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2023-01-05 10:02:00

感情のコントロールをする前に

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「感情のコントロール」は多くの方がご存じの通りとっても難しい作業です。

感情のコントロールを我慢すること、否定することと捉えている人もいるかもしれません。

 

例えば、

怒りっぽい人が感情をコントロールしようと、

「怒っちゃダメ」と言い聞かせて、怒らないように我慢する。

一時的には、我慢することで怒りの感情を抑制することができるかもしれませんが

我慢することでストレスが溜まり、限界を超えると大爆発して大ごとになってしまいます。

 

我慢をする、感情そのものを否定するやり方にはどうしても限界があります。

 

そこで、コントロールしようと思う前にやらなければならないことがあるんです。

それは、

自分の感情を理解することなんです。

ここが意外と難しくて、どうしても怒りや妬みなどのマイナスの感情は

いいものではないので、無意識に悪いことと判断してしまい

視点が「ダメだ」に向いてそれを何とかしようとしてしまうのです。

そもそも感情は脳の反応なので反応したものを消し去ったり

なかったことにはできないのです。

 

感情は、喜怒哀楽で表現されますがもっともっと複雑で難解なものなんです。

 

感情は無意識に反応として出るものなので、毎日何かしら行動することで反応として湧き上がってきます。

日記をつけるように、今どんな感情なのか自分に問いかけメモすることで日々どんな感情が動いているのか

どんなことにどう反応しているかがわかるようになります。

 

プラスの感情は基本的に害があるものではないので、素直に受けとめることもそう難しくはないですが

マイナスの感情はなかなか向き合うのが難しいはずです。

 

まずはマイナスの感情に焦点を当てて、書き出してみてください。

 

 

マイナスの感情の例として

 

怒り、イラつく、屈辱、恐れ、不安、焦り、軽蔑、無力感(やる気なさ)、動揺、後悔、恥ずかしい、悲しい

切ない、情けない、罪悪感、敵意などがあります。

 

ごく一部ですが参考に。

 

感情のコントロールをする前に、自分はどんな反応(感情)なのかをありのまま理解することを

意識してみてください。

 

実は、この作業が感情のコントロールに大きく影響するので、

意識することで案外コントロールに繋がったというケースも多々あります。

 

感情に振り回されて疲れてしまう人は是非試してみてください。

 

 

 

2023-01-03 15:00:00

色彩メンタルトレーニングについて

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あけましておめでとうございます。

今年はいろいろチャレンジの年になります。

インストラクター講座や県外での講座など

トレーナーの皆さんと楽しみながらチャレンジしていきます。

皆様どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、新年の最初のブログなので、

色彩メンタルトレーニングに込めた想いを残しておきたいと思って。

 

(色彩メンタルトレーニングがどういうものかはHPでご紹介してますので

そちらをご覧ください。)

 

元々カラーセラピストだった私がコミュニケーション心理学でもあるTA(交流分析)に

出会ったことで色彩メンタルトレーニングが出来ました。

その心理学の恩師が

「何度も何度も繰り返して心に落としましょう」と毎回おっしゃっていて

最初は何のことやら?ですよ。

でも、勉強を進めていくうちにイライラが少なくなってたり、

気が付くと家族が変化してたりと、思いがけないことが続いたので、

恩師に聞いてみると、

「そういうことなんですよ」と。

繰り返し、繰り返しやってみることでその行動が無意識で出来るようになる。

意識して気を付けてやるのはそこまでで、あとは自然とその行動になっていく。

ということでした。

 

その時に、「多くの人は学んだ方が心の病の予防になるんだ」と思ったのです。

視覚的イメージできる色彩心理学を学んできたのでうまく融合できないかと

考えたどり着いたのが「色彩メンタルトレーニング」でした。

 

色彩メンタルトレーニングは心を健やかに保つための道具の一つだと思っています。

多くの人がこの道具(色彩メンタルトレーニング以外も含めて)手に入れ、

自分なりの使い方や、自分なりのメンテナンスをして

コミュニケーションをとる特にうまく使えれば今の休職者の増加や精神疾患の予防

につながると思っています。

 

会社組織だと数人、チームに1人でも心の専門家がいたら社内の人間関係で時間を

取られることもなく業務に集中ができて、生産性も向上するはず。

 

