まで生きてきた中で「楽しかった記憶」がありませんか。あるいは褒められて
嬉しかったこと、慰められて元気になったこと、悩みを聞いてもらって「生きる力」が強く
なったなどの記憶がありませんか。それらは「プラスの貯金箱」に保管されているのです。
反対に不愉快な出来事や嫌な思いをした記憶があるとしすれば、それは「マイナスの貯金箱」
に保管されているのです。
人は誰でも、この二つの貯金箱をもっています。
「プラスの貯金箱」は「生きる力・生きていく力」を強くします。
反対に「マイナスの貯金箱」は「生きる力・生きていく力」を弱くしてしまいます。
大人の皆さんは人から褒められる機会が少ないかもしれませんが、そういう場合は
「自分で自分を褒める」ことで「プラスの貯金」ができます。また「あの時は頑張ったなぁ」
など自分自身を褒めればいいのです。また「自分にご褒美をあげよう」とよく言われますが、
これはまさしく「プラスの貯金」です。
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私が心理学を学び始めたころに先生から資料で頂いたものそのままのせてみました。
これを読んだときに頭の中に「ピンクのぶたさんの貯金箱」が浮かんでいいことがあると
コインがチャリン~って貯まるイメージでした。
不愉快なことや嫌なことがあると貯金箱からコインが抜け落ちるイメージです。
イメージしているとごちゃごちゃした頭の中が少し整理され、あ~いま貯金が少ないなぁ~
と思ったときは今できていること今日頑張ったことなどを思い浮かべます。
そうすると「プラスの貯金」が貯まりはじめて自然と優しい気持ちになれたりしています。
人にやさしくなれないなぁ~と感じたとき、あなたの「心の貯金箱」にはどのくらいのコインが
入ってるのでしょう?
イメージしてみてください。
人間関係には相手を想像することが大事
皆さん、お子さんに30点の答案用紙を見せられた時どうします?
怒る?叱る?嘆く?
少なからず褒めることはないですよね?
もちろん、テストが点数だけみると穏やかではいられないですよね。
お子さんの将来を思うと心配でで、勉強をしてほしいと思うのが親心です。
でも、その前に想像してみてください
お子さんが自ら答案用紙を差し出したならどうでしょう、
そのお子さんは「きっと怒られる」「こんな点数恥ずかしい」など
出来ることなら知られたくないだろうし、隠したいでしょう。
凄く勇気を振り絞って親御さんに渡したはずです。
怒ったり、叱る前にそこは「勇気を出して見せてくれたんだ」と認め、そこを労ってから
𠮟るなり、アドバイスしてみる。
このことは、大人の世界でもおおいに言えることで、相手が今何を思い行動として現れているのかを
想像することがコミュニケーションの第一歩です。
どうしてこんな言葉を使うのか、どうしてあんな態度をとってしまうのか
相手がそうすることしかできない環境、状況を想像すると、
なるほど、仕方がないかもと少しだけ受けるダメージが減ると思います。
これは相手を褒める時も同じで、どんなことを褒めると喜ぶのだろう、褒めてほしいと思っていることは何だろう
と普段から相手を想像しておくのもいいでしょう。
コミュニケーションがうまくいかない時は思い出してみてください。
カードゲーム「moritomirai」プレ体験会@長野に参加してきました。
カードゲーム「moritomirai」プレ体験会@長野に参加してきました😍
このゲームは山梨県の「山梨日日新聞社」のSDGsプロジェクトから開発されたゲームで、
県のなんと約78%が森林の山梨県。
これは他人ごとではない😥
私の住んでいる長野県も約75%と全国でも10本の指に入る広さなのにもかかわらず
普段多くの人々が「森の未来」について考える機会は少ないはず。
イベントや仕事をしている中で少し森林や農業にまつわる活動に触れる機会があって
森林のことも気になっていた分野だったところに
たまたまこの会社に転職をしていた友人から
「moritomirai」というカードゲームのプレ体験会があると聞き
これはタイムリーではないかと参加してみました。
簡単に言うと
〇ペアになった方とミッションを達成する
〇参加者全員で自分たちの森(架空)森を豊かにする
をみんなで協力して達成するカードゲーム。
私たちチームの役割は「森の資源を販売する会社の販売員」
森の資源でお金を稼ぐのがテーマだったんですが
残念ながらミッションはクリアならず😥
なかなか難しかった😅
タイミングを見誤ったり、周りとのコミュニケーション不足が要因ではないかと。
これってリアルな世界でも同じことが言えるじゃん!
どこに視点をおいて何を動かすのか、誰と(どこと)協同して
何から始めるのか考えるってまさにリアルでも必要!
初めてお会いする方とコミュニケーション取りながらのゲームはとっても楽しかったです。
懇親会でも深いお話が出来ました。
いろいろな方と接点を持つと自分の世界が広がって思いがけない発見ができますよ😀