今年のb.ぱれっとの目標は1人でも多くトレーナーを育てたいと思っています。

遠い秋田で頑張っている、トレーナ仲間の「セラピーハウス いろは」沈朱里さん

はじめトレーナ仲間とともに目標に向かって進みます。

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どうか皆様、応援してもらえると嬉しいです。

2022-12-30 16:54:00

今、悲しい気持ちや辛い気持ちを抑えて頑張ってる人へ

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今年の終わりに自分の話ですが (;^_^A

現在は、色彩メンタルトレーナとしてお仕事をしてますが、

20代の後半にうつ病を発症しました。

兄の他界や離職、家族との関係いろいろが重なったのが大きな要因だったと思います。

 

 

今思い出すとその時って、自分の気持ちは誰にもわかってもらえないと思い込んでいた気がします。

孤独で淋しいくせに誰にも頼れず、一人で何とかしようと思ってもうまくいかない、

でも周りに迷惑をかけたくないから強がって「大丈夫、大丈夫。」と強がってばかり。

いっそのこと私なんていなくなった方が誰にも迷惑をかけなくていんじゃないか、

「お兄ちゃんの代わりに私が死んじゃえばよかった」

と思う日々が続きました。

 

そんな時、めまいや下半身に力が入らなくなって、やっと病院に行くことに。

その時たまたま受診したのが心療内科で、(今思うと何の巡りあわせ?)

その時のやり取りは、

 

担当医 「最近何かつらいことがありましたか?」

私   「特に何も」

担当医 「ここは話してもいいところだよ、僕以外は誰もいないし」

私   「・・・」

担当医 「・・・」

私   「しいて言うなら兄が事故で亡くなりました」

担当医 「辛かったね、泣くの我慢しなくていいんだよ」

私   「・・・」

担当医 「一人で頑張ってたんだね」

私   「号泣」

 

最初はやっぱり話すことが出来ませんでした。というより

悲しい、辛いという気持ちに気づいてなかったといった方がいいかも。

「泣いてなかった」ことにようやく気づいたんです。

 

人生を左右するような悲しい出来事があると、「頑張らなくちゃ」「しっかりしなきゃ」

という気持ちの方が先に立ち、子供の時のように素直に泣きわめいたりすることが出来なくなります。

 

もしも今、人生を左右するような悲しい(辛い)出来事で、泣いてしまわないように頑張っているひとがいたら、

どうか、信頼できる相手、家族、友人、パートナー、それも難しいようなら、

専門家(医師、臨床心理士、カウンセラー、セラピスト)に話を聴いてもらってください。

そして、我慢したり、「くよくよしてたらダメ」とか、自分の気持ちをジャッジしないで。 

 

そして、周りに悲しい(辛い)気持ちを抑えて頑張っている人がいたら

どうか、その人の話を聴いてください。

アドバイスや同情するのではなく、「悲しいね」「辛かったね」「頑張ってるんだね」と声をかけてください。

 

辛くてどうしようもない人に、安心して自分をさらけ出せる場所や相手が見つかりますように願ってます。

 

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今年1年、出会いもたくさんありました。

たくさんのご縁と、教室や講座に足を運んでくれた方々に感謝でいっぱいです。

ありがとうございました。

 

来年もよろしくお願いいて致します。

2022-12-28 09:24:00

「ネガティブ」と上手に付き合うコツ 2

ネガティブが心を防衛するためには必要なものというのは前の記事でお話しました。

 

過去記事はこちらから

 

人は生まれてからの体験を無意識の中に保管していきます。

もちろん、ポジティブもネガティブも同時に保管します。

その保管した記憶の中でも防衛になるネガティブはいち早く思い出す必要があります。

ネガティブな自分をどうにか変えたいと思う人も多いと思いますが、いち早く思い出す必要があるものなので

どうしても先にネガティブにたどり着いてしまうのです。

 

あなたのまわりにポジティブな人もいるでしょう、その人は決してポジティブな感情だけで生きているのではなく

最初にたどり着くネガティブな感情の処理が上手な人なんだと思います。

 

ネガティブとポジティブは混在していて、だだネガティブの処理がうまくいっているかの差なので

ネガティブな人がポジティブな人に切り替わるわけではないんです。

 

記憶された体験の中には古くて今の状態には合わないものもしっかり保管されているので

定期的に整理をする必要があるのです。

 

言葉だけだと伝わらないですよね。

では、鍵のついた宝箱をイメージしてみてください。

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頭の中にはいくつもの宝箱があって、その一つ一つにはその時に体験した出来事や感じたことがしまわれています。

その宝箱を開けるには鍵が必要で、その鍵となるのが視覚や嗅覚でその時に見たもの、嗅いだ匂いでその宝箱を開けるのです。

 

皆さん、「あっ!この匂い懐かしい」と昔の情景を思いだしたことはありませんか?

 

普段は無意識の奥底にしまわれていて思い出さないことも、色や風景、匂いなどで思い出した経験があるのではないでしょうか。

 

その視覚や嗅覚を上手に使って宝箱を開け、その中身を今の自分に合うものだけ残してあとのものを整理します。

例えば、小学校の時に意地悪をされて嫌な思いをしたとします。

その時の出来事が宝箱に入っているとして、その時目にした色やにおいなどが鍵となります。

私が扱うのは色彩なので、色のイメージで宝箱を開ける感じです。

そして、中身を見て今の自分に照らし合わせて防衛としては役に立たなくなったものを捨て去るのです。

もちろんポジティブなものは残します。

 

そうやって、定期的に必要なものと必要なくなったものを整理することで必要以上にネガティブな感情に振り回されず

危険なものからは守られるといった具合になるのです。

 

色彩メンタルトレーニングはその作業を時間をかけてやっていきます。

ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。

2022-12-26 10:51:00

承認欲求について考えてみました

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承認欲求をWikipediaで調べると、

「他者から認められたい」「自分を価値のある人間として認めたい」という

願望であり、「尊敬。自尊の欲求」とも呼ばれる。

と出ています。

 

誰しもが「人から認められたい」「自分を価値ある人間だと思いたい」という気持ちを

持っていて、その承認欲求を満たす行為は決して悪いことではありません。

だだ、それが過剰に働いてしまうと相手が不快に感じてしまうのもまた事実です。

 

承認欲求を満たす行為として、「褒められる」「認められる」「慰めてもらう」などの

プラスの行動で満たされます。

 

承認欲求が満たされない場合、「悪口を言う」「けなす」「怒る」などのマイナスの行動

をプラスの行動の代替えとして使ってしまいます。

 

本当はプラスの行動で満たす方がいいに決まってますが、「満たす」というミッションを

遂行するために一時的に承認欲求を満たすことが出来る、代替えとなるマイナスの行動を欲してしまうのです。

マイナスの行動で満たそうとしても、満たした気になっているだけで全く満たされてはいないので、

また更にマイナスの行動をしてしまうのです。

冷静に考えることが出来る時には、プラスの行動がとれるでしょう、しかし気持ちに余裕のない時や

話を聞いてもらえなかったり、認めてもらえないことがづづく時には瞬間的にでも満たしてくれるマイナスの行動を代わりに

使ってしまうのです。

 

大人になると褒められたり、認めてもらっていることがわかる言葉をかけてもらえることが

少なくなるので、代替えを使うことが増えてしまうのです。

 

想像してみてください、

相手を褒めたり、認めたりするのはなかなか難しいと思いませんか?

半面、人の悪口を口にしたり、怒りを相手にぶつけるのは意外とあっさりできちゃいませんか?

 

ほかの人も同じで、

残念ながらマイナスの行動はたやすくできてしまうものです。

だからこそ、承認欲求を満たされてない時に限ってマイナスの行動をしてしまうという悪循環を生むんです。

 

じゃあどうすればいいのか!

 

人の悪口を言ってしまいそうなときや、相手を否定してしまいそうなときは

自分の承認欲求が足りてるのか見つめ直して、足りてないと思う時ほど

相手のいいところ見つけて認めたり、困ってる人がいたら手を差し伸べて

相手に喜んでもらえたら自分の承認欲求も満たされるんです。

 

そうです、認めてもらいたい、褒められたいと思ったらまず先に自分から

相手にプラスの行動をすることを意識してみてください。

 

代替えのマイナスの行動が減って、相手からもプラスの行動を受け取る機会が増えて

承認欲求が満たされ、心が安定してきます。